2012.07.16(月)

秩父良いとこ一度はおいで 飯塚招木古墳群

 
筆者は自宅の近くにある古墳を散歩しました。
この古墳は西暦6~7世紀に作られたもので、120以上の古墳が小さな地域に
集まっています。
石室の入口は全て武甲山(秩父のシンボルの山)に向かっているそうです。
 
紹介のサイトをご覧ください。
http://www.asahi-net.or.jp/~fx3j-aid/kofun/saitama/43_cchb/iizuka.html
 
筆者が撮影した写真も見てください。
maneki kofun.jpg
 
こんもりと盛り上がって
いるのが古墳です
 
 
 
 
 
makeki kofun 2.jpg
サイトの写真と
にような感じ
ですね
 
 
 
 
 
maneki kofun setumei.jpg
 
説明の石碑も
あります
 
 
 
 
 
6~7世紀にも秩父に人が住んでいて、こんなお墓を作る財力と権力を持った人間がいた
ことに驚きます。
 
 

2012.07.13(金)

秩父良いとこ一度はおいで 田んぼの風景 7月10日

 
ちょっと報告が遅れましたが、7月10日時点の秩父地方の田んぼ風景をご紹介します。
稲がかなり成長してきました。
tanbo fuukei 10july2012.jpg  
稲の緑がまるで
ふっくらとした
絨毯のようですね
 
 
 
 
 
tanbo fuukei close-up.jpg
 
稲をアップにすると
こんな感じです
 
 
 
 
 
 
このブログでも何度も報告していますが、秩父地方は基本的に田んぼ(稲作)はあまり多く
ありません。畑が圧倒的に多いのです。
広い田んぼの風景が見られるのは、この写真にある「大田地区」と山を超えた市内に近い
「蒔田地区」くらいです。
tanbo noukyou setubi.jpg
 
田んぼの向こうに
赤い屋根の
農協の設備が
見えます
 
 
 
筆者は、写真のような広い田園風景が大好きです。
子供のころ、関東平野のど真ん中にある田園地帯で育った(埼玉県栗橋町、現在の久喜市)
ために、筆者の「原風景」なのでしょう。
 
 

2012.07.12(木)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 植物工場をめぐる状況その5

 
その4で少し触れた「販売方法」について述べたいと思います。
 
植物工場の生産物を「自社」で使えれば、売れ残りを心配する必要がないので一番安全です。
例えば、惣菜メーカーが自社で植物工場を運営して、自社の惣菜の原料に使うのが典型です。
惣菜工場と同じ場所にあれば「輸送費」も全く掛かりません。
 
上記のような「自家消費」を別にすると、通常は他社に販売することになります。
この場合に「生産コスト」が通常の農産物に比べて高い植物工場の生産物は「付加価値」を
認めて貰って「高い価格」で買ってもらう必要があります。
 
ここでいう「付加価値」とは、私たちの会社で言えば「AAA」です。
「無農薬」「低細菌」「低硝酸」です。
これに加えて「歩留まりの高さ」「保存性の良さ」があります。
 
上記の付加価値を理解してくれる人は「値段も決して高くないよね」と言ってくれています。
会社が始まった時から使ってくれている(3年半)ホテルのレストランのシェフは「最初は
高いと思ったけど、使っているうちに歩留まりや使い勝手の良さを考えると高いと思わなく
なった」という、筆者としては涙が出るようなコメントをしてくれます。
 
レストランの厨房でも「人件費」を削ろうと、働く人の人数を減らしています。
少ない人数の中で、レタスを「洗い」「異物の有無の確認」「水切り」「カット」などに人手を
割くのは大変なことです。
この人件費の削減を考慮すると「植物工場の野菜」は高くないという話になります。
 
「歩留まり」が高いというのも、大きなメリットです。
露地のレタスを厳密に選別していくと、旬の時期でも「60~65%」しか使えません。
季節外れの時期で品質が悪い時には「35%」程度しか使えないということもあります。
私たちのレタスなら「95%以上」の歩留まりがあるので、値段が2倍でも十分対抗できると
いうことです。
 
「無農薬」をアピールして、「低硝酸」で「エグミのない」おいしいレタスということで更にお客様に
喜んで頂けるということが営業の喜びですね。
 
 
 

2012.07.09(月)

秩父良いとこ一度はおいで 飴薬師の縁日

 
7月8日に秩父にある札所13番(慈眼寺)の「飴薬師の縁日」が開かれました。
縁日の詳細は次のサイトをご覧ください。
http://www.rurubu.com/event/detail.aspx?ID=12985
 
筆者も行って来ました。
ameyakushi hondou.jpg  
本堂では祈願も
行われています
目の健康を祈って
るのかな?
 
 
 
 
 
 
ameyakushi setumei.jpg
札所13番の
説明版です
薬師如来について
説明しています
アジサイがきれい
でした
 
 
飴薬師というのは昔から縁日には「飴」が売られていたことに由来します。
昔は何軒も飴屋さんがあったのですが、最近は1軒だけです。
ameyakushi ameya.jpg
 
大きなのし餅の
ようになっている
飴をその場で
切っています
 
 
 
 
 
 
 
ameyakushi ame nedan.jpg
切られた飴を
袋に詰めて
売っています
 
 
 
 
 
 
お寺の前の道は「通行止」にして、露店がいっぱい出ています。
ameyakushi roten.jpg  
露店の数は
たくさんあります
子供たちは
こちらの方が
楽しいですね
 
  
一説には秩父地方のお祭りは「年間400祭」くらいあるそうです。
同じ日にいくつもやらないと一年365日ではやりきれない数です。
 
 

2012.07.06(金)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス その他話題 空の競争?

 
今回は植物工場と全く関係のない話題です。
かつて「入試学力検査」という話題を採りあげたことがあります。
 
今回は「またぞろ出てきた航空族=利権集団」という話題です。
全くの個人的意見なので、ご不快な方は忘れてください。
 
ここ一月ぐらい話題になっているのが、「日本航空が史上最高決算」をして「全日空が
不公平だ」と文句を言っていることがあります。
 
筆者個人としては全日空の言っていることには賛成できません。
日本航空は法的手続きに則って「会社再生」を行ったのです。
 
「公的資金(3500億円)」が投入されたことが話題になりました。
公的資金の投入はちょっと特殊なケースです。
それでも、かつて「ダイエー」「多くのメガバンク」に例があり、最近では「東京電力」があります。
決して「非常に特殊なケース」ではありません。
 
日本航空のケースでは「破産」という手続きをとって、「株式は紙切れ」になり、多くの銀行債権
を棒引きにするという手法が採られました。
この点では多くの人に迷惑をかけたことは事実ですが、資本主義経済における通常の手続き
です。株主も銀行も自分たちのリスクで投融資して、ある時期は利益を上げていたのです。
 
公的資金(3500万円)も今年秋の株式再上場で、ほぼ2倍になって国に戻ってきそうだと
言われています。ダイエーやメガバンクの例を考えると「大成功」です。
今回の東京電力のケースと比べてたら、多分「天と地」の差があるでしょう。
 
一方で、全日空が言っている「繰越欠損金」だって、通常の手続きですし、全日空だってここ何年も
税金を払っていない(繰越欠損金がある)のに「何を言ってるの」という感じです。
また、日本航空が破産した時に「支援するのはけしからん」と言いながら、「つぶれた会社」に
乗らずに全日空に乗ってくださいと言って路線を広げていった経緯がありますよね。
 
日本航空は「再生」の中で、従業員を大量に解雇し、残った従業員の給与を大幅カットし、
パイロットを初めとした乗務員の特権を制限(タクシー送迎の取りやめなど)し、OBの年金カット
をしてきました。身を削ってコストを下げたことは事実です。
全日空ではいまだにパイロットは世界一の高給で、タクシーの送迎を続けていると報道されて
います。
 
世界に目を向ければ「米国の大手航空会社」で「破産」を経験していない会社はない。
今度のAA(アメリカン航空)が最後の破たんを経験していなかった会社なのです。
これらの「破たんにより身軽になった」米国の大手航空会社と競争しなければならないのが
全日空であり、日本航空なのです。
 
ここで、今回の主題である「またぞろ出てきた航空族=利権集団」になります。
下記の2つの記事を読んでください。
筆者はこの記事を読んでこの長文のブログを書く決意をしたのです。
(全日空発言がきっかけではありません)
 
空の競争指針 自民PT
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120706-00000014-jij-pol
HAC支援 国交省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120706-00000079-jij-bus_all
 
最近の民主党の「ていたらく」が、自民党を調子づかせていると思っていた筆者は
「利権政治」が復活する嫌な雰囲気を感じています。
 
日本航空が「なぜ破たんしたのか」は、政治家・利権集団(役所を含む)が日本航空を食い物
にしていたからだと筆者は考えています。
かつて、歴代の社長を送り込んでいた運輸省(今の国交省)、採算の取れない地方空港を
無理やり作り路線開設を強制したことが大きな原因です。
天下りに食い物にされ、社内にまん延した役所体質、乗務員の特権意識などが社風になった
ことがもう一つの大きな原因です。
 
また、自民PTは同じことを議論しはじめ、国交省は「地方路線の復活」「ローカル航空の支援」
をやっと上向きかけた日本航空に強いようとしているのです。
かつての日本航空のようでないから、全日空に対しても飴も与えながら「足を引っ張る」かも
しれません。全日空も「人ごとではない」はずです。
 
航空のグローバル化、「オープンスカイ」を唱えている国交省が、破たん経験した米国大手航空
会社やLCCと競争しなければならない全日空、日本航空の足を引っ張ることは止めて欲しいと
思います。