2009.01.05(月)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 養液タンク

 
前回は養液管理の機械を紹介しましたが、今回から2回で「溶液タンク」と「養液循環用タンク」を
お見せしましょう。
我々の生産システムでは基本的に養液を「循環させて使用」します。
「天然温泉かけ流し」とは違います。資源をなるべく有効活用するために「循環システム」になって
います。
yoekitankhannyuu.jpg 養液用のタンクです。大きいですよ。容量は「企業秘密」(笑)だから教えられません。
工事に際してとりあえず搬入しただけの状態なのでまだ「置いてある」だけです。
yoekitanksetuzoku.jpg これがパイプと接続されたところです。
まあ、写真が悪いのでよく分からないかもしれませんが養液の大型タンクが生産施設内に養液を
供給できるように繋がったということです。(写真が下手でごめんなさい)
 

2009.01.04(日)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 養液管理 システム

 
壁・天井に加えて、床もコンクリート打ちは終わりました。床には表面のコーティングが残って
いますが、そろそろ植物工場の大きな特徴の「溶液管理」について説明しましょう。
既に皆様おわかりのように我々の植物工場では「土」は使いません。「農薬」も使いません。
植物は栄養分を土から吸収するのではなく「養液」から吸収するのです。
 
我々の生産設備では他の植物工場に比べても「養液管理」は重要になってきます。
その理由は「植物の生育ステージ」に合わせて養液の成分を変えているからです。
ただ単に栄養分をいつでも充分に与えれば良いとは考えていません。
「必要な時に必要な栄養分を必要なだけ与える」ことを基本方針にしているので
「養液管理」が重要なのです。                            
yoekikanrisystem1.jpg いろいろな大小の配管と管理用の機械が見えますね。
奥の方では設置作業をしている人も見えます。
まだまだこれからの作業ですが、別のところには次のような管理機器もあります。
yoekikanrisystem2.jpg
筆者は技術者ではないのでよく分かりませんが何なんでしょうかね。
これから少しづつ分かるようになりたいものです。

2009.01.03(土)

秩父良いとこ一度はおいで 荒川

 
秩父は荒川の源流だと説明した。源流と言っても秩父市内を流れている荒川はそこそこの川幅に
なっています。
arakawaupward.jpg 佐久良橋という秩父市内にある
橋から上流を見たところです。
遠くに武甲山が見えます。
護岸工事などされていない川
は素敵でしょう。
 
 
 
 
akakawadawnward.jpg
 
今度は同じ橋から下流です。
遠くに秩父のランドマークの
ひとつである「秩父公園橋」
が見えますね。
 
 
 
最近、埼玉県は「川の面積が日本の都道府県で一番多い」と宣伝していますが地元としては
あまりピンときません。多分、荒川とか利根川とかの下流の方は川幅が広いということなので
しょうね。それって何?

2009.01.02(金)

秩父良いとこ一度はおいで 秩父神社初詣

 
秩父の人は初詣には「秩父神社」に行く人が多いようです。
秩父神社は秩父の中心地にあります。秩父鉄道の秩父駅から歩いて3分位
でしょうか。
明治神宮や川崎大師のように大きなものではありませんが、何百年も秩父の人たちが
信仰しているものです。秩父夜祭もこの秩父神社の例大祭です。
 
初詣に元旦の昼ごろに行ったのですが、本殿の前から参拝の列が鳥居のところまえ
つながっていました。30分以上並んでやっと参拝できたという感じです。
秩父は郡市合わせても11万人ですから人口から考えると繁盛していたと言っても良い
と思います。いろいろな露店も出てました。
 
今年は例年よりは暖かかったので良かったです。(それでも最低気温は-6度という)
朝の冷え込みも昼頃になって緩んでいたからでしょうね。
 
皆様にとっても、野菜工房にとっても「良い年になるように」と祈ってきました。

2009.01.01(木)

未来の野菜を作る 無農薬レタス サンプル 新年挨拶

 
明けましておめでとうございます。
平成21年(2009年)元旦です。今年は「㈱野菜工房」にとっては実質的に初年度となります。
たぶん、3月にはレタスの出荷が始まると思います。
それまでは私たちの「認知度」をあげていくようにいろいろな方法で頑張っていきます。
そのひとつがこのブログですね。
それではサンプルを紹介します。私たちの工場(今後はファームと言います)は未だ建設段階
なので先輩の施設(マヨネーズで有名な「キユーピー」の植物工場)を借りて作りました。
 
自前の施設ではないので私たちの考えているものをすべて実現しているわけではありませんが
ある程度はできています。
「完全無農薬」「低細菌」「低硝酸」を実現したレタスです。詳しくは次回以降でもっと詳しく説明
しますが、まずは写真を見てください。
samplelettuce.jpg samplesalada.jpg
 
 
本当はもう1種類あるのですが、今回は上記の2種類しか収穫できませんでした。
写真の撮り方がうまくないので実際のもののみずみずしさが充分表現できていませんが
大体のイメージは分かってもらえると思います。