2011.09.12(月)
未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 日本の食料自給率 統計
皆さんは日本の食料自給率がどのくらいかご存じですか?
農水省の「宣伝」が良くされているので「40%前後」で「危機的状況」だと認識されている方も
多いと思います。
この自給率は「カロリーベース」での計算です。
農水省発表の数字でいうと
オーストラリア240%、 カナダ150%、 アメリカ130%、 フランス120% となり
先進国では続いて
スペイン、スウェーデン、ドイツ、イギリス、オランダ、スイスとなり、その次に日本が入ります。
ところが、「生産額ベース」での計算をすると「日本の自給率は66%」となり、上記の主要国の
なかで「第3位」となってしまいます。
アメリカ、フランスが100%を超えていて、日本が66%で3位、続いてドイツ4位、イギリス5位
です。
日本の「農産物国内販売シェア」は先進国で「第1位」なのです。
つまり、自給率上位の国では「多くの国産農産物を輸出」しているのですが、それと同じくらいの
「金額」の農産物を輸入しているということです。
国民一人当たりの「農産物輸入金額」でランキングすると日本は「4位」なのです。
カロリーベースでの自給率がダントツ低い日本の輸入金額もダントツ「1位」だと思うでしょうが
それは違うのです。
イギリス US$890、 ドイツ US$860、 フランス US$710、 日本 US$370
アメリカ US$240
これは全て統計として発表されているものだそうです。
筆者が最近読んだ本の中から抜き出したものです。
日本の食料自給率の「不思議」について、その本の中に書いてあるものを次回紹介します。