2011.08.19(金)

秩父良いとこ一度はおいで 「あの花」の舞台

 
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」と聞いてなんだか分かりますか?
テレビの深夜放送で流された(既に終了)アニメの題名です。
 
このアニメが秩父観光に大変な貢献をしてくれています。
このアニメの舞台が「秩父の各所」を忠実に再現しているのです。
アニメの大ヒットに伴って、舞台になった場所で記念撮影をするというのが流行しているのです。
 
通称「あの花」の内容は次のウイクペディアで見てください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%81%AE%E6%97%A5%E8%A6%8B%E3%81%9F%E8%8A%B1%E3%81%AE%E5%90%8D%E5%89%8D%E3%82%92%E5%83%95%E9%81%94%E3%81%AF%E3%81%BE%E3%81%A0%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%82
 
筆者自身はこのアニメの話の存在は聞いて知っていたのですが、たくさんの人が秩父に来て
舞台となった場所で記念撮影をしているというのは知りませんでした。
大変な人気になって、たくさんの人たち(特に若い人)が秩父を訪れているのです。
確かに、秩父橋だとか、まつり会館の前で写真を撮っている人がたくさんいます。
 
西武鉄道でも電車内や駅構内に次のようなポスターを掲示しています。
anohana.jpg
 
 
これは旧秩父橋に
仲間が集まっているところです
橋の欄干には主人公である
幽霊がいます
 
 
 
 
 
このアニメの脚本家が秩父出身の方で、舞台を秩父に設定してくれたようです。
秩父の観光には大変な貢献です。
観光客が増えれば飲み食いもしますし、お土産も買ってくれます。
「あの花」グッズもお土産として売られているそうです。
 
 

2011.08.15(月)

秩父良いとこ一度はおいで 秩父と平賀源内

 
平賀源内という名前はほとんどの方がご存じだと思います。
江戸時代(今から230年くらい前)の発明家として有名な人です。
この人はいろいろなものに興味があり、知識もあった人だそうです。
 
秩父には「鉱物」を探しに来て、しばらく住んでいたようです。
幕府から許可を得て、鉱山開発をしたり、その鉱物を江戸まで運ぶための舟運を計画して
いたとのことです。
http://www.kumagaya.or.jp/~sizensi/print/dayori/01/01_04.html
 
筆者が住んでいる地域の文化展があったというのは前回紹介しましたが、その中の展示物に
平賀源内が秩父から江戸までの舟運を計画したよりも「前に」秩父で江戸までの輸送を舟で
やろうと計画があったという古文書(実際展示されていたのはコピーとその現代語訳)が展示
されていました。
古文書を現代語に直したものの表紙(これは古文書にはない)の写真を撮りました。
hiraga gennai shuun.jpg
 
平賀源内よりも
更に前に
舟運を計画して
いた秩父の人
の文書です
 
 
 
 
 
古文書の信ぴょう性は正直分かりませんが、ある意味での「秩父人の心意気」を表すもので
面白いですね。
平賀源内に影響を与えたということでしょうか。
 
 

2011.08.13(土)

秩父良いとこ一度はおいで 中蒔田文化展

 
筆者の住んでいる地域で毎年(今年で4回目)行っているの行事として、地域の人が作ったり
集めたりしている作品や古い写真などを展示する「文化展」というのがあります。
 
行政は全く関与せずに、地域のボランティアだけで続けられている行事です。
これを見るといろいろな人がいろいろな趣味を持っているなと驚かされます。
この「文化展の準備」の様子をご紹介します。
bunkaten junbi1.jpg
 
大きなパネルを
設置して
作品を展示して
いきます
 
 
 
 
bunkaten junbi2.jpg
 
たくさんの
ボランティアの
人が集まって
います
 
 
 
 
nakamaita bunkaten kanban.jpg
 
看板もずいぶん前
から立てられて
います
 
 
 
 
 
 
 
地域の納涼大会と同時開催です。
8月14日、15日に秩父市の中蒔田地区で行われます。
お近くの人は見に来てください。
 
 
 

2011.08.12(金)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 風評被害

 
最近「風評被害」という言葉がよく使われます。
本当は大丈夫なのに、「無責任な噂」や「悪意のある話」を世間の人が信じて「不買運動」など
をすることで、その会社や生産者に多大な被害を与えることだと思います。
 
福島原発事故で放射能物質が飛散した地域やその周辺で、実際には汚染されていないもの
まで「危ない」からと購入を控えるということが発生しました。
これは「風評被害」だと思います。
 
しかし、ここで問題なのは「本当は大丈夫」「本当は汚染されていない」というのを何を根拠に
信じるかということです。
 
危険なものは食べたくない、購入したくない、というのは基本的に悪いことではありません。
自分を守るためには当然のことです。特に、子供を抱える母親にとっては重大なことです。
少しでも心配ならば「他のものを購入する」ということを非難できないと思います。
 
市場に出回っている商品は心配ない、ということが徹底されているなら「風評被害」など
起こらないのです。
「政府」「役所」「生産者」「販売業者」を信用出来れば「風評被害」は起こらないのです。
「絶対に安心だ」と言っておいて、後からいろいろ「違う事実」が出てきたりするから心配に
なるのです。
 
筆者がかつて「静岡県知事」が静岡茶の汚染について「絶対に安心だ」「お茶をそのまま食べる
人はいない」などとコメントした時に、これは「まずい」とこのブログで指摘しました。
これだけ調査して大丈夫なのだから「心配いらない」と説明すべき立場なのに、業者寄りの
発言を安易にしたことが間違いだと思ったのです。
 
「風評被害」と同じような場面が「マーケット」と言われる「株式市場」「為替市場」などでは
よく起こっています。
先物市場などで活動している人達は一歩間違えると大きな損失を被ることと、相場が動かない
と儲けもないという性格上、「噂」や「憶測」と言われるものに異常に反応するものです。
 
農業とは全く違うのですが、「米国国債の格付問題」の一連のものですが、欧州債務問題
ないし「ギリシャ」「イタリア」財政問題があります。
この分野で今週大きな問題になっているのが、フランス大手銀行の株価下落です
下記の記事を読んでください。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110812-00000777-reu-bus_all
 
この問題の発端はイギリスの新聞がフランスの大手銀行のひとつである「ソシエテ・ジェネラル」
が「危ない」と報道したことです。この新聞は翌日には「あの記事は間違いだった」と発表した
のですが、ギリシャやイタリア国債を大量に所有するフランス大手銀行株が大量に売られた
ものです。
その売りの中には「空売り」と言われる「相場で儲けてやろう」という人達の売りもかなりある
だろうとのことで「空売り禁止」という命令が出たものです。
でも、このような市場では「空売り」は本来違法でもなんでもないんですが。
 日本で始まった米の先物市場も基本的にはこのような市場の性格を持っているのです。
 
 

2011.08.11(木)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 風力発電(環境省)

 
筆者は見逃していたのですが、震災後の4月に環境省が発表した報告によると
「風力発電」で原発を代替できる可能性が大きいと言っています。
http://www.asahi.com/national/update/0421/TKY201104210510.html
 
筆者は原発が止まったら本当に電力不足で「大停電」になるのかとインターネットで
調べていたら環境省の記事が出ていたのです。
 
インターネットでは「電力は不足する」という意見と「原発がなくても代替は可能」という意見が
それぞれたくさん出ています。
筆者がよく言うそれぞれの意見は「利権」があるのか、ないのかで変わってくると思っています。
だから、原発必要派の意見は「利権」がある人なのか? 反原発の人の意見には「感情的」に
なっていないかと注意しながら見ています。
 
この点でいくと、環境省の意見も「省益」をバックに構成しているとも考えられます。
少なくとも「現在の原発利権」には関与していないでしょうから、「将来」の利権構築を省益と
考えている可能性はありますね。
とはいえ、全く根拠のないことを役所は言わないでしょうから、十分検討する必要はあるので
しょうね。
 
経産省などが検討しようと言わないのは「原発利権」からか、それとも「前提条件」が現実
離れしているから相手にしていないのか、知りたいところですね。
これを明らかにするのはマスコミの仕事だと思うのですが。