2009.01.08(木)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 電気工事 配電盤

 
私たちの生産設備は完全制御型ですから太陽光を使いません。
その代りに「蛍光灯」をたくさん使います。それでもその蛍光灯をいつも一斉に点灯しているわけでは
ありません。植物の栽培ステージや一日のサイクルなどで一部を点けたり消したりします。
それをコントロールするのが「配電盤」です。
haidenban.jpg
 
まだまだ工事中なので完成して
いませんが。
たくさんのスイッチがあります。
それだけいくつも分けて管理
できるということですね。
下の方にはまだコードが整理されて
いませんね。
 
 
 
前に電気工事は天井裏でやっていることが多いので良く分からないと言いましたが、この配電盤
は表に出てくるものですね。表といってもこの部分は栽培室ではなくて機械室の中にあります。

2009.01.07(水)

秩父良いとこ一度はおいで 秩父を訪れる

 
このブログの最初の方で「秩父は埼玉県の西部地区で面積では3分の1を占める」と説明しま
した。それではどうやって秩父に行けば良いのか?
自動車では「国道140号線」か「国道299号線」のいづれかをどんどん田舎に向かって行けば
大丈夫です。
それでは電車ではどうするかというと、「池袋」から「西武池袋線」に乗って飯能を通って終点まで
くれば「西武秩父駅」です。鈍行では1時間50分、特急にのると1時間20分前後です。
「ちかいなか」(近い田舎、近い仲)をキャッチフレーズにしています。
seiburedarrow.jpg  
特急レッドアローです。
全席指定
本当は前を撮りたかった
のですが失敗したので
後ろ姿です。
 
 
 
seibuchichibustation.jpg  
西武池袋線の終点であり、
秩父の玄関口「西武秩父駅」
です。
駅舎は山小屋風ですね。
 
 
 
冬の「秩父夜祭」だけでなく、春の「芝桜」、他にもいろいろな観光地があります。
また、自転車の町としても充実していこうということで BMX や ロードレースなども
開かれます。
 

2009.01.06(火)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 養液循環用タンク

 
前回は養液を溜めておくタンクを紹介しましたが、栽培に使った養液をそのまま捨ててしまうのは
資源の無駄ですから我々は「循環システム」を持っています。
私たちの生産設備は水をプールのようなところに貯めて根を水につけて栽培する「湛水式」ではなく
「噴霧水耕」ですから養液は常に動いています。一度使った養液を捨てていては大変です。
yoekijunkantank.jpg   
 
このタンクが循環用です。
一度噴霧になって栄養を
植物に与えた養液がこの
タンクに入ってきます。
これを再利用するために
養液タンクに戻します。
 
 
 
yoekijunkantankkouji.jpg
 
上の循環用タンクを埋める作業です。
いろいろな配管が付けられます。
工事が終わるとタンクの一部だけが
地上に出てあとは土の中です。
 
 
 
 
私たちの生産設備は見えないところでいろいろな仕組みがあります。
まだまだ、これからいろいろと説明していきます。
 
 
 
 
 
 
 
 

2009.01.05(月)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 養液タンク

 
前回は養液管理の機械を紹介しましたが、今回から2回で「溶液タンク」と「養液循環用タンク」を
お見せしましょう。
我々の生産システムでは基本的に養液を「循環させて使用」します。
「天然温泉かけ流し」とは違います。資源をなるべく有効活用するために「循環システム」になって
います。
yoekitankhannyuu.jpg 養液用のタンクです。大きいですよ。容量は「企業秘密」(笑)だから教えられません。
工事に際してとりあえず搬入しただけの状態なのでまだ「置いてある」だけです。
yoekitanksetuzoku.jpg これがパイプと接続されたところです。
まあ、写真が悪いのでよく分からないかもしれませんが養液の大型タンクが生産施設内に養液を
供給できるように繋がったということです。(写真が下手でごめんなさい)
 

2009.01.04(日)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 養液管理 システム

 
壁・天井に加えて、床もコンクリート打ちは終わりました。床には表面のコーティングが残って
いますが、そろそろ植物工場の大きな特徴の「溶液管理」について説明しましょう。
既に皆様おわかりのように我々の植物工場では「土」は使いません。「農薬」も使いません。
植物は栄養分を土から吸収するのではなく「養液」から吸収するのです。
 
我々の生産設備では他の植物工場に比べても「養液管理」は重要になってきます。
その理由は「植物の生育ステージ」に合わせて養液の成分を変えているからです。
ただ単に栄養分をいつでも充分に与えれば良いとは考えていません。
「必要な時に必要な栄養分を必要なだけ与える」ことを基本方針にしているので
「養液管理」が重要なのです。                            
yoekikanrisystem1.jpg いろいろな大小の配管と管理用の機械が見えますね。
奥の方では設置作業をしている人も見えます。
まだまだこれからの作業ですが、別のところには次のような管理機器もあります。
yoekikanrisystem2.jpg
筆者は技術者ではないのでよく分かりませんが何なんでしょうかね。
これから少しづつ分かるようになりたいものです。