2012.06.25(月)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 植物工場をめぐる状況その1

 
久々に植物工場をめぐる話題を何回かに渡って取り上げたいと思います。
本来このブログは「植物工場」に関するものなので植物工場の話題を取り上げるのは
当然のことなのですが、植物工をめぐる状況は「混沌」としているのでなかなかまとまった
文章にし難いということがあります。
 
植物工場は一般的には「将来性のある事業ですね」「面白いですね」「農業の将来を担って
いますね」などと「注目」される業界であることは事実です。
マスコミも取り上げやすい業界です。
しかし、実態は「混沌」としているというのが筆者の個人的感想です。
 
マスコミで取り上げる「植物工場」の実態を表している次のサイトをご覧ください。
http://innoplex.org/archives/tag/%E5%8F%82%E5%85%A5%E4%BA%8B%E4%BE%8B%EF%BC%88%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E6%A5%AD%EF%BC%89
 
上記サイトを見て頂くとお分かりの通り、「植物工場運営」についての記事よりも「植物工場の
設備販売」が圧倒的に多いのです。
特に、「大手建設会社」がそのネームバリューを使って「植物工場設備販売に参入」というのが
良くマスコミを賑わします。
また、「大手電機メーカー」が「LED」や「コンピュータ制御」などの「先端技術」を植物工場に
導入するための販売を開始などです。
 
「植物工場」業界が活発に活動しているという報道よりも、植物工場業界を「顧客」にしようと
考える業界のことが話題にされているのです。
それに刺激されて「新規事業」として「植物工場」を検討している人や会社がいるという状況です。
 
ちょっと冷静に考えれば分かると思いますが、ある意味「外野」が賑やかで「本丸」は「冷静」
ないしは言葉は悪いのですが「白けている」という状況のような気がします。
 
植物工場自体が「白けている」というのは「植物工場業界」に責任があるということは筆者自身
も十分分かっています。
私たちがどんどん活性化することが最も重要なことなのです。
頑張っていきたいと思います。
 
 

2012.04.10(火)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 原発の再稼働その3

 
本件は「福井県大飯原発」だけの話ではないと思います。
今の日本の政府、経済界、そして私たち庶民にとっても考えなければならない問題だと
思います。
 
このブログであまりに政治的になるのはいけないと思いながらも、「理解できない」状況に
思わずこのブログで発信しなければと思った次第です。
 
まずは、下記のニュースを見てください。
QTE:
工程表は免震事務棟の完成時期をストレステスト(耐性検査)1次評価で想定していた
2016年度から15年度に前倒し。原子炉内の圧力を下げるための排気(ベント)設備に
放射性物質を取り除くためのフィルターを取り付ける工事も15年度に完了することを
初めて公表した。津波対策の防潮堤のかさ上げは、従来通り13年度の完成を見込む。
:UNQTE
 
ここで言われている「津波対策の防潮堤かさ上げ」「フィルターの取付」などは「工程表」
で議論する問題なのでしょうか?
 
電源の確保の問題も含めて、「再稼働の条件」だと筆者は考えていました。
筆者だけが不勉強なのでしょうか?
13年末までは「津波対策は要らない」のでしょうか? 15年度までは非常事態ではフィルター
なしで「ベント」するのですね。昨年の福島と同じ状況ですね。
 
電力が足りなくなるから、「危険を承知」で原発再開するということですね。
「電力不足」「電力代金の値上」「節電」と「原発稼働」を我々庶民も十分に考えて「覚悟」する
必要があるのです。
庶民はその覚悟が必要なのですね。政治家の「責任」では取りきれないものだと思います。

 

2012.04.07(土)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 原発の再稼働 追加

 
今朝のブログは独断過ぎたかなと思ってインターネットを見ていたら、こんなサイトを見つけました。
特に偏光したサイトではなく、新聞社の社説を並べたもののようです
 見てください。
http://seiji.yahoo.co.jp/close_up/1091/
 
やはり、原子力安全委員会が表舞台からいなくなってしまったことを指摘しています。
 
 

2012.04.07(土)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 原発の再稼働

 
またまた、政治的発言になるかもしれませんが、聞いてください。
 
大飯原発の再稼働でマスコミがさかんに報道しています。
マスコミの報道なので多少のバイアス(偏見)も含まれているかもしれませんが、
今の状況を見ていると「不安」になります。
 
最も驚いたのは「原子力安全委員会」の発言です。
慎重な言い回しをしているかもしれませんが「技術的には不安があるが、あとは政治判断」で
と斑目委員長が言いきりました。
 
その後、政府が盛んに活用(利用)しているのは「原子力安全・保安院」です。
たしか福島原発事故の際に「原発を推進する立場の経済産業省の中にある「保安院」は
規制をするには不足」だとの報道・コメントがあったはずです。
そのために、「原子力規制庁」を作ることになったのではないでしょうか?
 
斑目委員長は「精神的にもたないから辞任したい」と言い、「技術的には不安だけど」とも
言いながら、原子力委員会自体が「立場を放棄」してしまったように筆者には見えます。
それを受けて、「保安院」が中心に動きだしたのでは「国民が不安」になるのは当然だと
思います。
 
「地元の同意」がいつのまにか「地元の理解」になり、「地元は日本中」と言っていた
枝野大臣が、いつの間にか「福井に説明に行く」となる。
枝野大臣は「現状では再稼働には反対」と表明した次の日に「状況は変わった」と言いだす
始末です。何がどう変わったのでしょうか?
 
筆者は「電力供給は重要なインフラ」だと思っていますし、「節電だけで簡単に原発の代替に
ならない」という説明もある程度理解します。
電力料金値上げも原発停止を受けて出てきているのは理解します。
 
技術論を乗り越えて、「政治論」にするなら「ぶれない態度」が必要でしょう。
ぶれない政治家が国民に真摯に時間をかけて説明するしかないでしょう。
「原発を全て止めてしまったら、再稼働するのがより大変になる」という理論で大飯原発の
再稼働を急いでいるという話もあります。ちょっと違う感じがします。
 
 

2012.03.31(土)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 日本の制度疲労 年金

 
またまた、「制度疲労」の話題です。
植物工場のサイトにはあまり似つかわしくないかもしれませんが、お聞きください。
 
厚生年金基金の運用の問題です。
AIJ問題 をきっかけに盛んに報道されていることですね。
 
この問題は典型的な「制度疲労」です。
今回の厚生年金基金の話だけでなく、大企業の企業年金の大半も「運用益を4~5%」見込んで
いるはずです。国債だけで運用していたら絶対に達成できないレベルです。
筆者は詳しく調べていないので「公的年金の期待運用益」はどうなっているのか知りませんが
多分同じようなレベルのはずです。
 
年金を現在貰っている人、これから貰おうとしている人(筆者もこれに近い)はこの事実に目を
つぶって、「税金で助けるのはけしからん」「消費税を上げるには」などと言っていませんか?
 
現在の年金の構造は「運用だけでなく」て、仕組自体が「高度成長」を前提に組み立てられて
いるのではないでしょうか。
筆者が初めて「住宅金融公庫」から住宅ローンをした時の金利は「年率5.5%」でした。
それでも民間の金融機関の金利よりもかなり安い設定でした。25年くらい前です。
 
この時代の仕組だとすれば、現在では「破たん」してもおかしくないですよね。
私たち零細企業だって、銀行からお金を借りるのに「3%」くらいのレベルです。
銀行の仕入れレベルは「かなりゼロに近い」はずです。
この時代に「4~5%」を期待されたらリスク商品に手を出しますよね。
 
厚生年金基金に「国の厚生年金の代行」をさせたのも「ボリュームを大きくして利益を大きく」
という高度成長時代の発想でしょう。
もっと問題なのは「天下りのポスト確保」も絡んでいることです。
 
「代行」をさせた国も「知らない」とは言わせないという理論も分かります。
100歩譲って「高度成長期」に「代行」を決めたのは許せるとしても、それを「制度疲労」
「状況が変わったのに」相変わらず「制度を維持」してきた「不作為の罪」は追求されるべき
でしょうね。