2009.07.03(金)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 レタス栽培 根の育成実験

 
㈱野菜工房は技術志向の会社だと説明したと思います。
実際に「試験専用のライン」もあります。
また、実際の栽培ラインでも少しづつ栽培の仕方を変えて成長の様子を観察することを
しています。下の写真2枚をみてください。
with float.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
without float.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
どちらもフリルアイスですが、下の写真(2枚目)の方が大きいのが分かりますか?
写真ではちょっと分かりにくいのですが、実際に見ると明らかです。
それでは次の写真2枚を見てください。
with float ne.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
without float ne.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
これは明らかですね。どちらが良いかは別として「根の形状」は全く違いますね。
同じフリルアイスで同じ時間栽培しているのに大きな違いがあります。
これは栽培方法をちょっと変えただけです。
まだまだ日数が少ないので葉っぱの大きさの差はあまり大きくありませんが、これから成長
していくと更に差が出てくるのではないかと期待しています。
こういう実験の積み重ねが栽培技術の差になると思っています。

2009.06.29(月)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 パセリ・バジル収穫後の成長

 
土曜日・日曜日と2日間ブログを休みました。ごめんなさい。
土曜日は大宮(さいたま市)にある「サンマルシェ天沼店」で店頭試食会をしてきました。
夕方に会社に戻ったのですが、肉体的に疲れたのでブログは休みました。
大宮は遠いよね。(これは秩父人のコメントで実際は秩父が遠いのかもしれませんね)
車で3時間近くかかりますからね。
 
ところで、前にパセリとバジルを収穫したと報告しましたが収穫した後の茎はどうなっているかを
ご紹介します。
パセリは収穫した茎にまた「新しい枝(?)」が出て成長しています。
paceri seicho.jpg  
手前の方です
小さいので
良く分からない
かもしれないけど
切った株から
また枝分かれ
して成長してます
 
バジルは残念ながら全く成長しません。レタスと一緒ですね。
basil seichosezu.jpg
 
こちらは
分かりますね
ちょうど真ん中
付近に切られた
茎があるでしょ
周りの豊かなのは
収穫してませんよ

2009.06.23(火)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 レタス栽培 収穫前

 
ブログも半年を超えると、今までに報告したことでもずいぶん前の日付になってしまうので
「タワワ」になっている写真を見たことがないという読者もいらっしゃるかもしれません。
 
今回は久々に「栽培棚」や「パレット」にのったレタスを紹介したいと思います。
収穫前の状況と理解ください。
furiru on shelf.jpg
 
フリルアイス
ですね
 
 
 
 
leaf on pallet.jpg
 
リーフレタス
です
まさに収穫前で
栽培棚から
下ろしたところ
ですね
 
 
 
 

2009.06.19(金)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 レタス栽培 データ入力

 
私たちの栽培は「植物工場」と呼ばれて「養液」「温度」「光」はコンピュータ管理されている
最先端の工場だと言われています。これは事実です。
 
そうは言いますが、植物を育てるという意味での作業はアナログです。
播種、育苗、移植、定植、収穫、袋詰、洗浄 どれをとっても手作業です。
機械は使いません。せいぜい道具を使うだけです。
 
それでもデータ収集や作業スケジュールはパソコンで管理しています。
何日に播種したものが現在どの工程(移植・定植など)にあるのかはパソコンで分かります。
収穫したもののパネルごとの重量や株の平均重量も分かります。
コンピュータ管理というよりはデータをパソコン管理しているという感じです。
データ入力をしている様子は次の写真です。
datanyuryoku1.jpg
 
デスクトップで
データ入力中
 
 
 
 
 
 
 
 
datanyuryoku2.jpg
 
ラップトップ
パソコンも
あります
 
 
 
 
 
 
データ入力は地道な作業ですが重要です。
また、そのデータをどう使うかがもっと重要なのでしょう。入力してくれる人に感謝、感謝です。
 
 
 
 
 
 

2009.06.18(木)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 レタス栽培 パネル洗浄

 
私たちのレタスは「パネル」と呼ぶ発泡スチロールの板に穴のあいたものに植えられています。
私たちはそのパネルの上部(葉っぱのある方)を「地上系」と呼んでいます。
反対にパネルの下部(根のある方)は「地下系」ですね。
 
パネルの「地下系」には養液が霧になって吹きつけられています。
このために「噴霧水耕」に分類され、私たちは「霧の畑」と称しています。
前にも説明しましたが、養液には雑菌がいっぱいいます。栄養分豊富ですから当然ですね。
その養液を地下系には十分噴霧しますが、商品となる葉っぱ(地上系)には漏れないように
しています。
 
そんな重要な「パネル」は地下系部分は汚れます。
だから、きれいに洗わなければなりません。高圧洗浄機で洗います。
そのあとに「ピュア水」と呼ばれる「殺菌作用」はあるけれど、殺菌後は水に戻ってしまう溶液に
漬けます。その写真をお見せします。
panelsenjyo1.jpg
 
エプロンをした
新人君が
ピュア水に
パネルを漬けて
いるところです
 
 
 
 
 
panelsenjyo2.jpg
 
アップです
パネルを
何枚も
ピュア水に
つけるために
上から押えて
います