2011.02.02(水)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 シマ・プロダクツ そば殻の再利用

 
無農薬野菜の販売をしているといろいろな方とお知り合いになります。
今回はレタスのお客様ではないのですが、「そば殻」を利用していろいろなものを作っている
方と知り合ったのでご紹介します。
 
その会社は「シマ・プロダクツ㈱」と言います。本業は自動車の内装を作るメーカーのようです。
ここの社長は環境問題に非常に関心があり、関心あるだけでなく行動もしている方です。
千葉県にある「谷津干潟」というところで「厄介物扱」されている「アオサ」という海藻を利用して
ボールペンを作ってしまった方です。
 
その社長が秩父のそば殻からいろいろな製品を作ろうと努力されています。
現在は「箸(はし)」や食器を作っています。
また、そば殻から作った素材で昆虫の模型も作っています。
写真です。
sobagara hashi.jpg
 
そば殻から作った
箸です
そば殻100%では
ないので混入率に
よって色がちがいます
 
 
 
sobagara doubutu.jpg
 
 
奥がクワガタと
カブトムシで
手前が亀です
 
 
 
 
そば殻は昔は「枕」に使われていましたが、最近はアレルギーがあるとか、他の素材があるとか
で使われなくなり焼却処分されているそうです。
処分されるのはもったいないと利用方法を考えたのがシマ・プロダクツの社長です。
 
私たちも「農薬を使わない」「水や肥料を大量に使わない」ことが eco につながっていると自負
していますが、シマ・プロダクツのように直接的な eco 活動は素晴らしいと思います。

2011.02.01(火)

秩父良いとこ一度はおいで 寒さ厳しい冬 -8℃

 
このブログでも何度も紹介していますが、今年の冬は非常に寒い日が続きます。
冬型の気圧配置が強固に居座っているためでしょう。
このため、雪はまだ降っていません。
 
今朝の秩父地方の最低気温は「-7.8℃」でした。この気温は秩父市街地にある測候所の
ものなので筆者の家(測候所から約6km)がある荒川の反対側や会社のある場所などは
多分1~2度は更に低いと考えられます。
 
毎度おなじみの筆者の自動車の温度表示は朝の8時の段階で「-8℃」でした。
-8do.jpg
 
ハンドルも冷たくて
手袋をしないと
運転できません
 
 
 
 
今日は最低気温はこの冬で一番低かったのですが、昼間の温度は10度を超えているので
日の当たっている場所は暖かくなっています。ホッ! 

2011.01.29(土)

秩父良いとこ一度はおいで 三十槌の氷柱(つらら)

 
 
先日、筆者の家に昔からの友人が遊びに来ました。
「朋遠方より来る、また楽しからずや」ですね。
前日は我家で遅くまでお酒を飲みながら昔話や現在の状況などを話し合いました。
 
そして、次の日に行ったのが表題にある「三十槌の氷柱(つらら)」です。
筆者は昨年もこの場所に別の友人と行ったのですが、今年の方が立派に成長していました。
寒い日が続いているからでしょう。(ここ2週間くらいは筆者の車の温度表示は-4~-6℃)
tsurara1.jpg  
遠くから見たところ
です
手前に川が流れて
います
 
 
 
tsurara2.jpg  
アップにすると
こんな感じです
多分岩の間から
清水が湧いている
のでしょうね
 
 
 
場所は秩父市ですが、かつて「大滝村」と呼ばれた国道299号線で山梨に向かっていく途中に
あります。秩父市街地から約30㎏です。
地域全体も秩父市街地に比べるとかなり寒いのですが、この氷柱がある場所は山の陰になって
いるので昼間でも日が当らない本当に寒い場所です。
 
三十槌の氷柱 の紹介は次のサイトにも詳しく出ています。
http://www14.plala.or.jp/shibazakura/misotutinoturara.html
 

2011.01.28(金)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス オオクマ園芸訪問

 
埼玉県三郷市にある「オオクマ園芸」については前回のブログ記事で社長が秩父農林振興
センターで講演をしたと報告しました。
「農業は夢がいっぱい」という勇気づけられる内容でした。
 
このオオクマ園芸は次のサイトでも紹介されています。
http://www.af-saitama.com/list/index.php?id=699
 
大熊社長が秩父で講演する時に同社のサンプルを持って来られました。
その種類の多さにはびっくりしました。
シェフの「どんな要望にも対応する」「依頼に対しては肯定から入る」というのをモットーにしている
と言っていました。つまり、シェフが要望をしてきた内容を「まずはやってみよう」という姿勢です。
けっして「そんなの無理だよ」「そんなの儲からないよ」とは考えないということです。
私たちも見習わなければならない姿勢です。
ookuma engei sample1.jpg
 
このコーナーは通常の
ベビーリーフと
あまり変わらないもの
です
 
 
 
ookuma engei sample2.jpg
 
大きさが分かり難い
のですが
小さいパックは「1g」から
だそうです。
 
 
 
1g入りのパックは通常考えると「そんなのやってられないよ」という仕事のようですが、
オオクマ園芸はやるそうです。
その代わり「kg当」に換算すると「平均で17,000円/kg」という驚異の価格です。
そして、送料は必ず「お客さん負担」だそうです。
それでも注文が殺到するそうですから、顧客本位の姿勢が評価されているのですね。
勉強になります。
 
 
 
 
 
 
 
 

2011.01.27(木)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 農林振興講演

 
先日、秩父地域農林振興センターで開かれた「講演会」兼「若手農業者の発表会」に
行ってきました。
 
まず、講演では「オオクマ園芸」という「ベビーリーフ」「マイクロリーフ」では日本一と言ってもよい
埼玉県三郷市にある会社の社長(大熊氏)が講演されました。
「農業は夢がいっぱい」を強調されていました。
大熊社長は農家に生まれて家を継いだのですが、先代が「仕事にだったらドンドン金を使え」と
いう方で、当時は珍しかった「温室水耕栽培」を今の社長が始めたそうです。
初めは周りの人から「農業にそんなに金使って儲かるはずがない」と批判されたそうですが
今では「日本中の高級ホテルのシェフ」が「オオクマ園芸」なら作ってくれるだろうと連絡してくる
までになったそうです。(うらやましい!!)
講演の演題の写真が次のものです。
norinshinko kouen1.jpg
 
勇気づけられる
表題でしょう
 
 
 
 
 
 
 
 
この講演に続いて「若手農業者の発表会」がありました。
2人の若者が「病気対策」「温度・湿度管理(いちご)」について発表しました。
2人ともパワーポイントを使って非常に洗練された発表でした。
この後、埼玉県大会、全国大会を目指して発表に磨きをかけるとのことでした。
温度・湿度管理についてのグラフの写真を撮りました。
norinshinko kouen2.jpg
 
グラフを使って
非常に分かりやすく
なっています
 
 
 
 
農業でも若い人がドンドン積極的に新しいことをやっているのは頼もしく感じました。