2011.10.22(土)

秩父良いとこ一度はおいで その他地域 ハワイその2

 
ハワイ旅行の第二回です。
ダイヤモンドヘッドに行って来ました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89
 
この場所は海に面した場所で「沿岸警備」に最適だと言われています。
実際に軍事要塞として使われていたそうです。
 
ふもとの駐車場から山道を頂上まで登ります。
案内によると1km程度の道のりだそうですが、往復で1時間~2時間はかかるようです。
筆者も登りました。意外とスムーズに登れました。
waikiki view from diamond head.jpg
 
頂上から見た
ワイキキ地区です
 
 
 
 
 
crater from diamond head.jpg
 
登ってきた道が
見えます
かなりの高さです
 
 
 
 
最後に、ワイキキ地区で見た「驚いた光景」です。
Udon in Hawaii.jpg
 
ワイキキにある
「丸亀うどん」です
 
 
 
 
 
丸亀うどんがあるだけなら、「そうかハワイにも進出しているのだな」だけなのですが
実は「長蛇の列」なのです。千客万来です。
日本人も若干いましたが、大半が白人でした。
「健康的なイメージ」と「天ぷら」が食べられるので受けているのでしょう。
値段は日本よりちょっと高めという感じですね。
 
 
 

2011.10.21(金)

秩父良いとこ一度はおいで その他地域 ハワイその1

 
このブログが10月14日~18日まで更新されなかったのは筆者が個人的事情で海外(ハワイ)に
行っていたからです。(個人的事情とは子供の結婚式出席という事情です)
 
そのハワイの様子を今回と次回の2回で紹介したいと思います。
筆者自身は30年以上前に一度だけハワイに行ったことがありますが、その記憶はほとんど
残っていませんでした。だから、ほとんど初めてと言っていい状態でした。
 
正直なところ、ワイキキ地区は典型的な観光地で「日本語だけ」でほとんど何でも可能という
状況です。海外旅行の初心者コースとしては良いと思います。
 
ハワイと言えば、いろいろな気持ちはあるにしても「パールハーバー(真珠湾)」に行ってみようと
いうことになりました。
皆様、ご存じの「真珠湾攻撃」の舞台です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E7%8F%A0%E6%B9%BE
 
現在のパールハーバーには、真珠湾攻撃で沈没した「戦艦アリゾナ」がそのまま湾内に沈んで
いるそうです。その海面には沈んだままになっている「戦艦アリゾナ」が見えるように見学設備が
浮いています。
 
私たちは夕方近かったということで、「戦艦ミズーリー」を見学しました。
これは「最後の戦艦」と言われ、第二次世界大戦中に作られながら、イラク戦争(砂漠の嵐作戦)
にも参加しているという船です。
有名なのは第二次世界大戦での「日本の降伏文書」をこの船のうえで調印したというものです。
説明のサイトを見てください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%83%BC%E3%83%AA_(%E6%88%A6%E8%89%A6)
 
筆者が撮った写真はこんな感じです。
battleship.jpg
 
ブリッジの部分だけが
写っていますね
本当は大きな船です
 
 
 
 
pearl harbour.jpg
 
パールハーバーの
入口にあります
 
 
 
 
 
私たち日本人(大人5人+赤ちゃん)が、戦艦ミズーリまでのシャトルバスを待っていると
一緒のバスを待っていたカナダ人(多分)のじいさんが、係の人に「日本人がこんなにいっぱい
来るのをどう思うのか?」と聞いていました。
掛かりの人は「今は友達だよ」とかわしていましたが、まだまだ複雑な感じはありますね。
 
戦艦ミズーリの見学で印象に残ったのは、「神風特攻隊のパイロットの遺体」を水葬で丁寧に
葬ったという話です。
艦上に残された遺体(かなり傷んでいた様子)を船員の中には「捨ててしまえ」と言う人も
いたようです。しかし、艦長が「私たちが国のために戦っているとの同じで、このパイロットも
国のために戦ったのだ」と言い、「水葬」で丁寧に葬ったという話がありました。
 
 

2011.10.20(木)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 植物工場建設

 
第3次植物工場ブームと呼ぶ人がいます。
植物工場が話題になることが多いという意味では「ブーム」と言えるかもしてませんが、
日本中でドンドン植物工場が建設されているというのとはちょっと違うと思います。
 
植物工場を作るとなると、商業生産規模の小さなもの(日産1000株くらい)でも1億円前後
掛かることが多いのです。
これだけの資本を投入するのはそんなに簡単なことではありません。
一般に「政府の補助金が出るだろう」と言われますが、実際には1年半くらい前に第3次補正
という枠で「植物工場への補助金」が出されたのを最後に「植物工場への補助金」は制度上
ありません。(産地収益力向上、農家が共同して作る施設園芸というくくりで可能性はありますが)
 
一方で、大きな初期投資をしたけれど「運営ノウハウ」がない会社もあります。
植物工場は「工場」だから、ハードを買えば(それも高い金で)良い品質の野菜ができると
思われがちですが、これは違います。
完全閉鎖型の植物工場では「ハード」はもちろん必要ですが、運営の「ノウハウ(ソフト)」が
より重要だと私たちは考えています。
 
「クリーンルーム」建設の技術があるから植物工場の販売を展開するという大手建設会社
ありますが、これは必ずしも的を得ていません。
いわゆる半導体製造などで使われる「クリーンルーム」は「パーティクル(ホコリ)」がどのくらい
あるかという観点で作られます。「NASAのいくつ」などという基準ですね。
私たちの栽培室は、「菌数をどれだけコントロール」できるかということが重要なポイントです。
この菌数はハードだけでコントロールできるものではありません。ソフトがより重要なのです。
 
また、小さな実験室でノウハウを取得してから商業規模の設備に投資しようという考え方も
必ずしも的を得ていません。
小規模での栽培技術は基礎にはなりますが、規模の大きな商業生産では全体をコントロール
する「運営ノウハウ」があるのです。
ハード的にも小規模なものを「そのまま」大きくしたら、商業規模の設備になるという考え方も
間違いです。大きな空間の環境をコントロールするにはそれなりのノウハウが必要です。
 
これから商業規模の植物工場の運営に参入しようといく方は、「実際に植物工場を運営している」
ところから話を聞いて、そこの技術やノウハウを導入する方法を考えるべきだと思います。
そのためにも、わたしたちのようなコンサルティングが必要になると考えています。
(ちょっと生意気ですね。)
 
 

2011.10.19(水)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 植物工場とJA

 
私たちの会社(株式会社 野菜工房)は「JAちちぶ(秩父農業協同組合)」の准組合員です。
認定農業者になった時に加盟しました。
その後、筆者も代表者で年間150時間以上農業に従事しているということで「正組合員」に
なっています。つまり、会社も個人もJAのメンバーです。
 
それでも、私たちはJAに全く出荷していません。直売所も利用していません。
理由は簡単です。私たちのビジネスモデルの中にJA流通が入っていないからです。
出荷時に価格の決まっていない、自社で価格交渉ができない、流通方式には非常に違和感
があります。
 
大量に、その日収穫されたものを「全て」出荷できるというメリットは感じるのですが、一度手を
離れた私たちの生産物がどのルートを通って「いくらで」納入されるのかが分からないと
私たちが直接交渉している顧客に別ルートから「同じ商品が、全く違う価格」で納入される
可能性があるのです。
私たちは責任を持って、品質・価格を交渉していますので、別の価格で販売されると私たちの
信用にもかかわります。
 
JAの基本的なコンセプトは「組合員平等」というものです。
この観点から同じ品目であれば、同じ価格にならざるを得ません。
極端な言い方をすれば「品質の差」は認められないのです。
 
もともと農家でJAの有力なメンバーだった人が、JA外の流通を利用し始める場合の理由は
大半が「自分たちの品質」をきちんと評価して欲しいというものだと聞いています。
農業法人も同じような理由だと思います。
 
もちろん、農協には肥料、農薬、種などの代金を立て替えてくれたり、必要な保険や融資を
してくれたり、新しい農業技術の指導をしてくれたりとたくさんの重要な機能があります。
これで助かっているメンバーの方が非常に多いということは間違いないと思います。
その点で、私たちも活用できる機能はどんどん活用されて頂こうと思っています。
 
 

2011.10.13(木)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 植物工場産の品目

 
今回は、植物工場ではどんな品目を作っているのでしょうか? ということをコメントしてみたい
と思います。
 
私たちは「リーフレタス」「フリルレタス」「サラダ菜」「サニーレタス」「水菜」の5品目を生産して
います。
この他に「試験栽培」として「ルッコラ」「バジル」などの「ハーブ類」、「パセリ」「大葉」なども
作ったことがあります。
 
よく聞かれる質問に「植物工場ではどんな植物が作れるのですか?」とか「なぜレタスを
作るのですか?」というものがあります。
 
これらの質問には「植物工場では作ろうと思えば何でもできます」と答えます。
これに加えて「生産効率や商売上を考えると「葉物野菜」(レタスなど)になります」と答えています。
実際に私たちでも「かぶ」(根菜類)を作ったこともありますし、大手町の地下で生産している
パソナは「稲(米)」を作っています。
 
「作ろうと思えば作れる」のと、「効率的に」とか「売れる品目」を作るという観点では違ってくるの
です。
私たちのレタスは「無農薬」です。露地栽培で「無農薬」を商業的に作るのは現実的には難しい
ので、露地野菜と競合しない「無農薬レタス」を作っているのです。
 
また、「低細菌」を目指している私たちにとっては「養液(細菌が多い)」を商品に吹きかけるのは
絶対に避けなければならないことなのです。
養液は「根」に吹きかけているので、「商品が根」である「根菜類」では「商品の菌数が高くなる」
という事態が避けられません。
つまり、私たちのセールスポイントのひとつである「低細菌」が根菜類では達成できないのです。
 
「低細菌」で「無農薬」がアピールできる品目を考えると自ずと「葉物野菜」になるのです。
通常の農業(露地栽培やハウス栽培)で比較的多くの農薬を使わざるを得ない品目として
「パセリ」「大葉」があります。これも品目を決める際の重要なポイントです。