2009.02.14(土)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 噴霧槽内のノズル

 
何度の言っていますが、私たちの栽培設備は「微噴霧水耕」です。
噴霧槽の中に配管して「霧」を噴き出すノズルを設置しています。
funmunozul.jpg
 
パイプに付いたノズルが
分かりますか?
これはかなりの企業秘密
ですよ。
 
 
 
 
 
 
実際に栽培が始まると噴霧室の内部を見ることはできません。
養液が霧状になっているので閉鎖した中に押し込めて植物の根にだけあたるように、
食用になる葉にはあたらないような仕組みだからです。
 

2009.02.13(金)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 播種

 
前の報告で植物はパネルに植えられると説明しましたが、種の段階では非常に小さいので
パネルには置かず、小さな容器の中にスポンジごと養液に浸します。
次の写真が種を播く場所です。実は高いところにあるのでうまく写真が撮れませんでした。ゴメン
seedpallet.jpg  
蛍光灯の下にグレーの
トレイが分かりますか?
この中にスポンジに
播いた種が入ります。
 
 
 
小さいので一番上に置かれてしまいました。

2009.02.12(木)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 二酸化炭素

 
前にもちょっと報告しましたが、私たちの栽培設備では光合成を促進するために二酸化炭素の
濃度を若干上げています。
前の報告ではボンベの設置場所の写真を載せましたが、今回はボンベから供給された二酸化炭素
を栽培棚に供給する装置です。
co2supply.jpg  
太いパイプで栽培棚
まで来た二酸化炭素
は実際の棚には透明
のチューブで供給され
ます。
 
 
 
供給された二酸化炭素が過剰になると人間には危ないので、あるレベルになると自動で強制排気
されるようになっています。
co2outlet.jpg
 
これが強制排気する
出し口ですね。
人命を守る重要な
装置です。
 
 
 

2009.02.11(水)

秩父良いとこ一度はおいで 浅間山火山灰

 
ちょっと前(2月1日)のことになりますが、浅間山が爆発しましたね。
爆発自体は小規模でしたが、火山灰が東京・神奈川を始め千葉県まで到達したと
テレビで報道されていました。
実は、秩父にも大量に降りました。テレビニュースでは火山灰が流れたルートを関東地方
の地図で示していますが、しっかりと秩父を通っているのです。
 
筆者は月曜日の朝に会社から西武秩父駅まで車を走らせたのです。
会社の車(屋外の駐車場に止めてある)を乗り出す前に、「何でこんなにフロントガラスにほこりが
溜まっているのだろう」(筆者は朝のテレビを見ていなかったので浅間山の噴火を知らなかった)と
不思議に思いました。乗り出して舗装道路を走っている時にバックミラーから見える道路にも
異常な量のほこりが舞い立っていたのを記憶しています。
 
今でも車に白い火山灰が乗っているのをみます。筆者の家族は犬の散歩の際にトラックが舞い
あげた火山灰で喉が痛くなったと言ってます。
それでも、テレビでは全く報道されません。
やはり、過疎地ではそれだけの報道価値がないのでしょうね。
(新聞の地方面では少し報道されました)
 
秩父の位置から見ると浅間山は非常に近くて直線なら50kmくらいしかないと思います。
だから、風向きでまともに降ったのでしょうね。
 

2009.02.10(火)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 パネル

 
栽培棚の工事もいよいよ最終段階です。
私たちの栽培設備では植物は「パネル」と呼ばれる発砲スチロールの板に穴の開いたもので
育てます。穴の部分にスポンジ状のものを詰めてそこに種を播くのです。
palletzaiko.jpg
 
この写真がパネルですね。
いっぱい穴が開いている
でしょう。
いくつか種類があるので
穴の数も変わってきます。
 
 
 
palletsetting.jpg
 
手前の方の白いのが
パネルです。
工事中なので何枚かを
試験的に置きました。
実際には隙間なく
置いていきます。