2012.06.25(月)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 植物工場をめぐる状況その1

 
久々に植物工場をめぐる話題を何回かに渡って取り上げたいと思います。
本来このブログは「植物工場」に関するものなので植物工場の話題を取り上げるのは
当然のことなのですが、植物工をめぐる状況は「混沌」としているのでなかなかまとまった
文章にし難いということがあります。
 
植物工場は一般的には「将来性のある事業ですね」「面白いですね」「農業の将来を担って
いますね」などと「注目」される業界であることは事実です。
マスコミも取り上げやすい業界です。
しかし、実態は「混沌」としているというのが筆者の個人的感想です。
 
マスコミで取り上げる「植物工場」の実態を表している次のサイトをご覧ください。
http://innoplex.org/archives/tag/%E5%8F%82%E5%85%A5%E4%BA%8B%E4%BE%8B%EF%BC%88%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E6%A5%AD%EF%BC%89
 
上記サイトを見て頂くとお分かりの通り、「植物工場運営」についての記事よりも「植物工場の
設備販売」が圧倒的に多いのです。
特に、「大手建設会社」がそのネームバリューを使って「植物工場設備販売に参入」というのが
良くマスコミを賑わします。
また、「大手電機メーカー」が「LED」や「コンピュータ制御」などの「先端技術」を植物工場に
導入するための販売を開始などです。
 
「植物工場」業界が活発に活動しているという報道よりも、植物工場業界を「顧客」にしようと
考える業界のことが話題にされているのです。
それに刺激されて「新規事業」として「植物工場」を検討している人や会社がいるという状況です。
 
ちょっと冷静に考えれば分かると思いますが、ある意味「外野」が賑やかで「本丸」は「冷静」
ないしは言葉は悪いのですが「白けている」という状況のような気がします。
 
植物工場自体が「白けている」というのは「植物工場業界」に責任があるということは筆者自身
も十分分かっています。
私たちがどんどん活性化することが最も重要なことなのです。
頑張っていきたいと思います。