2009.02.17(火)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 養液配管

 
養液を栽培棚に供給するのに大小のパイプが配管されています。
床工事の状況を報告した時に、床に埋まってしまう配管がたくさんあると説明したと思います。
それらの床に埋まっている配管が立ち上がって、栽培棚につながるわけです。
 
youekihaikan1.jpg  
グレーのパイプが
いくつも見えると
思います。
オレンジ色のバルブ
も付いていますね。
 
 
 
 
 
yoekihaikan2.jpg
 
この配管は養液だけ
ではないですね。
いろいろなコードも
栽培棚に組み込まれて
いますね。

2009.02.14(土)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 噴霧槽内のノズル

 
何度の言っていますが、私たちの栽培設備は「微噴霧水耕」です。
噴霧槽の中に配管して「霧」を噴き出すノズルを設置しています。
funmunozul.jpg
 
パイプに付いたノズルが
分かりますか?
これはかなりの企業秘密
ですよ。
 
 
 
 
 
 
実際に栽培が始まると噴霧室の内部を見ることはできません。
養液が霧状になっているので閉鎖した中に押し込めて植物の根にだけあたるように、
食用になる葉にはあたらないような仕組みだからです。
 

2009.02.13(金)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 播種

 
前の報告で植物はパネルに植えられると説明しましたが、種の段階では非常に小さいので
パネルには置かず、小さな容器の中にスポンジごと養液に浸します。
次の写真が種を播く場所です。実は高いところにあるのでうまく写真が撮れませんでした。ゴメン
seedpallet.jpg  
蛍光灯の下にグレーの
トレイが分かりますか?
この中にスポンジに
播いた種が入ります。
 
 
 
小さいので一番上に置かれてしまいました。

2009.02.12(木)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 二酸化炭素

 
前にもちょっと報告しましたが、私たちの栽培設備では光合成を促進するために二酸化炭素の
濃度を若干上げています。
前の報告ではボンベの設置場所の写真を載せましたが、今回はボンベから供給された二酸化炭素
を栽培棚に供給する装置です。
co2supply.jpg  
太いパイプで栽培棚
まで来た二酸化炭素
は実際の棚には透明
のチューブで供給され
ます。
 
 
 
供給された二酸化炭素が過剰になると人間には危ないので、あるレベルになると自動で強制排気
されるようになっています。
co2outlet.jpg
 
これが強制排気する
出し口ですね。
人命を守る重要な
装置です。
 
 
 

2009.02.10(火)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 パネル

 
栽培棚の工事もいよいよ最終段階です。
私たちの栽培設備では植物は「パネル」と呼ばれる発砲スチロールの板に穴の開いたもので
育てます。穴の部分にスポンジ状のものを詰めてそこに種を播くのです。
palletzaiko.jpg
 
この写真がパネルですね。
いっぱい穴が開いている
でしょう。
いくつか種類があるので
穴の数も変わってきます。
 
 
 
palletsetting.jpg
 
手前の方の白いのが
パネルです。
工事中なので何枚かを
試験的に置きました。
実際には隙間なく
置いていきます。