2009.01.15(木)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 床コーティング上塗り その2

 
前回はエポキシコーティングの上塗り作業を紹介しました。
上塗りだけで2回塗ります。1回塗るのに1日かかるので丸2日作業をしています。
そして、丸一日は完全に乾かすために「養生」をします。
それではエポキシコーティングの完成を見てください。
floorcoatingfinished.jpg  
見事に全面グリーンに
なったでしょう。
衛生的な工場の様子に
なってきました。
 
 
 
drain1.jpg  
前にも説明しましたが、排水溝はあります。
床を洗った時に水が流れるようにします。
その溝もふたがないと作業員が足を踏み外す
のでふたをつけました。
 
 
 
 
 
 
これで床が出来上がりました。
まだまだ、作業は続きます。電気工事もあるし、エアコン、水道、そして主役の栽培棚の設置
です。

2009.01.14(水)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 床コーティング上塗り その1

 
衛生的な床を作るために「エポキシコーティング」をします。そのための「下塗り」は既に
説明しました。さて、これからが本番です。
エポキシを床表面にコーティングしていきます。色は何種類かあるのですが、私たちの床は
食品工場では最も一般的な「グリーン」にしました。コーポレートカラー(会社の色)です。
floorcoatingunfinished.jpg  
手前の緑色のところがエポキシを
塗ったところです。
向こう側の灰色に見えるところが
下塗りしたところです。
これからだんだん塗っていきます。
 
 
 
floorcoatingworking.jpg
 
実際の作業はこんな感じですね。
ローラーで少しづつ塗っていきます。
 
 
 
 
 
この作業で全面に塗るのに丸1日かかります。それを2回塗ります。
次回に塗り終わったところを紹介します。
 

2009.01.13(火)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 床コーティング 下塗り

 
新しい床を作るための「生コン」投入と仕上をかつて紹介しましたが、
今度は「床コーティング」です。生コンを打って表面を仕上げてから約2週間「養生」
していました。
 
「養生」が終わったのでついに「コーティング」の始まりです。
このコーティングはいわゆる「衛生的な食品工場」の床と同じ仕様のものです。
養生中に溜まったほこりやゴミをきれいに掃除して、表面に「下塗り」をします。
その上に「エポキシ」という素材のコーティングを2回塗ることになります。
 
今日は「下塗り」ですが、写真に撮ると暗いイメージになります。
実際には乾いたコンクリートが下塗りをすると湿った感じの色になります。
 
floorprecoating.jpg
 
  
もう少し写真が上手ければ
分かりやすいのでしょうが、
手前の方が光っているのが
わかりますよね。
 
 
 
floorprecoatingwork.jpg  
実際の作業はこんな感じですね。
人海戦術です。
塗ってすぐには白く見えますね。
乾くと上の写真のように透明で
湿った感じになります。
 
 
 
この下塗りが終わると、いよいよ「エポキシ」を2回塗りするわけです。
その作業は次回以降に報告します。

2009.01.11(日)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 電気工事 コンセント

 
電気工事は天井裏での仕事が多いのですが、私たちが普通の生活で一番良く使うのは
「コンセント」ですよね。
植物工場では蛍光灯とならんで、コンセントをよく使います。
私たちのコンセントは大きく分けて2種類あります。通常のコンセント(4口)と防水用のもの
です。
consentgeneral.jpg

これは普通の生活でも見るもの
ですが、
4口はちょっと多いですね。
また、アース用の穴が余分に
あります。


 
 
 

防水タイプは次の写真です。





consentwaterproof.jpg
 
 
私もまだ使っていないのでよく分かりません。
水を使う場所に設置されています。
 
 
 
 
 
私たちの工場は完全制御型なので電気を多く使うのでコンセントも多くあると思います。
 

2009.01.10(土)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 電気工事 配線

 
 電気工事は屋根裏等で作業をするので仕事の様子が良く分からないとかつて説明したしたが
今回もそのケースです。
朝から電気工事の人が来ていたのですが「のぞき窓」から見てもどこにいるのか分かりません
でした。そのうち午後になって次の写真のような状況になりました。
cordageforsaibaidana.jpg firealarmcode.jpg
 
 
左側のコードは天井のアチコチから出ているものです。栽培棚に付けられる蛍光灯の電源ですね。
右側のものは「火ホウ」(覚えてますか火災報知機です)の電源です。
いづれも元は天井裏に張り巡らされていたものを栽培室内に取り入れたものですね。
だから、天井裏での作業が中心だったのですが、天井から降ろされるまではどこで何をしている
のか分からなかったのです。