2010.07.03(土)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 玉川大学植物工場

 
7月1日(木)に玉川大学にある植物工場の研究施設を見学してきました。
小田急線の玉川学園前という駅でおります。
駅を降りるとすぐに大学という場所にありながら緑あふれるキャンパスという恵まれた環境です。
筆者は始めて玉川大学に行きましたが、東京にある大学でこれだけ緑が多いところは知りません
でした。
 
そのキャンパスの中に「Future Sci Tech Lab」という施設の中にLEDを植物工場に使うための
研究施設があります。
上の横文字は学長の造語ということでしたが、「未来科学技術研究所」くらいの意味でしょうか。
施設の説明は下記のサイトを見て貰うと良く分かります。
素晴らしい設備だと思います。
http://www.tamagawa.jp/research/fsl/index.html
 
渡辺博之教授が説明してくれました。
筆者個人は LED を植物工場に使うのは「まだまだ難しい」と考えていますが、このような研究を
進めていけば近い将来に「技術的」には十分使えるものが出てくるのでしょうね。
そして、コストの問題が残るのでしょうが、これも量産化していけばかなり下がってくるでしょうね。
 
学術的な研究をしている大学なので説明を聞いていると「すばらしい」という感動すら感じます。
また、玉川大学の設備は政府の補助金が入っていないそうなので、大学当局の見識と渡辺教授の
熱意がこの設備を作らせたと感心した次第です。

2010.07.02(金)

秩父良いとこ一度はおいで 秩父の雷雨

 
秩父は自然災害が比較的少ない場所です。
盆地なので風もあまり吹かないし、大雨になっても荒川は河岸段丘の下の方を流れているので
洪水になる可能性も少ないと言えます。
地震も本当に少ないです。(これは過去の実績で今後は分かりませんが)
その中で「雷」は他の地域に比べるとかなり頻発します。
 
昨日は夜になって(20時頃)かなりの雷雨になりました。
今日は午後3時ころにやはり雷雨です。
 
筆者は昨日東京に出ていて池袋を19時48分発で秩父に帰ろうとしました。
筆者が乗っている電車の場所では雨が降っていないのに「飯能駅」に来たら
「次の西武秩父行は吾野止まりに変更になります」とのアナウンスがありました。
理由は秩父地域の「大雨」で横瀬駅の雨量計が規定値を上回ったために運転を見合わせるとの
ことでした。吾野というのはまだまだ正丸峠(秩父への出入り口)のかなり手前です。
 
筆者はそれでも「吾野止」の電車に乗ってとりあえず秩父に近づいて行かざるを得ないので
乗りました。飯能では全く雨が降っていないので「走っているうちに回復するだろう」という
楽観論でした。
ところが、吾野駅に着くと電車は停まり、「当分の間回復の見込みはありません」という放送です。
途方に暮れて吾野駅で回復を待ちました。1時間以上待っても全く回復の兆しなし。
最終的に家族に吾野まで自動車で迎えに来てもらい、家に着いたので23時を過ぎていました。
 
今日の雷雨はそんなにすごくなかったですが、それでも雷がどこかに落ちたかなという感じでした。
でも、その後に雨が上がった際に「虹」が出ていました。
niji.jpg
 
 
虹が見えますか?
 
 
 
 
 
昨日ひどい目にあったし、今日も外出中だったので多少濡れたのですが上の虹を見たので
ちょっと「ほっ!」として和やかな感じになりました。
 

2010.06.30(水)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス その他の品目

 
私たちは現在のところ「レタス4種類」(リーフレタス、フリルレタス、サラダ菜、サニーレタス)のみを
栽培しています。
理由はレタスは需要が多くて生サラダの中心であること、及び露地で無農薬のレタスというのは
あまり競争相手がいないことです。
 
無農薬というのは植物工場の強みです。
「虫が入るすき間がないから農薬を使う必要がない」というフレーズは私たちのレタスをアピールする
際の重要な要素です。
 
その点で「無農薬」という観点から考えると「大葉」「「パセリ」なども可能性の高い生産品目に
なります。この種類のものは露地では農薬をかなり使わないと栽培できないものなのです。
私たちも試験栽培ではいろいろなものを作っています。
「大葉」もトライしましたが、高さが必要なので現状の設備では難しいようです。
専用の設備を作る必要があります。
現状の設備でも出来るのは「パセリ」「バジル」などのハーブ類です。
bajiru.jpg
 
バジルですね
 
 
 
 
 
 
paceri.jpg
 
パセリです
 
 
 
 
 
 
栽培方法をもう少し試験して立派な商品になるように頑張ります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010.06.28(月)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 細菌分析

 
私たちのレタスは「AAA 洗わず、あまい、あんしん野菜」ということで消費者の方にアピールして
います。
その中でも「洗わず」=低細菌は非常に重要な要素です。
栽培室の中で低細菌を維持するノウハウは確立していますし、このノウハウは他の植物工場には
なかなかまねできないものだと自負しています。
 
それでも「低細菌を維持する作業」が計画通りうまく機能しているかを常に確認する必要があります。
それが「分析」という作業です。
「1g当の一般生菌数」と言いますが、これを確認するのです。
私たちの会社では「簡易方法」ですが、自社で分析できる体制を整えています。
bunnseki1.jpg
 
分析きっとが
並んでいます
 
 
 
 
 
 
 
kouonsitu.jpg  
上のキットで
準備されたものを
この恒温室で
培養します
 
 
 
ある一定の頻度で「品目ごと」に自社分析して「低細菌が維持」されていることを確認しています。
 
 
 
 
 
 

2010.06.26(土)

秩父良いとこ一度はおいで その他地域 川島町田園風景

 
また「田んぼの風景」です。一部の方は「またかいな!」と言われるかもしれませんが。
今日の田園風景は秩父の田んぼとは大きさ(広さ)が全く違います。見てください。
tanbo in kawashima1.jpg
 
広大な田園で
しょう
先の方に
樹木が見えるので
「地平線」とは
いきませんが
 
 
川島町というのは埼玉県のほぼ中央に位置します。
東松山市と小川町の間あたりにあります。
上の写真のような田んぼが延々と続いている場所があります。
私たちのレタスを販売してくれているスーパー(丸武・マルヒロ)の共同購入組合のセンターが
川島町にあるので営業訪問をした際に撮影しました。
tanbo in kawashima2.jpg
 
農家の方が
毎日「水の様子」を
見に来ています
これが稲作では
重要な仕事です
 
 
 
筆者の原風景なので思わず写真を撮ってしまいました。
40年以上前に埼玉県でももう少し茨城県寄りのところのこんな風景の中で育ちました。
当時は農業用水路にザリガニがいっぱいいてザリガニ釣りをしたものです。
すぐにバケツ一杯になりました。