2008.12.23(火)
未来の野菜を作る 植物工場建設風景 床工事準備
工事も少しづつですが進んできました。今日は床工事の準備段階を報告します。
我々の植物工場は温室ハウスのように「土の床」ではありません。当然と言えば当然なのですが工場のなかに入っているのでコンクリートの床です。
従来の工場の床をそのまま使うという考えもあるのですが、基本的には「食品工場」と同じように「衛生的」な床にしなければなりません。
このため、従来の床(これもコンクリート)の上に、更にコンクリートで床を作ります。10日程前の私のブログで「床の中に入ってしまう」溶液配管を説明しましたがそのほかに床の中や表面にいろいろなものが設置されます。
水道用の配管も一部ですが床の中に入ります。それと床の強度を増すために鉄筋のメッシュも入れます。床を洗う時の水を流す「排水溝」も必要です。
これは水道水を通すためのパイプです。
今後の維持管理がしやすいようにほとんどの部分が新たらしい床の上に
固定されますが出入口の周辺は邪魔になるので床の中に埋め込みます。
これが床の中に入ってしまう部分ですね。
木枠で作られているのが床ができた後に床掃除をする時に出る水を流す排水溝です。
右肩の方には以前説明した養液ポンプも見えますね。
今回は床工事の前に床の中に埋まってしまうものうち、養液パイプ・水道水パイプ・排水溝を説明しました。
長くなるので「床コンクリートを強化するメッシュ」については次回にします。