2012.04.07(土)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 原発の再稼働

 
またまた、政治的発言になるかもしれませんが、聞いてください。
 
大飯原発の再稼働でマスコミがさかんに報道しています。
マスコミの報道なので多少のバイアス(偏見)も含まれているかもしれませんが、
今の状況を見ていると「不安」になります。
 
最も驚いたのは「原子力安全委員会」の発言です。
慎重な言い回しをしているかもしれませんが「技術的には不安があるが、あとは政治判断」で
と斑目委員長が言いきりました。
 
その後、政府が盛んに活用(利用)しているのは「原子力安全・保安院」です。
たしか福島原発事故の際に「原発を推進する立場の経済産業省の中にある「保安院」は
規制をするには不足」だとの報道・コメントがあったはずです。
そのために、「原子力規制庁」を作ることになったのではないでしょうか?
 
斑目委員長は「精神的にもたないから辞任したい」と言い、「技術的には不安だけど」とも
言いながら、原子力委員会自体が「立場を放棄」してしまったように筆者には見えます。
それを受けて、「保安院」が中心に動きだしたのでは「国民が不安」になるのは当然だと
思います。
 
「地元の同意」がいつのまにか「地元の理解」になり、「地元は日本中」と言っていた
枝野大臣が、いつの間にか「福井に説明に行く」となる。
枝野大臣は「現状では再稼働には反対」と表明した次の日に「状況は変わった」と言いだす
始末です。何がどう変わったのでしょうか?
 
筆者は「電力供給は重要なインフラ」だと思っていますし、「節電だけで簡単に原発の代替に
ならない」という説明もある程度理解します。
電力料金値上げも原発停止を受けて出てきているのは理解します。
 
技術論を乗り越えて、「政治論」にするなら「ぶれない態度」が必要でしょう。
ぶれない政治家が国民に真摯に時間をかけて説明するしかないでしょう。
「原発を全て止めてしまったら、再稼働するのがより大変になる」という理論で大飯原発の
再稼働を急いでいるという話もあります。ちょっと違う感じがします。