2010.08.23(月)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 排水溝設置

 
植物工場の床の下に埋められるのは「養液管理の配管」以外に「排水溝」があります。
植物工場の床を清掃するには「微酸性電解水」を使いますが、微酸性電解水は殺菌後すぐに
水にもどります。
その水を床にこぼしたままに放置すると今度は逆に細菌が繁殖する好条件の場所になって
しまいます。そのために、水を除去するために「排水溝」が必要です。
その排水溝を床に予め埋めて置くのです。
drage.jpg
 
木製の型で
排水溝が
作られます
見えている床は
既存の建屋の
床ですね
 
 
drain1.jpg
 
出来あがった後の
排水溝は
このようになっています。
 
 
 
 
 
  

2010.08.20(金)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 工場建設 床工事その1

 
かつてご紹介した内容ですが、植物工場を建設する際の様子をもう一度ご紹介したいと
思います。
このブログも始めてから1年9ヶ月が経ったので、当初の建設風景をご覧になった方ばかりでは
ないと思いますのであえてご紹介します。
 
まずは床の工事ですが、既存工場の床に養液供給用のパイプを設置したうえで「新たな」床となる
コンクリートをを流し込むのです。
pipeline.jpg
パイプの配管
をしています
この写真の床は
既存の建物の
床です。
この上に新しい
床を作ります
 
 
meshsupprters.jpg
 
コンクリートを
流す前に
コンクリートを
固定するための
網(メッシュ)が
敷かれます
 
 
養液用の配管と上のメッシュが新しい床の下に埋められてしまうのですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2009.08.21(金)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 噴霧槽内部

 
私たちの設備は「微噴霧水耕」だと何度か説明したと思います。
これは養液を溜めている「湛液式」とは異なり、養液を溜めません。
養液を非常に細かい霧にして「根」に吹きかけるのです。
そのために「霧の畑」と称しているのですね。
 
養液には非常に多くの雑菌があるため、これを私たちの商品である「葉」にあてることは
避けなければなりません。
そのために、この噴霧の部分は「噴霧槽」として閉じ込めています。
噴霧槽の中には「パイプとノズル」が両側に走っています。
 
その部分を見せてくれという要望を非常に多く頂きます。
霧になった養液が噴霧槽から外に飛び出してしまうと「葉っぱ」や設備を汚染してしまうので
簡単にオープンするわけにはいきません。
だから、みなさんにいつでもお見せするわけにはいかないのです。
そこで、今回は「写真」でお見せします。
funmuso naibu.jpg
 
底の両側に
灰色のパイプが
あり、その途中に
ノズルがあります。
左右交互に
飛び出して
いるのがノズル
です
 
 
この写真は以前にもこのブログでのせたことがありますが、要望が多いので再度掲載しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2009.04.03(金)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 恒温器と収穫用ハサミ

 
前回に工場の工程管理のために自社で分析をすると紹介しました。
分析するための準備段階の用具の写真も掲載しました。
それで準備したものを「培養」するために「恒温器」に入れます。
koonki.jpg
 
一定の温度で
保管するもの
ですね。
 
 
 
 
 
 
 
hasami.jpg
 
分析とは
関係ない
のですが
収穫用に
ハサミです。
ちょっと工夫が
あります。
 

2009.03.30(月)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 噴霧ライン エンド調整

 
何度も説明していますが、私たちの噴霧ラインでは養液を閉じ込める構造になっています。
霧状になった養液がレタスの葉にかかると「細菌数」が増える可能性が高くなります。
そのために、噴霧槽の上部はパネルでふたをするような感じです。
株が植えられていない穴には漏れを防ぐためにウレタンを挿入します。
ところが、パネルがちょうど上部を塞ぐようにラインの長さを決めてしまうとぴったりとして
パネルを移動させる際に一枚目を取りにくくなります。
そのため、ラインは若干長く設計されています。
その部分を開けたままにしておくと、そこから霧状の養液が漏れますのでパネルと同じ素材
でふたをするようになっています。パネルほど大きなものではないのですが。
lineendchousei.jpg
 
左下のほうに
のっぺりとした
白い部分が
ありますね。
これが調整用の
ふたです。