2009.01.28(水)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 空調設備 ダクト設置口

 
私たちの栽培設備では蛍光灯とともに「空調設備」も重要な役割を果たしています。
レタスは涼しい環境でしか育ちません。摂氏25度を超えると成長が阻害されます。
蛍光灯をたくさん使っている私たちの栽培室内は冬でも空調とつけておかないと暑くなりすぎます。
 
前にもエアコンの室外機が屋外にあり、室内機は天井裏に設置されていると紹介しました。
この室内機からダクトを通って天井裏から室内に涼しい空気が入ってきます。
その出口となるのが次の写真です。
ductoutlet1.jpg
 
この形はちょっと変わってる
でしょう?
工事が最終段階になるとなぜ
こんな形が分かります。
 
 
 
ductoutlet2.jpg
 
上の写真はアップすぎたので
少し引いてみました。
栽培棚の通路の天井に設置
されています。
 
 
 
このエアコンの冷風の出口の形を良く覚えておいてくださいね。
後ほど、「なるほどね」となります。
 
 
 

2009.01.27(火)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 養液管理 栽培棚配管

 
私たちの生産設備では養液を通して植物に栄養分を与えます。
その溶液は一度噴霧したものも回収して再度使います。
そのためには回収するための配管も必要です。
次の写真は養液を噴霧する「水槽」から使った養液を回収する配管です。
youekihaishutubeninplace.jpg
 
栽培棚の中にある水槽を
下から見たところです。
これで溶液を回収するんで
すね。
 
 
 
youekihashutuben.jpg  
これが取付前の状態ですね。
取り付けられるように予め
組立てておくのですね。
 
 
 
 
youekihaishutubenjyunbi.jpg
 
実際の準備作業の様子です。
なかなか根気のいる作業です。
 
 
 
 
 
私たちの設備では養液を何度も使用します。コスト削減もさることながら資源の有効利用ですね。

2009.01.26(月)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 噴霧ノズル 取付作業

 
私たちの生産設備は「微噴霧水耕」ですと説明しました。
通常の水耕栽培では根が水槽の中に溜まった養液に浸かっています。
ところが、私たちの根は通常は養液には浸かっていません。空気中にさらされているというと
分かってもらえるでしょうか?
時々、必要に応じて「養液」を細かい霧にして根の部分に吹き付けるのです。
普段は養分がないので養分が来た時には一生懸命に吸収しようと細かい根をどんどん増やして
いきます。細かいひげがいっぱい生えた大きな根になります。
「大きな根からは大きくて元気な葉っぱ」ができます。
これは土壌の根でも同じことが言われています。良い作物を作るには大きくて立派な根が必要
だと昔から言われているのです。
 
養液を霧状にして吹きかけるためのものが「ノズル」です。
nozul.jpg
 
金色の小さなものです。
箱に入っています。
小さいからといってバカに
できません。
高いんですよ。値段が。
 
 
上の写真の「高価な」ノズルを栽培棚の水槽部分に取り付けるのですが、その前の準備作業を
しています。
nozulfittingwork.jpg  
ノズルを配管の先端に
ある取付部分に組み込んで
いる作業です。
 
 
 
 
nozulfitting.jpg  
上の写真は左の写真の
穴の部分にノズルを
つけているんですね。
これもいっぱいあります。
 
 
 
だんだん、私たちのノウハウの確信部分に近づいているかもしれません。
あー! 企業秘密かも?

2009.01.25(日)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 水道工事 配管

 
私たちの栽培設備でも水道水は使います。
栽培養液を作ったり、洗浄したり、いろいろ使うので水道は必要です。
私たちは大きな工場の一部を借りているので大家さんから水道水を分けて貰うために
配管が必要です。
下の写真が大家さんから供給される水道配管です。室内なので天井近くに設置されます。
waterpipececgawa.jpg
 
水道の配管も天井に設置
されています。
障害物は避けなければ
なりません。
 
 
 
waterpipekikaisitu.jpg  
機械室の天井をどんどん奥のように
入っていきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
waterpipekikaisitu2.jpg  
機械室の奥の部分です。
これからいろいろな所に分岐
しています。
 
 
 
 
 
電気工事もいろいろな所に供給するために表からは見えないところで苦労するのですが
水道設備も一緒ですね。
 

2009.01.24(土)

未来の野菜を作る 植物工場建設工事 電気工事 タイマー

 
電気工事が進んでいくといろいろがものが徐々に見えてきます。
今回は「電源用タイマー」を紹介します。
栽培棚は蛍光灯を光源としていますが、その蛍光灯は1日24時間つけっぱなしという
わけではありません。植物でもある程度の時間は夜の時間があった方が良いようです。
そのために、蛍光灯を点けたり消したりするのですが、それを全て手作業でやっていると
大変です。そのために、タイマーをつけるのです。
electrictimers.jpg
 
いっぱいあるでしょう。
かなりきめ細かい管理を
するというのが分かりますね。
 
 
 
 
 
電気工事も詳細な図面はあるのですが、現場でも必要に応じて確認をしながら作業します。
下の写真が現場での打合せ風景です。
electricworkers'meeting.jpg  
この写真だけでも4人の人が
写っていますね。
ひとつの設備を作るためには
たくさんの人が働いてくれます。
 
 
 
電気工事はまだまだ序の口です。これからもいろいろな作業があります。