2008.12.28(日)
未来の野菜を作る 植物工場建設風景 床工事 生コン投入
さあ、遂に新しい床を作るために「生コン」(生コンクリート)を投入です。
ワクワクしますよ。
黄色のトラックが生コンを流し込む
ポンプ車ですね。
ホースを通って工場の中に生コンが
流れていきます。
右側にあるのが、いわゆる「生コンミキサー車」
ですね。
この車で生コンを現場まで運んできます。
運んできた生コンを左側にある黄色の
ポンプ車に移すわけですね。
そして上の写真のように工場内に
流し込むことになります。
ミキサー車も一台では済まないのでどんどん入れ替わります。この辺は渋滞で到着が遅れるということはないので
どんどん続けて作業できますが、都会の方だと渋滞に巻き込まれて作業が途中で止まってしまうこともあるそうです。
作業が止まるのが長かったりすると生コンが固まり始めて次にくるものと硬さが違ってしまうというある意味の「悲劇」も起こりかねないとのことでした。
何となく野菜工房を検索したら、貴殿のブログにたどり着きました。
わくわくするような計画ですね。
工場を借り受けるというのもとても有効な方法ですね。
よろしければ、ご使用になる部分の延べ床面積や全体のレイアウトなどお聞かせ下さい。
それと、ご計画になった動機とか、農業との関わりや農業に対する思いのようなものもお聞かせいただきたいところです。
申し送れましたが、私は関西在住でかつて農学部を卒業しましたが、現在は殆ど農業と関わりのないところで生活しています。
新しい農業の可能性のお話を楽しみにしています。
/TADA
コメントありがとうございます。興味を持って頂き、非常に嬉しいです。
ご質問の回答は次の通りです。
延床面積: 栽培設備とパッキング場所の合計で 430㎡
全体のレイアウト: 栽培棚は平棚3段で6ライン(1ラインが17m)
プラス 試験ラインが平棚3段で1ライン(15m)
動機: 大手食品会社の技術者だった社長が、植物工場の研究のために早期退職
して、植物工場の中で既存技術を更に発展させるために2年間研究して
きました。研究の目的は「初期投資の半減」「野菜に付加価値をつける」
の2つで、ほぼ目的を達したので「実証工場」を作ることになりました。
その社長に筆者が出会い、一緒に会社を興そうとしたものです。
筆者は大手商社で食品を扱っていた関係で、植物工場に興味を持っていた
ものです。将来の農業のひとつの形態だと信じています。