2010.05.15(土)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 育苗から移植

 
育苗棚で苗を育てたら、苗を栽培用パネルに植え替えます。
育苗棚ではウレタンがくっついているところに密集して種を蒔きましたが、ある程度大きくなった
苗を間隔を空けたパネルに移し替えるのです。
ウレタンは簡単に離れるようになっているので、ウレタンごとパネルに写します。
 
育苗棚の最終日の状況です。かなり苗が大きくなっています。
ikubyo shuuryou.jpg  
これから
移植(移し替え)に
入る状態です
 
 
 
 
移植(移し替え)は人間の手作業です。
ishokusagyo.jpg
 
白いパネルに
植え替えて
いきます
 
 
 
 
ishoku 1.jpg
 
移植が終了
した状態です
ウレタンの
上に苗が
のっているのが
分かりますか?
 
 
ishokugo 1.jpg  
移植の終わった
パネルは
栽培棚に
移されます
 
 
 
これから栽培棚で更に成長させます。
 
 
 
 
 
 
 

2010.05.14(金)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 播種直後から育苗棚へ

 
今回は播種作業の後について報告します。
ウレタンの上に播種したものは発泡スチロールの蓋をして暗くした状態で2~3日置きます。
皆さんも小学校の時に「ヒアシンスの水栽培」をした経験がおありだと思います。
その際に球根を暗い棚の中に保管して根が出るまで待ったという記憶がありませんか?
hashuchokugo.jpg
 
蓋をした状態です
これで2~3日
保管します
栽培室の中
なので温度は
20~24℃です
 
 
2~3日後に小さな芽が出てきたら今度は光を当てます。
そのために「育苗棚」に移動するのです。
ikubyo2.jpg
 
育苗棚に
のせるときは
まだまだ
こんな感じです
 
 
 
ikubyou 1.jpg
 
かなり大きく
なって
きました
 
 
 

2010.05.11(火)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 播種

 
前回でエアーシャワーを通って栽培室に入りました。
さあ、ついに作業開始です。
播種(種まき、「はしゅ」と読みます)作業です。
hashu(1).jpg
 
このようなウレタンの
上に種を蒔いていきます
現在は大きなウレタンに
見えますが
後ほどこれを小さく切り離し
ます
 
 
 
 
hashu kaisi.jpg
 
みんな真剣に
播種(種まき)
をしていますね
 
 
 
 
ウレタンの上に種を置いていく作業を播種(はしゅ)と呼んでいます。
一連の作業の中で椅子に座って行う作業はこれだけです。
hashu(2).jpg
 
こんな感じで
種が蒔かれて
います
 
 
 
 
播種作業というのはこれからの一連の作業の始まりですね。
今回の一連の作業紹介は本来の自然な順番で説明していきます。
実際の作業室内の手順としては、午前中に収穫から始めるので自然の順番の逆を行きます。
限られた栽培棚を効率よく使うために、まずは収穫して栽培棚を空けるということが必要だからです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010.05.08(土)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 栽培風景の紹介開始

 
このブログも始めてからほぼ1年半が経ちました。
その間に植物工場の建設風景から始まり、いろいろな作業を紹介してきました。
ひと通りの作業の後は「販売」「維持管理」を紹介したり、「秩父」ないしは「秩父以外の場所」を
紹介してきました。
 
いつも見て頂いている皆さんのなかには、必ずしも一番始めから見て頂いている人ばかりでは
ないと思います。
その意味で、これから数回は「植物工場の作業」を再度一連で紹介していきたいと思います。
初心に帰るということです。
airshowerinoperation.jpg
まずは栽培室内に
入る手続きです
専用のつなぎに
キャップ・マスクを
付けて
エアーシャワーを
通ります
 
 
栽培室内を衛生的に守るということが基本です。
よくいわれる「無菌室」ではありません。「低細菌」の状態に守るということです。
airshawer.jpg
 
 
エアーシャワーとは
強いエアーを浴びる
ことでホコリや異物
を栽培室内に
持ち込むのを
防ぐものです
 
 
 
 
次回からは栽培室内の作業をご覧に入れます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010.04.26(月)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス ピュアスター水

 
前にも紹介したことがありますが、私たちの栽培室では低細菌を維持するためにいろいろな
努力をしています。
その中の一つに「ピュアスター水」の使用があります。
 
「ピュアスター水」は森永乳業が開発した厚生労働省で「食品添加物」に指定されている
殺菌剤です。食品添加物としても使用されているので安全性は非常に高いものです。
このピュアスター水を使って床やパネルだけでなく、収穫用のハサミ・人間の手などを殺菌します。
私たちはアルコールは使いません。
 
このピュアスター水は発生装置(機械)で栽培室の外で製造しています。
製造されたものをタンクに貯めて栽培室内にパイプで供給されます。
水道の蛇口と同じものを通して使うのです。
その供給元のタンクの写真を紹介します。
puresui tank1.jpg  
四角い網で保護
されているのが
タンクです。
その手前に小さな
グレイのボックスが
2つありますが
これが発生装置です
 
 
 
puresui tank 2.jpg
 
タンクから
配管が伸びて
います
これが栽培室内に
繋がっているのです
 
 
 
 
 
低細菌を維持することはいろいろな工夫・努力が必要です。