2011.08.10(水)
未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 米国は常にAAA
筆者は外国為替や国際経済に詳しいわけではありませんので、あまりまともなコメントが
出来るわけではありません。新聞記事をどうにか理解できる程度の知識です。
それでも、今回は非常に面白い新聞記事なので紹介します。
アメリカ大統領は「格付機関の格付」に拘わらず、「米国は常に最高格付(AAA)]と主張したとの
記事です。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110809-00000022-jij-int
この記事にはいろいろな人がそれぞれ違った感想を持たれるのではないでしょうか?
例えば
① 米大統領が格付についてコメントすること自体が驚きだ。
② 米国も格下されてあわてて「強気」のコメントを出さざるを得ないとは情けない。
③ 米大統領がいくら「わめいても」客観的には「米国最高」の時代は過ぎたのだ。
④ 日本の首脳も米大統領くらい自信を持って海外に声明を出すべきだ。
⑤ 格付会社の格付も絶対正しいということはないのだから米大統領のコメントは当然だ。
筆者はどちらかと言えば「米国が世界をコントロールできる」という考え方はもう古いという
ものです。
格付だって米国経済が苦しんでいる現在はAAAでなくても、「また経済状態が良くなればAAAに
戻るよ」「そのために努力するよ」くらいの余裕があっても良いのではと思います。
米国は「常に世界最高(AAA)」でいなければならないという宿命を負っていると思っています。
それを日本人の大半は信じています。
だから、遠い外国の紛争に平気で軍隊を送って、「平和」を取り戻そうとするのです。
でも、実は余計混乱させることが多いのですが。
日本人は盲目的に「米国は世界一」を信じていますが、それを横目で見ながら「対抗」しようと
している国もあります。ヨーロッパです。
お互いに必ずしも仲の良くない国同士が共同して「USA is NO.1」に対抗しようと EU を作った
のです。
そして「経済力」ではかなわない(米国に寄り添っている)が、外交で対抗しようとしているのが
カナダです。隣国で米経済の一部に完全に組み込まれているのに、必ずしも日本のように
「米国一辺倒」ではありません。
NATO(北大西洋条約機構)を提唱したのもカナダです。
資源国カナダやオーストラリアの通貨は現在は米国通貨よりも強くなっています。
実はこれはカナダにとってもきついのですが。
米国ももう少し肩の荷を降ろしてフレキシブルになれば良いのにな、というのが筆者の気持ちです。
米国の格付がAAプラスに落ちても、野菜工房のレタスは「AAA」を維持しています。へへへ・・!