2010.09.16(木)

未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 植物工場建設風景 エアコン付属

 
私たちの植物工場は「完全閉鎖型」ですから、エアコンで気温のコントロールをしていると
説明しました。
このエアコンでも通常のもののように噴き出し口から直接冷気が出ているものではありません。
全体になるべく満遍なく冷気がいきわたるように工夫しています。
 
それが「ソックダクト」と言われる長い靴下のような袋です。
sockduct2.jpg
 
この水色の袋の中に
冷気がいっぱいに
なっています
そして袋の目から
じわじわと冷気が
出てきます
 
 
ソックダクトというのは食品工場の一部で使われていますが、植物工場で使っているところは
あまりない(多分ほとんどない)と思います。
ソックダクトの中に充満している冷気がジワジワと浸み出すように出てきます。
ductoutlet1.jpg
 
 
これがエアコンに繋がって
いる噴き出し口です
 
 
 
 
 
sockduct nemoto.jpg
 
上記の吹き出し口に
ソックダクト(水色)が
繋がっています
 
 
 
 
エアコンも植物工場としては工夫しているものです。
これは企業秘密かもしれませんね。

2010.09.13(月)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 蛍光灯設置

 
私たちの栽培設備は「完全閉鎖型」ですから、「太陽光」は全く使いません。
太陽光の代わりに「蛍光灯」をしようします。
 
一般の方は「蛍光灯」で「太陽の代わりはできないだろう」と言われますが、実際には立派な
野菜が成長します。
「白色蛍光灯」は太陽光と同じ「波長」の光を出しているのです。
違うとすれば「光の強さ」くらいですね。
赤外線から紫外線までの間の全ての波長を含んでいるので植物の成長には全く問題ありません。
 
建設中の写真では設置された「栽培棚」の枠に蛍光灯を取り付けています。
keikootooinplace.jpg
 
取り付けられた
蛍光灯の
様子です
 
 
 
 
keikoutouinplace2.jpg
 
点灯すると
こんな感じですね
 
 
 
 
 
植物は光合成をして大きくなるので「光」は最も重要です。
でも、必ずしも太陽光でなくても蛍光灯でも大丈夫ということです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2010.09.02(木)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 栽培棚設置その2

 
栽培棚の枠を設置するのは大変な作業です。
私たちの場合には「7ラインx3段」ですから、21段の栽培ベッドがあるということです。
saibaitanarail.jpg
 
枠を設置した後で
噴霧漕などを
支えるレールも
必要ですね
 
 
 
 
 
 
saibaitanafinished.jpg
 
枠の設置は
ほぼ終了ですね
 
 
 
 
 
枠が設置出来たら、次は噴霧漕等をのせていきます。
 

2010.09.01(水)

未来の野菜を作る 植物工場建設 栽培棚設置その1

 
壁と床が出来て、電気の配線・エアコンの設置・給水配管も終わったら、いよいよ栽培棚の
設置です。
栽培棚の枠を組み立てるのですが、これはかなりの作業です。
saibaitanamaterials.jpg
 
栽培棚の枠が
搬入されました
枠としては
別のところで
溶接されて
います
 
 
saibaitanasetting1.jpg
 
枠の組み立て
作業ですね
 
 
 
 
 
枠を組み立てるのにかなり時間を要します。人海戦術ですね。
 

2010.08.31(火)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 エアコン設置

 
新しい栽培室の壁が完成する前に「屋根裏」にエアコンの室内機と噴出口・ダクトが壁の裏側に
設置されます。
通常の家庭ではエアコンの室内機は部屋の中に置かれて本体が見えますが、事務所や
私たちのような植物工場では「室内機」といえども屋根裏に入ります。
airconsetting.JPG
 
屋根裏に室内機を
設置しています
銀色のアルミに
包まれたダクトが
見えますよね
 
 
 
airconduct.JPG
 
アップにすると
ダクトが分かりますね
 
 
 
 
 
栽培室の中の話ではありませんが、ついでなので「エアコン室外機」もご紹介します。
airconsitugaiki.jpg
 
室外機というので
当然ですが
室外にあります
4台ですね
 
 
 
私たちの植物工場は栽培室内の温度を20~24℃に保っているのでエアコンも重要な働きを
します。