2009.06.18(木)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 レタス栽培 パネル洗浄

 
私たちのレタスは「パネル」と呼ぶ発泡スチロールの板に穴のあいたものに植えられています。
私たちはそのパネルの上部(葉っぱのある方)を「地上系」と呼んでいます。
反対にパネルの下部(根のある方)は「地下系」ですね。
 
パネルの「地下系」には養液が霧になって吹きつけられています。
このために「噴霧水耕」に分類され、私たちは「霧の畑」と称しています。
前にも説明しましたが、養液には雑菌がいっぱいいます。栄養分豊富ですから当然ですね。
その養液を地下系には十分噴霧しますが、商品となる葉っぱ(地上系)には漏れないように
しています。
 
そんな重要な「パネル」は地下系部分は汚れます。
だから、きれいに洗わなければなりません。高圧洗浄機で洗います。
そのあとに「ピュア水」と呼ばれる「殺菌作用」はあるけれど、殺菌後は水に戻ってしまう溶液に
漬けます。その写真をお見せします。
panelsenjyo1.jpg
 
エプロンをした
新人君が
ピュア水に
パネルを漬けて
いるところです
 
 
 
 
 
panelsenjyo2.jpg
 
アップです
パネルを
何枚も
ピュア水に
つけるために
上から押えて
います
 
 
 

2009.06.17(水)

未来の野菜を作る 野菜工房ブログ 1万アクセス突破

 
野菜工房ブルグも遂に「1万アクセス」を突破しました。
筆者としては感無量です。
昨年の12月にブログを始めて約6ヵ月で達成です。
(実はこのカウンターは当初ついていなかったので実際にはもう少し多い人がアクセスして
 いるはずです。カウンターが付いたのは12月末だったと思います)
 
埼玉の田舎で始めたブログが一万アクセスというのは筆者自身では満足しています。
もちろん、もっと多くのアクセスのあるサイトはいくらでもあるのでしょうがブログ初心者としては
うれしい限りです。
 
本音を言うと当初の工場建設時点では書くことがいっぱいあって一日に2~3通のレポートを
入れたいというくらいだったので、最近は「何を報告したらいいかな?」と悩むことが多くなって
います。また、実務を追いかけることが多くなり時々さぼってしまうこともあります。
反省しています。
 
今後は植物工場の日々も従来通り報告しますが、少し視点を広げてみたいと考えています。
植物工場の報告2件に、秩父紹介・その他雑多1件くらいの割合が良いかなと考えています。
いずれにしても、見て頂く方に興味を持ってもらえるものを頑張って続けていきたいと思います。
今後も応援お願いします。

2009.06.16(火)

秩父良いとこ一度はおいで お菓子な郷

 
秩父にはお菓子屋さんがたくさんあります。
多分、他の地域に比べて「和菓子屋」さんの数がかなり多いと思います。
ある人によると昔から文化が発達したところには「和菓子」の老舗が多いそうです。
 
その説明が本当に正しいのかは分かりませんが、秩父は江戸時代からかなり裕福な地域で
あったことは事実です。
織物を蚕から製品まで一貫生産して、秩父で市が立っていたことを考えるとお金(現金)が
ある程度集まっていたことは想像できます。
 
その数ある「和菓子屋」の有志が「お菓子な郷推進協議会」というのを作り、秩父の新しい
名産品を作ろうと頑張っています。
今までに、「カエデ糖」(メイプルシロップ)を作り、それからいろいろなお菓子を作りました。
その新しいお菓子がお菓子のオリンピックである「モンドセレクション」で2年連続入賞して
います。詳しくは次のサイトを見てください。http://www.okasinakuni.jp/
 
また、次には「幻のさつまいも」と呼ばれている「太白芋」を復活させて(農家に栽培してもらい)
それから新しいお菓子を作りました。
 
皆さんも、一度秩父に来てこれらのお菓子を食べてみてください。
西武秩父駅の土産物屋さんにもありますし、秩父地場産センターにもあります。
 
 

2009.06.13(土)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 北海道千歳市 千歳屋食堂

 
今回は野菜工房とは全く関係のない筆者個人の思い入れからブログジャックをして
「千歳駅前 千歳屋食堂」のことを書きたいと思います。
無農薬レタスや秩父の記事を期待して見に来てくれている人にはごめんなさい。
 
筆者はかつて北海道千歳市に一年間だけですが単身赴任していたことがあります。
その際に初めての北海道の冬の寂しさを慰めてくれたのが「駅前食堂 千歳屋」です。
ここは雪がちょっと多く降ると潰れてしまうのではないか? 北海道には珍しい台風が来ると
吹き飛ばされてしまうのではないか? といつも心配している「飲み屋さん」です。
千歳屋のHPを見てください。 http://www.geocities.jp/ekimaechitoseya/index.html
 
この千歳屋がついに「移転」(くれぐれも閉店ではありません)することになったと北海道新聞に
でかでかと報道されました。
もう5年も離れている筆者にも新聞記事が送られてきました。
創業者の孫である「マスター」がトレードマークの黒いTシャツを笑っている大きな写真が新聞に
出ているのです。
 
この千歳屋は一元の客ではまず入ろうと思わないたたずまいです。
勇気を出して入っても「もう絶対ヤダ」と言う人が半分くらいです。
残りの半分の人は「面白い店だね」と言いますが、その後もう一度来る人はたぶん10%も
いないでしょう。
でも、はまる人ははまります。筆者もその一人です。
自宅のすぐそばにあったということもありますが、週に2~3回に抑えるのに苦労した覚えが
あります。単身赴任の寂しさを癒してくれた思い出の場所です。
移転しても新たなお店で明るい将来を作ってくれるマスターでしょうが、筆者は多少感傷的に
なっている今日この頃です。
野菜工房とは全く関係のない個人的なブログでした。
 

2009.06.12(金)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 レタス以外の作物 パセリ・バジル

前回は「青しそ」「赤しそ」の2種類を紹介しましたが、今回は「パセリ」と「芳香性バジル」です。
 
無農薬のパセリというのは市場にほとんど内容です。
業界では「砂を噛む」というようですが、砂やほこりなどの「異物」を葉っぱの中に取り込んで
しまうので「異物除去」も大変なので、洗わずに使える「パセリ」は非常に市場性があると
言われています。
paseri.jpg
 
株の根元から
切ってしまう
のではなく
枝を採取します
大元の幹から
また枝が出ます
 
 
次は「芳香性バジル」です。
ハーブの中でも「香りの強い」ものとして期待しているものです。
ピザやスープなどにちょっと入れると香りが全く変わるので良いと思っています。
bajiru.jpg
 
葉っぱが
いっぱい
あるでしょ