2009.01.17(土)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 栽培棚 資材納入

 
床工事も終わったので、遂に栽培棚の設置にかかります。
工場で予め細工された資材が到着しました。トラック2台での納入でした。
saibaitanamaterials.jpg  
納入された資材の一部です。
室内に仮置きされたものは
あまり長くない資材です。
 
 
 
 
 
saibaitana sizai.jpg  
長尺物(長いもの)は室内に
入らないので建物の外に
仮置きしました。
 
 
 
 
納入日があいにく雪の日だったのでちょっと心配しましたがトラブルはなかったようです。
saibaitana sizaihannnyuukeiro.jpg  
私たちの栽培室は建物の
奥の方を借りているので
このような通路を通って
運ばれます。
 
 
 
資材の納入が終わると、いよいよ実際の組み立てに入ります。
次回は組立開始を紹介しましょう。

2009.01.16(金)

秩父良いとこ一度はおいで 秩父を訪れる 熊谷経由

 
前に秩父を訪れるのに「電車なら池袋から西武池袋線で」と紹介しました。
それが東京の人だと一番便利ですし、私たちも東京に出る場合にはほとんど池袋に出ます。
でも、秩父にはもうひとつ「鉄道」が走っているのです。
 
「秩父鉄道の秩父線」です。この名前を見ると「The 鉄道 in 秩父」っていう感じでしょ。
その通りなのです。約40年前に西武鉄道が秩父に入ってくるまでは唯一の鉄道でした。
その当時は秩父(実際には三峰口という秩父の奥まで走っている)から熊谷までが1時間
ちょっとかかります。そして「高崎線」(現在なら新幹線も可能)に乗り換えて上野に出て
いました。
秩父鉄道は本来「武甲山」から採掘される「石灰石」を運ぶために作られた鉄道です。
人間も運びますが、主流は今でも石灰石です。貨物列車が主役なのです。
 
人間の方は典型的なローカル列車という感じで、単線で3両編成です。
地域の足という重要な位置づけですが、利用者の多くは「高校生」だと思います。
筆者はかつて東京で仕事をしていた時に地方出張をして高校生の集団と乗り合わせると
何か懐かしいほのぼのとした気分になったのは秩父線の影響かもしれません。
 
今回は写真がないのですが、次回までに秩父線秩父駅の写真だけでも紹介しましょう。
 
 
 

2009.01.15(木)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 床コーティング上塗り その2

 
前回はエポキシコーティングの上塗り作業を紹介しました。
上塗りだけで2回塗ります。1回塗るのに1日かかるので丸2日作業をしています。
そして、丸一日は完全に乾かすために「養生」をします。
それではエポキシコーティングの完成を見てください。
floorcoatingfinished.jpg  
見事に全面グリーンに
なったでしょう。
衛生的な工場の様子に
なってきました。
 
 
 
drain1.jpg  
前にも説明しましたが、排水溝はあります。
床を洗った時に水が流れるようにします。
その溝もふたがないと作業員が足を踏み外す
のでふたをつけました。
 
 
 
 
 
 
これで床が出来上がりました。
まだまだ、作業は続きます。電気工事もあるし、エアコン、水道、そして主役の栽培棚の設置
です。

2009.01.14(水)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 床コーティング上塗り その1

 
衛生的な床を作るために「エポキシコーティング」をします。そのための「下塗り」は既に
説明しました。さて、これからが本番です。
エポキシを床表面にコーティングしていきます。色は何種類かあるのですが、私たちの床は
食品工場では最も一般的な「グリーン」にしました。コーポレートカラー(会社の色)です。
floorcoatingunfinished.jpg  
手前の緑色のところがエポキシを
塗ったところです。
向こう側の灰色に見えるところが
下塗りしたところです。
これからだんだん塗っていきます。
 
 
 
floorcoatingworking.jpg
 
実際の作業はこんな感じですね。
ローラーで少しづつ塗っていきます。
 
 
 
 
 
この作業で全面に塗るのに丸1日かかります。それを2回塗ります。
次回に塗り終わったところを紹介します。
 

2009.01.13(火)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 床コーティング 下塗り

 
新しい床を作るための「生コン」投入と仕上をかつて紹介しましたが、
今度は「床コーティング」です。生コンを打って表面を仕上げてから約2週間「養生」
していました。
 
「養生」が終わったのでついに「コーティング」の始まりです。
このコーティングはいわゆる「衛生的な食品工場」の床と同じ仕様のものです。
養生中に溜まったほこりやゴミをきれいに掃除して、表面に「下塗り」をします。
その上に「エポキシ」という素材のコーティングを2回塗ることになります。
 
今日は「下塗り」ですが、写真に撮ると暗いイメージになります。
実際には乾いたコンクリートが下塗りをすると湿った感じの色になります。
 
floorprecoating.jpg
 
  
もう少し写真が上手ければ
分かりやすいのでしょうが、
手前の方が光っているのが
わかりますよね。
 
 
 
floorprecoatingwork.jpg  
実際の作業はこんな感じですね。
人海戦術です。
塗ってすぐには白く見えますね。
乾くと上の写真のように透明で
湿った感じになります。
 
 
 
この下塗りが終わると、いよいよ「エポキシ」を2回塗りするわけです。
その作業は次回以降に報告します。