2008.12.21(日)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 その7

工場の建設というのはいろいろな業者が入ります。だから「ゼネコン」と言われる元請業者が必要なのですね。
業界の人は「段取り」と言いますが、仕事の順番がうまくいかないと工事全体がうまく進みません。
今日はいろいろいる業者の中でも「電気工事」をご紹介します。
前に大変な仕事をしてくれるのに完成すると「見えなくなってしまう」仕事として、空調設備や配管を説明しましたが、
この電気工事もその一つです。この仕事は更に仕事の最中もあまり見えません。
工事の人は天井裏に入って仕事をすることが多いのです。私たちも一日中現場にいるわけではないので天井裏に入り込むのを見ることはまれです。
入ってしまえば見えないのでどこで何をしているかわかりません。
それでも工事が進むと天井や壁に穴があいたり、コードが出てきたりします。
electricity.jpg  
よく見てください。
天井からいくつものコードが出ているでしょう。
これが電気工事の方が頑張ったものの見える部分です。
もちろん、天井の蛍光灯も電気屋さんのおかげです。
 
 
 
firealarm.jpg  
これは天井の穴をアップに撮影したものです。
よく見ると穴があって詰め物がしてあるでしょう。その周りにテープが張ってあり、
「火ホウ」って書いてあります。これは「火報」 火災報知機を取り付ける場所ですね。
これも電気屋さんがやってくれました。
 
 
 
電気工事はこれからも「段取り」に基づいて、工事の進捗具合に合わせて行われます。