2010.06.30(水)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス その他の品目

 
私たちは現在のところ「レタス4種類」(リーフレタス、フリルレタス、サラダ菜、サニーレタス)のみを
栽培しています。
理由はレタスは需要が多くて生サラダの中心であること、及び露地で無農薬のレタスというのは
あまり競争相手がいないことです。
 
無農薬というのは植物工場の強みです。
「虫が入るすき間がないから農薬を使う必要がない」というフレーズは私たちのレタスをアピールする
際の重要な要素です。
 
その点で「無農薬」という観点から考えると「大葉」「「パセリ」なども可能性の高い生産品目に
なります。この種類のものは露地では農薬をかなり使わないと栽培できないものなのです。
私たちも試験栽培ではいろいろなものを作っています。
「大葉」もトライしましたが、高さが必要なので現状の設備では難しいようです。
専用の設備を作る必要があります。
現状の設備でも出来るのは「パセリ」「バジル」などのハーブ類です。
bajiru.jpg
 
バジルですね
 
 
 
 
 
 
paceri.jpg
 
パセリです
 
 
 
 
 
 
栽培方法をもう少し試験して立派な商品になるように頑張ります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010.06.28(月)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 細菌分析

 
私たちのレタスは「AAA 洗わず、あまい、あんしん野菜」ということで消費者の方にアピールして
います。
その中でも「洗わず」=低細菌は非常に重要な要素です。
栽培室の中で低細菌を維持するノウハウは確立していますし、このノウハウは他の植物工場には
なかなかまねできないものだと自負しています。
 
それでも「低細菌を維持する作業」が計画通りうまく機能しているかを常に確認する必要があります。
それが「分析」という作業です。
「1g当の一般生菌数」と言いますが、これを確認するのです。
私たちの会社では「簡易方法」ですが、自社で分析できる体制を整えています。
bunnseki1.jpg
 
分析きっとが
並んでいます
 
 
 
 
 
 
 
kouonsitu.jpg  
上のキットで
準備されたものを
この恒温室で
培養します
 
 
 
ある一定の頻度で「品目ごと」に自社分析して「低細菌が維持」されていることを確認しています。
 
 
 
 
 
 

2010.06.25(金)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 自動包装機点検

 
私たちの会社では今年に入り「自動包装機」を導入しました。
導入の様子はかつて皆様に紹介しましたが、メーカーさんが時々様子を見に来てくれます。
点検とは書きましたが「調子はどうですか?」「最近連絡がないからうまく動いているのでしょうが」
みないな感じです。
多分、秩父地域の他のお客に行く機会があったので寄ってくれたということだと思いますが。
そういう営業マンの気遣いが本当は重要なのですよね。
jidouhousouki tenken1.jpg  
調整の具合を
見てくれて
います
 
 
 
 
jidouhousouki tenken2.jpg
 
実際に包装作業を
してみます
うまく動いて
います
 
 
 
導入済みの顧客を時々訪問するということは営業としては非常に重要ですね。
新しい商売の話も出てくるかもしれないし。
それでもその訪問も頻度は重要なのです。
あまり頻繁ではなく、「ちょっと近くまで行くので」と前日にでも電話を入れて来てもらうのが
良いですね。
筆者の好みかもしれませんが、アポなしでの訪問は勘弁してほしいというのが実感です。
前日に電話して貰って、こちらが都合悪ければ「ごめん」と言いますし。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010.06.17(木)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 播種後23日

 
「播種」~「収穫」「出荷」まで一連の作業を紹介するのはひと段落しました。
一つ一つの作業を一連で紹介してきましたが、一日の中での作業の順番は「播種」から始める
のではありません。
作業室内では「収穫」から始めて「定植」「移植」「播種」と逆の順番です。
栽培棚の上にはパネルがいっぱいに敷き詰められているので、収穫でパネルを外さないと
移植・定植のパネルを移動するスペースがないというのが理由です。
 
ところで、成長途上のレタスをご覧にいれる機会はあまりありませんでした。
移植・定植の際にこのくらいの大きさですという感じで株の状況が写真に写っているのは
ありましたが。
今日は「播種後23日経った」状態をご覧に入れます。
あと、10日位経つと収穫という時点のものです。
leaflettuce 23days1.jpg
 
まだまだ
小さいですね
横に広がって
いるという
感じです
 
 
 
leaflettuce 23days2.jpg
 
アップにすると
こんな感じです
 
 
 
 
 
上の写真から考えると「あと10日」の成長がどれだけはやいかがわかります。
収穫前の写真は次のようです。
leaflettuce on deck.jpg


10日で
大きくなるで
しょう
 
 
 
植物の成長曲線というのは後半の成長度合いが非常に大きくなるというのが分かりますね。





 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010.06.15(火)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス データ整理

 
私たちの会社では栽培管理や記録としてのデータ収集・整理も重要な仕事です。
栽培室内には常に800枚近いパネルが置かれているので、どのパネルが現在どのような
状況で、今日はどのパネルをどのような作業に充当するのかという管理はそう簡単では
ありません。それらをコンピュータで管理しているのです。
datanyuryoku1.jpg
 
真剣に
データを
整理して
いますね
 
 
 
 
 
 
datanyuryoku2.jpg
 
複数の人間が
分担して
作業をしています
 
 
 
 
 
 
栽培室の管理だけでなく、試験栽培や養液・光源などの試験データも入力・整理しています。
栽培室の作業が終わるとパート作業員の方は一日の仕事が終わりますが、社員はデータ整理
のためにまだ仕事は続きます。