2012.02.21(火)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 植物工場と電力消費

 
東京電力の料金が4月から大幅に上がるという話はマスコミなどで伝えられています。
 
しかし、マスコミもあまり熱心に報道していません。
特集などで深堀しているテレビはあまり見ません。
日本経団連と経産大臣との「やりとり」(実際に面と向かっての語論ではない)も一度報道
されただけです。
真剣な議論がなされているという感じは全くないですね。
 
経産大臣も「吠えた」のは単なるパフォーマンスなのでしょうか?
日本経団連も「仲間」である東京電力に「エール」を送って「義理」を果たしたのでしょうか?
経産省も多分「電力産業」を完全に取り込んで最終責任まで負うつもりはないのでしょうね。
マスコミは「広告宣伝の大顧客」とケンカしてまで、「社会の公器」としての役割を果たそうと
する気はないのでしょうね。
 
原発がどんどん停止していくのに、今後は「どうしましょう」という議論がなされているという
状況も「大マスコミ」を見ている限り見えてきません。
実はこんなことを言っている筆者を含む「国民」「庶民」だって真剣に向き合って議論に参加
しようとしている人は少ないのではないでしょうか?
 
1960年代から1970年代なら「なんらかの形で」デモが起こっていたのではないでしょうか?
大学なら「学生集会」が毎日開かれているのではないでしょうか?
 
私たち「植物工場(完全閉鎖型)」は近々「電力料金問題」で経済産業省に連名で訴えに
行くことになっています。
実は筆者はどうしてもスケジュールが合わず立会えないのですが、会社名を並べた文書
には「株式会社 野菜工房」も並びます。
 
正直言って「今回の訴え」ですぐに料金値上げが延期されたり、植物工場だけ特例になる
などということが起こるとは思っていません。
しかし、何らかの声をあげていかないと、現実は「忘れ去られる(無視される)」と思います。