2012.06.29(金)

秩父良いとこ一度はおいで 田園風景 6月28日

 
久々に秩父の田園風景をご紹介します。
何度か説明していますが、秩父地域には「田んぼ」はあまり多くありません。
大きな田園風景は、会社のある「大田地域」と筆者の自宅のある「蒔田地域」くらいです。
 
6月28日に蒔田の田んぼの写真を撮りました。
karugamo nouhou.jpg
 
いわゆる
「カルガモ農法」
ですね
カルガモが分かりますか?
 
 
 
 
karugamo nouhou close-up.jpg  
アップにしてみました
カルガモの形も
分かりますね
 
 
 
 
カルガモ農法をやっている人はそんな多くありませんが、ちょうど通勤の途中で発見したので
写真を撮りました。
筆者は知らないのですが、夜はどうしているのでしょうかね? 
農家の人が家に連れて帰るのかな? それとも一晩中田んぼにいるのかな?
 
den-en fuukei 28june2012.jpg  
田んぼの全体の雰囲気は
こんな感じです
ゆったりとした田園風景です
 
 
 
 
これから稲がだんだん大きくなってくるので、時々紹介したいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 

2012.06.28(木)

秩父良いとこ一度はおいで その他地域 慶応イノベーションビレッジ

 
筆者は仕事の打ち合わせで神奈川県藤沢市にある会社を訪ねました。
その会社は「慶応イノベーションビレッジ」内にあるということで、埼玉県秩父市から3時間半かけて
行って来ました。
 
慶応と名前に付いていることと、藤沢市ということで、お分かりになる方もいらっしゃると思います。
このイノベーションビレッジは「慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス」の一角にあります。
 
先方の会社に伺ったところ「中小企業基盤整備機構」「慶応義塾大学」「神奈川県」が共同で
将来性のある新しく創業した会社に事務所や工場を「安く」提供するという場所です。
SFC IV gaikan.jpg
 
ちょっとしゃれた
外観ですね
 
 
 
 
 
 
SFC IV kanban.jpg
 
建物に付いている
看板はこんな感じです
右下の小さな緑のロゴは
「中小機構」と書いて
あります
 
 
慶応大学との技術交流をすることが入居する際の条件だそうです。
なんか「カッコ良い」ですね。
せっかく、3時間半もかけて行ったので打ち合わせの後に慶応のキャンパスにも行って
見ました。次回にその報告をします。
 
 
 

2012.06.27(水)

秩父良いとこ一度はおいで 秩父地域産業連携フォーラム(FIND秩父)

 
このブログでも何度か紹介したことがありますが、秩父地域産業連携フォーラム(通称 FIND秩父)
という団体があります。この総会・講演会・懇親会が昨日ありました。
 
このFIND秩父は「秩父地域」(秩父市及び秩父郡4町)の企業が集まって活動している団体です。
商工会議所になると基本的には市町村単位なので、秩父郡市全体の企業が一緒に行動しようと
いうのは貴重なのです。
 
秩父市を少しでも活性化しようと会員各社が部会を作って具体的な活動をしています。
その中には「ちかいなか(近い田舎と近い仲)」活動をする部会や太陽光を始めとした再生可能
エネルギーを検討する「未来エネルギー部会」など実際の商売につなげていく活動も多く
あります。HPを見てください。 http://www.find-chichibu.jp/
 
この総会及び講演会・懇親会が昨日あり、筆者も講演会と懇親会に参加してきました。
FIND kouenkai.jpg  
小水力発電への
取り組みや
秩父地域の新エネルギー
への取り組みが演題です
 
 
 
 
FIND logo.jpg
FIND秩父の
ロゴです
 
秩父地場産センターが
事務局を担当しています
 
 
 
講演会の後に懇親会がありました。
その会場は秩父地場産センタービル(秩父駅ビル)の3階のホールです。
FIND konsinkai.jpg  
ホールの舞台に
掛かっている幕です
秩父夜祭と秩父連山が
描かれています
 
 
 
 
㈱野菜工房もFIND秩父の会員になっています。
まだまだ、活発に活動している会員とは言えませんが、今後もなるべく参加していこうと
思っています。
 
 

2012.06.26(火)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 植物工場をめぐる状況その2

 
筆者は「生意気」ながら、植物工場に関するセミナーの講師や新規事業として植物工場を
考えている人や会社の相談にのることがあります。
また、短いですが文章を書くこともあります。
 
そんな中で感じることは「ネームバリュー」のある会社の方にはなかなか勝てないという
ことです。別に勝負をしているわけではないので「勝ち負け」ではないのですが。
 
世の中で有名な(ネームバリューのある)会社が何か発表すると、野菜工房が同じことを
言ったりやったりするよりも注目されるということです。
植物工場の設備販売などを考えても、有名な会社が「植物工場設備販売に進出」と発表
すると「信頼性のある設備」だろうと考える人が多いようです。
 
仮に、その会社に「商業規模の設備」を建設した実績が全くなくても「信頼性のある設備」だと
理解される傾向があります。
また、「○○○○大学」の技術を使っているとか共同で開発とかいうセールストークも非常に有効
なようです。
 
筆者はよく言うのですが「商業規模」の設備を「建設」したり、「運営」したりの「実績」が
どのくらいあるかが最も重要です。
「ハードがきちんとしている」ことは大前提で、「運営ノウハウ」(栽培ノウハウだけではない)が
備わっている会社の設備を検討することが絶対条件です。
 
大学や研究機関の「実験規模」の設備では「栽培ノウハウ」は得られますが、「商業規模の
運営ノウハウ」とは違うことを認識しなければなりません。
また、「小さな規模(日産100~200株)」で、「とりあえず勉強」してという考え方にも
筆者は否定的です。
 
商業規模(筆者は最低日産1000株だと思っています)での「運営ノウハウ」は実験設備の
ものと全く違います。
商業規模の運営ノウハウを「勉強したい」ならば、商業規模の設備のところで何ヶ月か研修
することしかないと思います。
 
植物工場は大きな初期投資が必要なので、実績のない設備や運営ノウハウがない会社から
設備を購入することは「大きなリスク」だと思います。
誤解をおそれずに言えば「実績づくり」のお手伝いになっても「しょうがない」という覚悟が
必要ですね。
 
筆者の非常に偏見に満ちたコメントでしたが、「その1」でもコメントしたように「植物工場業界
よりも外野が賑わっている状況」を考えると「外野」からは一歩離れた冷静な自身による
判断がより重要になるということを言いたかったのです。
 
 
 
 

2012.06.25(月)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 植物工場をめぐる状況その1

 
久々に植物工場をめぐる話題を何回かに渡って取り上げたいと思います。
本来このブログは「植物工場」に関するものなので植物工場の話題を取り上げるのは
当然のことなのですが、植物工をめぐる状況は「混沌」としているのでなかなかまとまった
文章にし難いということがあります。
 
植物工場は一般的には「将来性のある事業ですね」「面白いですね」「農業の将来を担って
いますね」などと「注目」される業界であることは事実です。
マスコミも取り上げやすい業界です。
しかし、実態は「混沌」としているというのが筆者の個人的感想です。
 
マスコミで取り上げる「植物工場」の実態を表している次のサイトをご覧ください。
http://innoplex.org/archives/tag/%E5%8F%82%E5%85%A5%E4%BA%8B%E4%BE%8B%EF%BC%88%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E6%A5%AD%EF%BC%89
 
上記サイトを見て頂くとお分かりの通り、「植物工場運営」についての記事よりも「植物工場の
設備販売」が圧倒的に多いのです。
特に、「大手建設会社」がそのネームバリューを使って「植物工場設備販売に参入」というのが
良くマスコミを賑わします。
また、「大手電機メーカー」が「LED」や「コンピュータ制御」などの「先端技術」を植物工場に
導入するための販売を開始などです。
 
「植物工場」業界が活発に活動しているという報道よりも、植物工場業界を「顧客」にしようと
考える業界のことが話題にされているのです。
それに刺激されて「新規事業」として「植物工場」を検討している人や会社がいるという状況です。
 
ちょっと冷静に考えれば分かると思いますが、ある意味「外野」が賑やかで「本丸」は「冷静」
ないしは言葉は悪いのですが「白けている」という状況のような気がします。
 
植物工場自体が「白けている」というのは「植物工場業界」に責任があるということは筆者自身
も十分分かっています。
私たちがどんどん活性化することが最も重要なことなのです。
頑張っていきたいと思います。