2011.07.04(月)
未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 植物工場 販売その1
植物工場の運営で生産物としての野菜を販売することは非常に重要なことです。
栽培設備を建設して、運営ノウハウを学べば、野菜は生産できます。
そこで、生産された野菜をどこに売るのかが大きなポイントになります。
野菜は「生鮮物」ですから、収穫したらすぐに配達する必要があります。
このためには収穫前からどこに持ち込めば良いのかが決まっていないといけません。
通常の農業(露地栽培)では一般的に「農協」に出荷することが多いようです。
農協を通して「青果市場」に納入するのです。
この方法だとその日収穫されたものは「全量」出荷できます。
残るリスクがないというのは非常にありがたいことです。
でも、この伝統的な方法には決定的な特徴があります。
出荷してからも「いくらで売れるか?」という価格が分からないのです。
後になって「いくらで売れましたよ」と連絡がきます。
その価格が必ずしもコストを上回っているわけではありません。
それと、それぞれの生産物の品質について考慮されることはほとんどありません。
このような農協を通じた販売に対して「直売方式」というのがあります。
需要家や流通の方に直接交渉して販売する方法です。
植物工場の多くはこの「直売方式」が多いようです。
この販売方式については、次回以降説明していきます。