2009.02.02(月)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 炭酸ガス供給 ボンベ設置場所

 
植物って「光合成」をするというのは皆さん知ってますよね。
呼吸の逆のですね。「炭酸ガス」を吸って、「酸素」を出すんですね。
もちろん、植物も呼吸をするんですが光があたっているときは光合成の方が大きい作用のようです。
 
何しろ「完全制御型」で外界と隔離されているところで光合成をするのですから炭酸ガスを供給
してやった方が良いようです。
そのために、炭酸ガスを特別に「供給」する設備もあります。
co2supplystation.jpg
 
圧縮された炭酸ガスを
ボンベで持ってきて
室内に供給します。
この写真はボンベを
置くところです。
 
 
 
co2bulb.jpg
 
上の写真の緑の枠の
上にちょこんと乗っている
金色の部分の拡大です。
この部分にボンベを
つなぎます。
 
 
 
炭酸ガスを人工的に供給するので万が一でも供給オーバーになったら困ります。
そのために、炭酸ガスの濃度を自動的にチェックしています。ある基準をオーバーしたら、自動的に
「強制排気」をするシステムも完備しています。安全な職場ですね。
 
 

2009.02.01(日)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 噴霧槽設置作業 その2

 
私たちの生産設備は基本的に養液を溜めませんから「水槽」と呼ぶのは正しくはないので
噴霧槽と呼んでいます。
実際には「霧状になった養液を閉じ込めている部分」と言った方が正確です。その中にあるのは
レタスの「根」だけです。レタスの葉っぱの部分には養液がかからないように密閉しています。
 
この「噴霧槽」は前にも紹介しましたが、いわゆる発砲スチロールで成型されています。
その成型されたものにいくつかのシートを敷いていきます。
筆者は技術者ではないのでそれぞれのシートの意味が良く分からないのですが、白色のものと
黒色のものがあります。
suisowhitesheet.jpg  
まずはこの白色の
シートを敷きます。
 
 
 
 
 
suisohappou.jpg  
 次に水槽の型を
置きますね。
 
 
 
 
 
suisoblacksheet(1).jpg                                                                                   
その上に黒いシートを
しきます。
 
 
 
 
 
suisoblacksheet(2).jpg
 
黒いシートを巻き込んで
きちんと設置すると
出来上がりです。
これを何ヶ所もするので
大変な作業です。
 
 
 
 
 
 

2009.01.31(土)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 栽培棚 噴霧槽設置作業 その1

 
栽培棚ができるとその棚に噴霧槽(養液を噴霧する場所なのでそう呼びます)を設置する
作業が必要です。
噴霧槽は「発泡スチロール」を組み合わせて形をつくり、シートを張る作業です。
saibaitanasuisosizai.jpg  
噴霧槽を作るための資材です。                                    
これを組立てる作業が必要です。
                             
 
 
            
 
suisoosetti.jpg
 
設置された様子です。
これは一番上の段ですね。
 
 
 
 
 
作業が段々進んでいきますね。まだまだ多少時間が掛かりますがかなり室内はそれらしくなって
きましたよ。

2009.01.30(金)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 電気工事 蛍光灯設置作業 その2

 
さあ、作業はどんどん進みます。
蛍光灯の傘を取り付けて、蛍光灯を組み込んで、さあ 電気をつけてみましょう。
keikoutouinplace2.jpg  
一斉に点けました。
なかなか豪華でしょう?
 
 
 
 
 
keikoutouinplace.jpg                                                             
 
アップにするとこんな感じですね。 
ひとつの傘に2本の蛍光灯です。
 
 
 
 
私たちの生産設備では蛍光灯が唯一の光源ですから重要です。 

2009.01.29(木)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 電気工事 蛍光灯設置作業 その1

 
私たちの栽培設備は何度のいうようですが「完全制御型」です。
完全制御型というのは外界と遮断して「栽培環境を全てコントロールする」ということです。
太陽光も全く使いません。自然の恵みを使わないのはもったいないと言われます。
ある意味その通りなのですが、太陽光を使うと必要以上に光や熱が発生する時もあれば
少なすぎて追加しなければならないという事態になります。
それを人工でコントロールしようとすると、自然の変化に刻々と対応することは通常考えるより
非常に難しいことのようです。(この部分は技術者ではない筆者は「そうなんだ」と納得する
しかない) 制御システムにお金をかけず確実性を増すためには「外界と遮断して」環境を
すべてコントロールした方が楽のようです。
 
このために、私たちは光源を「蛍光灯」に求めました。
他の会社では「高圧ナトリウムランプ」や「LED」、一部だけ太陽光を使っているところもあります。
蛍光灯の取付作業が始まったのです。
saibaitanakeikotou.jpg 
まずは蛍光灯を取り付ける
かさを取り付けます。
蛍光灯だけをのりで貼り付けても
しょうがないので当たり前ですか?
 
 
 
 
keikootooinplace.jpg 
 どうですか?
いっぱいあるでしょう?
これだから電気代がかかる
のでしょうね。
 
 
 
作業はどんどん進んでいきます。