2010.12.16(木)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 外部設備その3

 
建物の外にある設備としては「冷蔵庫」もあります。
収穫したものを出荷までの間に仮置きする場所です。
小さなプレハブパネルで囲われたものです。
reizouko 1.jpg
 
大きなものは
必要ないのですが
仮置き場所は
絶対必要です
 
 
 
当初は中古の海上コンテナ(20フィート)を置いて冷蔵庫にしようと思いましたが、市役所が
建築確認が必要だと言ってきたのであきらめました。
そのため、建築確認の要らない大きさ(小ささ)の新品を購入せざるを得なくなったのです。
reizouko 2.jpg
 
冷蔵装置です
もちろん新品です
 
 
 
 
 
 
 
 
建物の中に置けば直射日光が当たらないので冷房効率も良いのでしょうが建物の中に十分な
スペースがありませんでした。

2010.12.15(水)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 外部設備その2

 
外部設備の第二弾です。
私たちの栽培は「人工光型」に分類されますが、具体的には蛍光灯です。
また、蛍光灯から熱が出るので一年中冷房を使っています。
そのため、電気がエネルギー源になっています。
 
通常の家庭と違って東京電力から「高圧電力」を購入して、それを実際に使う低圧電力に変圧して
います。その設備が変電設備(通称キュービクル)です。
 
皆さんも注意して見ると工場だけでなく、事務所ビルや大きなスーパーマーケット、筆者がよく
行くところでは「室内プール」など電気を多く使うところには設置されています。
「高圧危険」などという表示があるところもありますね。
 
henatuki 1.jpg
 
変圧機です
危険なので
ネットのフェンスの
中にあります
 
 
 
henatuki 2.jpg
 
変電設備と
表示されて
います
 
 
 
 
この変電設備はかなり高価なものです。
それでも東京電力から低圧電力を買うより効率的なのです。

2010.12.14(火)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 外部設備その1

 
今回から何回か植物工場の外部設備について報告します。
第一回目は「エアコン室外機」と「二酸化炭素ボンベ」です。
 
「エアコン室外機」は皆さん理解しやすいと思います。
家庭用でも同じですが、エアコンは「室内機」と「室外機」からなっています。
その室外機は文字通り、室外(工場の建屋の外)に設置されています。
airconsitugaiki.jpg
 
比較的新しい
機種なので
小型ですが
性能は
良いですよ
 
 
続いて、二酸化炭素ボンベです。
私たちの工場は光合成を促進するために「二酸化炭素濃度」を通常より高くしています。
その二酸化炭素は外部にあるボンベから配管で栽培室のレタスの上部から噴き出しています。
二酸化炭素は純粋なものを業者から購入します。ボンベに詰めて納入されるのです。
CO2silinders.jpg
 
10本が並んで
います
5本づつ2組です
交換は5本いっぺんに
やります
 
 
 
CO2silinderscloseup.jpg
 
アップにすると
「液化炭酸ガス」
と明記されて
います
 
 
 
 
 
 
外部設備としてはまだありますので、次回以降ご紹介します。

2010.12.09(木)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 備品・什器 いろいろな箱

 
前回は段ボール箱を紹介しましたが、その他にも栽培室内で使っている箱があります。
作業中の仮置きや包装後のレタスを仮保管するのためのものです。
banjyuu.jpg
 
バンジュー(番重)
収穫したレタスを
包装するまでに
仮置きしておく
ものです
 
 
 
pladan box.jpg
 
プラダン箱
包装したレタスを
仮保管するもの
ですね
 
 
 
big box.jpg
 
プラスチックの
大きな箱です
いろいろな
用具類を入れたり
します
 
 

2010.12.07(火)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 梱包用段ボール箱

 
私たちのレタスを出荷する際にはほんの一部を除いて「段ボール箱」に入れて出荷します。
秩父市内で自分たちの車で運ぶ際には何度も使える箱を使うことがあるのですが運送業者に
頼む時は全部段ボール箱です。
 
一部には「通い箱」と称して、プラスチックの箱で使い終わると小さく畳めて送り返してくる
箱を使っている会社もあるようですが、送り返す手間と費用を考えると今のところ「段ボール箱」が
一番効率的です。
 
段ボール箱も荷物の量に寄って大きさを変えているので「5種類」あります。
定期便のトラックに積むもの、クール宅急便の最大の大きさのもの、少し小さなもの、小さなもの、
そしてサンプル等で使う一番小さなものと分かれます。
その中で一番多く使うのはやはり「クール宅急便」で扱える最大の大きさのものです。
danbooru box.jpg
 
これがクール便で
扱える最大の
ものです
横に「霧の畑 野菜工房」
と印刷してあるでしょ。
 
 
danbouru box flatten.jpg
 
段ボール箱だから
使う前は
畳まれています
こうやって業者から
納入されます
 
 
 
資源の有効利用の観点からすると「通い箱」が一番良いのでしょうが、現在のところははやり
「段ボール」が効率的ですね。
同じ場所に毎日大量に輸送する場合には「通い箱」も有効なので将来的には検討したいと
思っています。