2009.01.26(月)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 噴霧ノズル 取付作業

 
私たちの生産設備は「微噴霧水耕」ですと説明しました。
通常の水耕栽培では根が水槽の中に溜まった養液に浸かっています。
ところが、私たちの根は通常は養液には浸かっていません。空気中にさらされているというと
分かってもらえるでしょうか?
時々、必要に応じて「養液」を細かい霧にして根の部分に吹き付けるのです。
普段は養分がないので養分が来た時には一生懸命に吸収しようと細かい根をどんどん増やして
いきます。細かいひげがいっぱい生えた大きな根になります。
「大きな根からは大きくて元気な葉っぱ」ができます。
これは土壌の根でも同じことが言われています。良い作物を作るには大きくて立派な根が必要
だと昔から言われているのです。
 
養液を霧状にして吹きかけるためのものが「ノズル」です。
nozul.jpg
 
金色の小さなものです。
箱に入っています。
小さいからといってバカに
できません。
高いんですよ。値段が。
 
 
上の写真の「高価な」ノズルを栽培棚の水槽部分に取り付けるのですが、その前の準備作業を
しています。
nozulfittingwork.jpg  
ノズルを配管の先端に
ある取付部分に組み込んで
いる作業です。
 
 
 
 
nozulfitting.jpg  
上の写真は左の写真の
穴の部分にノズルを
つけているんですね。
これもいっぱいあります。
 
 
 
だんだん、私たちのノウハウの確信部分に近づいているかもしれません。
あー! 企業秘密かも?

2009.01.25(日)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 水道工事 配管

 
私たちの栽培設備でも水道水は使います。
栽培養液を作ったり、洗浄したり、いろいろ使うので水道は必要です。
私たちは大きな工場の一部を借りているので大家さんから水道水を分けて貰うために
配管が必要です。
下の写真が大家さんから供給される水道配管です。室内なので天井近くに設置されます。
waterpipececgawa.jpg
 
水道の配管も天井に設置
されています。
障害物は避けなければ
なりません。
 
 
 
waterpipekikaisitu.jpg  
機械室の天井をどんどん奥のように
入っていきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
waterpipekikaisitu2.jpg  
機械室の奥の部分です。
これからいろいろな所に分岐
しています。
 
 
 
 
 
電気工事もいろいろな所に供給するために表からは見えないところで苦労するのですが
水道設備も一緒ですね。
 

2009.01.24(土)

未来の野菜を作る 植物工場建設工事 電気工事 タイマー

 
電気工事が進んでいくといろいろがものが徐々に見えてきます。
今回は「電源用タイマー」を紹介します。
栽培棚は蛍光灯を光源としていますが、その蛍光灯は1日24時間つけっぱなしという
わけではありません。植物でもある程度の時間は夜の時間があった方が良いようです。
そのために、蛍光灯を点けたり消したりするのですが、それを全て手作業でやっていると
大変です。そのために、タイマーをつけるのです。
electrictimers.jpg
 
いっぱいあるでしょう。
かなりきめ細かい管理を
するというのが分かりますね。
 
 
 
 
 
電気工事も詳細な図面はあるのですが、現場でも必要に応じて確認をしながら作業します。
下の写真が現場での打合せ風景です。
electricworkers'meeting.jpg  
この写真だけでも4人の人が
写っていますね。
ひとつの設備を作るためには
たくさんの人が働いてくれます。
 
 
 
電気工事はまだまだ序の口です。これからもいろいろな作業があります。

2009.01.23(金)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 栽培棚組立 完了

 
栽培棚の組立も順調に進んでほぼ完了です。
大量の部材を手作業で組み立てていくのですから大変な作業です。
 
下の写真は組立が終わったものを撮影したものですが、全体を撮るのは難しいのでほぼ半分
だけ写しました。同じようなものが反対側にもあると考えてください。
saibaitanafinished.jpg  
緑色の床と清潔な
天井に挟まれたところに
目いっぱいに棚が設置
されました。
 
 
 
この栽培棚に根の部分が収納される「水槽」(私たちの場合には基本的に水は溜りませんが
他に良い言葉が浮かばないので便宜的に水槽と呼びます)が設置されます。
その作業はこれからです。
この栽培棚には水槽等が置かれるためにいろいろが工夫がされていますが、そのひとつが
次の写真のレールです。
saibaitanarail.jpg  
なんかジェットコースターが
トンネルの中を走るように
工事をしているように
見えるでしょう?
 
 
 
 
 
 
栽培棚が入った室内はかなり狭い感じになりました。
                                                       

2009.01.22(木)

秩父良いとこ一度はおいで 秩父を訪れる 秩父線秩父駅 駅ビル

 
前に秩父を訪れるには「西武線」と「秩父線」があると紹介しました。
西武線は東京の人も知るあの「西武鉄道」ですが、秩父線は「秩父鉄道」という私鉄会社です。
東京のある人から「秩父線はJR?」と言われたので「違いますよ。私鉄です。」と言ったら
「ああ、第三セクターだね」と言われました。
その人は秩父のことをかなりの田舎だと思っているようです。
 
秩父鉄道「秩父駅」の駅舎を紹介します。
jibasan.jpg
 
ちょっとした駅ビルでしょう?
りっぱなものですよ。
 
 
 
 
 
上の写真の右の方に「青い部分」がありますね。そのアップが次の写真です。
jibasanmatsuri.jpg
 
出ました。
秩父夜祭の絵です。
下の方に屋台(秩父では山車を
こう呼びます「やたい」)があって
上には花火です。
前にも説明した「冬の大花火」です。
 
 
 
 
秩父のシンボル「秩父夜祭」を描いた駅ビルはじつは「地場産業振興センター」なのです。
政府が後押しをして、地方の産業を盛り上げようと補助金を出しているものです。
やはり、田舎なのかもしれない。トホホ・・・