2009.01.30(金)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 電気工事 蛍光灯設置作業 その2

 
さあ、作業はどんどん進みます。
蛍光灯の傘を取り付けて、蛍光灯を組み込んで、さあ 電気をつけてみましょう。
keikoutouinplace2.jpg  
一斉に点けました。
なかなか豪華でしょう?
 
 
 
 
 
keikoutouinplace.jpg                                                             
 
アップにするとこんな感じですね。 
ひとつの傘に2本の蛍光灯です。
 
 
 
 
私たちの生産設備では蛍光灯が唯一の光源ですから重要です。 

2009.01.29(木)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 電気工事 蛍光灯設置作業 その1

 
私たちの栽培設備は何度のいうようですが「完全制御型」です。
完全制御型というのは外界と遮断して「栽培環境を全てコントロールする」ということです。
太陽光も全く使いません。自然の恵みを使わないのはもったいないと言われます。
ある意味その通りなのですが、太陽光を使うと必要以上に光や熱が発生する時もあれば
少なすぎて追加しなければならないという事態になります。
それを人工でコントロールしようとすると、自然の変化に刻々と対応することは通常考えるより
非常に難しいことのようです。(この部分は技術者ではない筆者は「そうなんだ」と納得する
しかない) 制御システムにお金をかけず確実性を増すためには「外界と遮断して」環境を
すべてコントロールした方が楽のようです。
 
このために、私たちは光源を「蛍光灯」に求めました。
他の会社では「高圧ナトリウムランプ」や「LED」、一部だけ太陽光を使っているところもあります。
蛍光灯の取付作業が始まったのです。
saibaitanakeikotou.jpg 
まずは蛍光灯を取り付ける
かさを取り付けます。
蛍光灯だけをのりで貼り付けても
しょうがないので当たり前ですか?
 
 
 
 
keikootooinplace.jpg 
 どうですか?
いっぱいあるでしょう?
これだから電気代がかかる
のでしょうね。
 
 
 
作業はどんどん進んでいきます。
 
 
 
 
                                                                                                  

2009.01.28(水)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 空調設備 ダクト設置口

 
私たちの栽培設備では蛍光灯とともに「空調設備」も重要な役割を果たしています。
レタスは涼しい環境でしか育ちません。摂氏25度を超えると成長が阻害されます。
蛍光灯をたくさん使っている私たちの栽培室内は冬でも空調とつけておかないと暑くなりすぎます。
 
前にもエアコンの室外機が屋外にあり、室内機は天井裏に設置されていると紹介しました。
この室内機からダクトを通って天井裏から室内に涼しい空気が入ってきます。
その出口となるのが次の写真です。
ductoutlet1.jpg
 
この形はちょっと変わってる
でしょう?
工事が最終段階になるとなぜ
こんな形が分かります。
 
 
 
ductoutlet2.jpg
 
上の写真はアップすぎたので
少し引いてみました。
栽培棚の通路の天井に設置
されています。
 
 
 
このエアコンの冷風の出口の形を良く覚えておいてくださいね。
後ほど、「なるほどね」となります。
 
 
 

2009.01.27(火)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 養液管理 栽培棚配管

 
私たちの生産設備では養液を通して植物に栄養分を与えます。
その溶液は一度噴霧したものも回収して再度使います。
そのためには回収するための配管も必要です。
次の写真は養液を噴霧する「水槽」から使った養液を回収する配管です。
youekihaishutubeninplace.jpg
 
栽培棚の中にある水槽を
下から見たところです。
これで溶液を回収するんで
すね。
 
 
 
youekihashutuben.jpg  
これが取付前の状態ですね。
取り付けられるように予め
組立てておくのですね。
 
 
 
 
youekihaishutubenjyunbi.jpg
 
実際の準備作業の様子です。
なかなか根気のいる作業です。
 
 
 
 
 
私たちの設備では養液を何度も使用します。コスト削減もさることながら資源の有効利用ですね。

2009.01.26(月)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 噴霧ノズル 取付作業

 
私たちの生産設備は「微噴霧水耕」ですと説明しました。
通常の水耕栽培では根が水槽の中に溜まった養液に浸かっています。
ところが、私たちの根は通常は養液には浸かっていません。空気中にさらされているというと
分かってもらえるでしょうか?
時々、必要に応じて「養液」を細かい霧にして根の部分に吹き付けるのです。
普段は養分がないので養分が来た時には一生懸命に吸収しようと細かい根をどんどん増やして
いきます。細かいひげがいっぱい生えた大きな根になります。
「大きな根からは大きくて元気な葉っぱ」ができます。
これは土壌の根でも同じことが言われています。良い作物を作るには大きくて立派な根が必要
だと昔から言われているのです。
 
養液を霧状にして吹きかけるためのものが「ノズル」です。
nozul.jpg
 
金色の小さなものです。
箱に入っています。
小さいからといってバカに
できません。
高いんですよ。値段が。
 
 
上の写真の「高価な」ノズルを栽培棚の水槽部分に取り付けるのですが、その前の準備作業を
しています。
nozulfittingwork.jpg  
ノズルを配管の先端に
ある取付部分に組み込んで
いる作業です。
 
 
 
 
nozulfitting.jpg  
上の写真は左の写真の
穴の部分にノズルを
つけているんですね。
これもいっぱいあります。
 
 
 
だんだん、私たちのノウハウの確信部分に近づいているかもしれません。
あー! 企業秘密かも?