2011.07.15(金)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 大泉野菜工房

 
私たちと同じ技術で作られた植物工場のオープニング式典がありました。
群馬県邑楽郡大泉町というところに「日産1500株」の植物工場が完成したのです。
直売所を併設して地元で販売していこうということです。
 
新聞記事もご覧ください。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110713-OYT8T00054.htm
 
筆者も式典に参加してきました。その時の写真をご覧ください。
ooizumi opening aisatu.jpg
 
立派な式典で
社長が挨拶
されています
 
 
 
 
ooizumi tapecut.jpg
 
テープカットならぬ
「レタスカット」の
セレモニーです
 
 
 
 
一般の皆様へのオープンは7月16日(土)です。
お近くの方は出かけてみてください。
ooizumi grand open.jpg
 
直売所もあります
 
 
 
 
 
 
 
 
 
太陽光を全く使っていない完全閉鎖型植物工場で「多段式噴霧水耕栽培」の植物工場としては
最大のものになります。私たち(秩父)の工場の1.5倍の規模の工場です。
 
 
 

2011.07.14(木)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 販売形態

 
植物工場の野菜は「直接販売」が多いと説明しましたが、販売形態によって「市販用」と「業務用」に
分かれます。
 
市販用とはスーパーマーケット・百貨店・直売所を通して野菜がそのままの格好(料理や加工
されずに)で消費者に購入される形態です。
一方で、業務用とは「料理」されたり、「加工」されて食べられる状態で消費者に供給される
形態です。レストランや惣菜メーカーで料理・加工されるのです。
 
植物工場の野菜は一般的には「市販用」の方が多いと思います。
それぞれの植物工場のマークの入ったパッケージで店頭に並んでいます。
shihanyou new packages.jpg  
私たちのパッケージには
AAA のロゴが入って
います
 
 
 
 
一方の、業務用は料理やサラダになってしまっているので必ずしも植物工場の名前は出て
きません。シェフや加工業者の方が責任を持って原材料として購入されているのです。
gyoumuyou packing.jpg
 
パッケージには
ロゴや社名は
入っていません
 
 
 
 
でも、レストランによっては「霧の畑 野菜工房」「AAA」 という説明を POP として店頭に出して
くれるところもあります。
AAA pop.jpg
 
このPOPを掲示して
くれるたり
メニューに挟んだり
してくれます
 
 
 
市販用と業務用ではいろいろな場面で形態が違います。
 
 
 

2011.07.13(水)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 市場規模の拡大

 
筆者はお会いする方から時々(よく)「植物工場が増えると競争相手が増えて自分の首を
絞めることになる」でしょうと言われます。
その時に、筆者は「植物工場が増えることで認知度が上がり市場規模が拡大するから
大丈夫ですよ」とか「将来的にはレタスの10%程度は植物工場のレタスになると予想している
のでまだまだ30倍以上の植物工場が必要なのです」と説明しています。
 
「安全・安心」が言われるようになって久しいのですが、この傾向が後退することは考えられません。
現在は「安全・安心」に対する信頼がどんどん失われているのが実態なのです。
 
余談ですが、政府が食品安全委員会という組織を独立機関として内閣府(当時)に設立したのが
2003年でした。 当時は「残留農薬」「遺伝子組換」の規制などで毎日新聞報道されていたのを
思い出します。
この食品安全委員会がこの放射能汚染でも活動しているのですが、ほとんど報道されません。
HP は http://www.fsc.go.jp/ です。
 
食品の安全というのは「安全・安心」というひと言で片付けられるほど単純ではないのです。
食品安全委員会のHPを見ても、何がなんだかわからなくなってしまうというのが実態です。
突きつめれば詰めるほど、難しくなってしまうのです。
だから、「不確定要素」の多い農業(自然環境の変化)では対応できない部分が益々多く
なっていきます。
「完全」「100%」ということは安全にはありませんが、できるだけ「不確定要素」を排除して
いくことが「より安全」になり、「安心度」も高まるものだと思っています。
 
その意味で「完全閉鎖型植物工場」は不確定要素を極力排除するように努力しているので
「安全・安心」な農作物を供給するといういみでは大きな役割を担えると思っています。
 
 
 

2011.07.12(火)

秩父良いとこ一度はおいで グリーンカーテン成長中

 
今年は6月から猛暑といえる状況が続いています。
また、節電でエアコンをなるべく使わないようにと言われています。
 
そこで、グリーンカーテンと称する植物で日陰を作るのが日本中で流行っているとテレビ等で
報道していました。
筆者の家もこれにならってグリーンカーテンを作ってみようということで、ゴーヤ(にがうり)を
植えました。
green carten 1.jpg
 
まだ、カーテンとまでは
いきませんが
確実に成長しています
 
 
 
 
green carten nigauri hana.jpg
 
既に花も咲いています
黄色いかわいい花です
 
 
 
 
 
green carten nigauri chisana mi.jpg
 
早いものは小さな実も
つけています
これが大きく成長するのも
楽しみです
 
 
 
 
 
 
 順調に大きくなってグリーンカーテンが完成すれば良い日陰になるでしょう。
そして、大量のゴーヤが収穫できて毎日ゴーヤ料理を食べなければならなくなるでしょう。
その時は「オリオンビール」を買ってきましょう。楽しみです。
 
 
 
 

2011.07.11(月)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 植物工場 販売その2

 
植物工場の生産物の販売について「その1」で若干説明しました。
その中で、農協を通した販売と「直接販売」があると言いましたが、今回は「直接販売」に
ついて説明しましょう。
 
直接販売とは文字通り「直接」販売するのですが、誰に直接販売するのでしょうか?
 
厳密な意味では「需要家」に直接販売するということでしょうが、私たちの場合には
「消費者」だけでなく、「シェフ」「スーパーマーケット」「百貨店」などに販売することまでを
含めて「直接販売」と呼んでいます。
つまり、「青果市場」「問屋」を通さずに販売することを指しています。
 
植物工場の多くはこの「直接販売」をしていると思います。
農協を通じて青果市場に納入したり、青果問屋に引き取ってもらうケースは主流ではありません。
 
直接販売とは言いますが、最終需要家である「消費者」に直接」というのも実はあまり多くは
ありません。 通信販売や直売所で消費者の方に直接販売する方法もありますが、
多分比率としてはかなり少ないと思います。
主流は「レストラン」や「スーパーマーケット」「百貨店」の購入担当の方と交渉して、指定された
場所(各店や物流センター)に納入するというものです。
 
販売形態でも植物工場は一般的な露地栽培などとはちょっと違っているのです。