2012.03.21(水)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 東京電力値上げ

 
今朝のTBSテレビ「みのもんたの朝ズバ」で「東京電力」の「電力料金値上」の件を報道
していました。
「みのもんたの朝ズバ」
http://www.tbs.co.jp/asazuba/img/matagi.jpg
 
私たち植物工場は先月「苦境」を訴えるために経済産業省に出向きました。
その際にも参加されていた「東京ドリーム」の取締役が出演されていました。
 
前にもちょっと触れましたが、平均17%というけれど「夜間料金」を使っていると夜間の値上幅
が大きいので「平均すると30%以上」の値上げだと説明していました。
 
東京電力の「対応」(物言い)についても触れていました。
実質独占企業としては言ってはいけないことを言っていたとかなり憤慨されていました。
PPS(民間電力事業者)がいるとはいで、1%にも満たない、そして送電を東京電力に独占
されている状況です。
 
4月1日まであと11日ですが、「1年契約の期限切れまで」は「受け入れられない」と言えば
値上げはされないとの説明もありました。
現実的なのかは別としてこのまま値上げされるのもなあと考えてしまいました。
 
 

2012.03.17(土)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 日本の制度疲労

 
またまた、ちょっと大きな話題です。
日本はいろいろなところで「制度疲労」していうことを、筆者は何度かこのブログで言っています。
もちろん、これは筆者のオリジナルではなくて、新聞等でもよく言われることです。
 
日本は戦後の「復興」の時に、それまでとは違う制度を作り上げました。
教科書的に言えば「新憲法」ができたので、社会構造が変わったということでしょう。
もうちょっと突っ込むと「軍部」がいなくなった代わりに、「官僚」が力をつけたという人も
います。
 
そんな新しい制度が60年以上経って「疲れて」きたということです。
政治で言えば「55年体制」が崩れたのが、かなり前に「2大政党制」になりました。
それも、まだまだ「うまく機能していない」のでしょうが。
 
ちょっと前になると「国鉄」「電電公社」が民営化して、競争にさらされながら「りっぱ」に
生まれ変わりました。
日本航空も「倒産」という苦しい事態に遭い、生まれ変わろうとしています。
航空業界はこれで新しい制度が完成したわけではなくて、LCCの誕生という「変化」の
真っ最中ですね。
 
今話題になっているのは「電力業界」ですね。
福島のような悲惨な事態を起こさないと「議論」にもならなかった「旧制度」の中心だったの
でしょうね。いまでも、「旧制度」を守ろうとしている人達がたくさんいることでも分かります。
 
これから変わらざるを得ないものもたくさんあるのでしょうが、そのひとつが「農業」です。
TPP が議論の中心になっていますが、TPPへの対応は瑣末なことで、農業の基盤を
どのように強化するのかが重要なのでしょう。
 
株式会社が農業参入したから「これで完了」ということではないと思っています。
株式会社の参入は単に「農業に経理」を導入するということでしかないと思っています。
他の業界で「株式会社なら全てうまくいく」なんてことを言う人はいません。
逆に「株式会社だからダメ」と言う人も全くいません。
農業者(株式会社を含む)が何を、どのように、やるかが重要なのです。
 
私たちは「株式会社」ながら「農業者(認定農業者)」に認めてもらって仕事をしています。
いろいろな方に応援・支援もして貰っています。
しかし、いろいろな新しい試みをしようとすると「異端児扱」されることが、まだまだあります。
 
まだまだ、「植物工場は農業なのか工業なのか」の議論があります。
ちょっと県をまたいだ仕事をしようとすると「大議論」になる場合もあります。
海外に出ていこうとしているわけでもないのに「今の制度に合わない」と特別視されます。
だから、力のある企業は日本を出ていくということかもしれませんね。
 
「役所」も「銀行」も一部の人は既に「変化」に気付き、制度内でもできるだけのことをしようと
する人がいますが、「制度は制度だから」という「正論(?)」を突き破れないことがあります。
その時に「割を食う」のは、新しいことをしようという人間なのです。
 
 

2012.03.14(水)

秩父良いとこ一度はおいで その他地域 靖国神社

 
筆者は初めて「靖国神社」の境内に入りました。
いままで、何度となく近くを通っていたのですが、境内まで足を踏み入れたことはありません
でした。
 
靖国神社は当初は「東京招魂社」という名称で、明治維新、戊辰の役等で亡くなられた方を
祭るために明治の初めに作られたそうです。
その後、靖国神社と名称を変え、戦争で亡くなった人たちを祭っています。
yasukuni ootorii.jpg
 
境内の外からも
よく見える
大鳥居ですね
この写真は境内から
外を写しています
 
 
 
yasukuni name.jpg
 
靖国神社の
名前が読めますね
 
 
 
 
 
 
 
 
yasukuni honden.jpg
 
大鳥居をくぐって
かなり参道を歩いて
から見えてくる
本殿です
 
 
 
靖国神社については、いろいろな意見があります。
参拝すること自体に反対する人もいます。
筆者は靖国神社の存在自体は「戦争で国のために亡くなった人」を偲ぶ象徴としては
良いことだと思っています。
問題は靖国神社を利用して「ある考え方」「宗教」を押しつける人達だと思っています。
 
 

2012.03.13(火)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 農業雑感 制度疲労

 
先に、青果の流通が「制度疲労」を起こしているのではないかと言ったことがあります。
「制度疲労」という定義がきちんとしていないというご指摘も受けるかもしれませんが、
筆者は従来型の制度が日々変わっている「実態」に合わなくなっている状態のことを指しています。
 
制度が実態と合わなくなってしまうことは通常のことです。
制度は制定された時から「陳腐化」が始まるという人もいるくらいですから、実態と合わなくなる
のは「当たり前」というば当たり前なのです。
この合わなくなった制度を「金科玉条」のごとく「守る」ないしは「実態を見ながら調整を試みる」
ことをしないで「制度だからダメ」というのが問題なのです。
 
昨日発表された「オリンピックのマラソン代表選考」でも、ある種の「制度疲労」が見られました。
選考方法のことではありません。(選考方法にもいろいろな議論がありますが)
選手の「所属」のことです。
 
藤原選手は「無職のランナー」と言われています。(ちょっとこれはヒドイ言い方だと思いますが)
落選した川内選手は「市民ランナー」とか「公務員ランナー」と言われています。
つまり、「実業団」と言われる「企業」の所属して「実態はプロ」のような環境で練習している
人達ではないのです。
もっと言えば選ばれた山本選手(佐川急便)は企業には属していますが、選考レースでは
「招待選手」ではなく、一般参加でした。
 
インターネットの記事では「ある陸連関係者」が匿名を条件に語った。
「正直、3人の五輪代表のうち2人も非実業団選手に独占されては困ります。特に川内は、これまでのエリートランナーとは違うやり方で成長してきた選手です。彼のようなやり方で勝てることが喧伝されると、”実業団や陸連は高いカネをかけて何をやっているんだ”という批判が起きかねない」
 
上記の記事に象徴されるように「陸上競技」の選手育成方式は「すでに制度疲労」を起こしている
ということです。これを守ろうとしているのが「実業団」や「陸連」ではないでしょうか?
今回の選考で「川内選手」が選ばれなかったのは筆者としては「当然」だろうと思いますが
すこしでも「市民ランナー」を代表にしたくないという気持ちがあったら残念です。
 
 

2012.03.12(月)

秩父良いとこ一度はおいで 寒い春の朝

 
今朝の秩父は「最低気温-4℃」で、昨日夜まで2日間降り続いた「里の雨」は山では
雪でした。写真をご覧ください。
samui haru 1.jpg
 
遠くの山は
かなり雪が
降ったようです
 
 
 
 
samui haru 2.jpg
 
分かり難いかも
しれませんが
外に停めてある
会社の車は
凍っています
 
 
 
 
 
3月も中旬(12日)になって「-4℃」の最低気温は厳しいですね。
筆者は休みの日曜日に越生梅林(埼玉県になる梅で有名な場所)に行きましたが、まだ
ほとんど咲いていませんでした。(一部の古木は咲いています)
普通の年は「2月に梅まつり」をして、今頃は「盛りを過ぎている」はずです。
1ヶ月くらい遅い感じです。
 
それでも、秩父地方でも雨が多くなっているというのは春の訪ずれの証だと前向きに
考えましょう。