2012.03.28(水)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 東京電力問題

 
筆者が枝野経済産業大臣の「発言」(東電の契約更新時期での取扱説明不足)について
コメントした時は、「ちょっと過激すぎないか」「ちょっと政治的すぎないか」と心配しました。
 
でも、やっぱり枝野経済産業大臣は「単なる政治家のパフォーマンス」をしたというのが
その後の報道を見ていて感じた筆者の本音です。
 
契約は契約だから、新しい契約をする際には「値上」を受入ないなら「電気止める」という
東京電力の発言が「話題」になっています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120322-00000151-mai-bus_all
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20120328-00000086-fnn-bus_all
 
マスコミは「変わらない東京電力の体質」などと批判していますが、それだけではないでしょう。
契約論から言えば東京電力の発言は間違っていません。
感情論では「けしからん」と言えますが、契約論では当然の発言なのでしょう。
「間違っている」のは「地域独占」という立場にある人間の発言だからです。
 
この間違っているのを正すのが「政治家」でしょう。
枝野経済産業大臣は官僚からの「次の指示(これは言い過ぎでアイデア)を待っている」ので
しょうか?
大臣が「こんな東京電力をのさばらせているのが間違いだ。独占体制を正す。」と発言して
官僚が後追いでアイデアを出すようにするのが本来でしょう。
政治家の発言は細かいところで多少間違っていても「大きな方向性」を出せばいいのです。
 
筆者自身は「値上」か「原発依存」かということを冷静に考えるべきだと思います。
個人的としては「値上」は一時的には仕方ないと思っています。
でも、「東京電力」に任せての「値上」には反対です。
 
政治的な発言ですが、発言せざるを得ないくらい個人的にも企業的にも大きな問題です。