2011.02.02(水)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 シマ・プロダクツ そば殻の再利用

 
無農薬野菜の販売をしているといろいろな方とお知り合いになります。
今回はレタスのお客様ではないのですが、「そば殻」を利用していろいろなものを作っている
方と知り合ったのでご紹介します。
 
その会社は「シマ・プロダクツ㈱」と言います。本業は自動車の内装を作るメーカーのようです。
ここの社長は環境問題に非常に関心があり、関心あるだけでなく行動もしている方です。
千葉県にある「谷津干潟」というところで「厄介物扱」されている「アオサ」という海藻を利用して
ボールペンを作ってしまった方です。
 
その社長が秩父のそば殻からいろいろな製品を作ろうと努力されています。
現在は「箸(はし)」や食器を作っています。
また、そば殻から作った素材で昆虫の模型も作っています。
写真です。
sobagara hashi.jpg
 
そば殻から作った
箸です
そば殻100%では
ないので混入率に
よって色がちがいます
 
 
 
sobagara doubutu.jpg
 
 
奥がクワガタと
カブトムシで
手前が亀です
 
 
 
 
そば殻は昔は「枕」に使われていましたが、最近はアレルギーがあるとか、他の素材があるとか
で使われなくなり焼却処分されているそうです。
処分されるのはもったいないと利用方法を考えたのがシマ・プロダクツの社長です。
 
私たちも「農薬を使わない」「水や肥料を大量に使わない」ことが eco につながっていると自負
していますが、シマ・プロダクツのように直接的な eco 活動は素晴らしいと思います。