2010.08.27(金)

未来の野菜を作る 植物工場建設風景 給水

 
電気と共に植物工場にとって重要なのが「水」です。
肥料を溶かした「養液」を作るのにも必要ですし、パネルや床を洗うのにも使います。
 
私たちの栽培室では「地下水」ではなく、通常の「水道水」を使っています。
秩父市の水道水に加えて、ちょっと工夫をしているのは「微酸性電解水」という殺菌能力は
あるが、すぐに水に戻ってしまう「水」を使っていることです。
微酸性電解水は厚生労働省が「食品添加物」にも認定しているもので、安全性は折り紙つき
です。
私たちの栽培室では、手を洗ったり、パネル・床などの清掃・殺菌には全てこの微酸性電解水
を使っているのです。
他の食品工場などで使っている「次亜塩素酸ナトリウム」「アルコール」などは全く使っていません。
 
水道水と微酸性電解水をふんだんに使うために栽培室内には水道の蛇口と並んで微酸性電解水
の蛇口もあります。
 
jaguchi2.jpg  
上の灰色のパイプが
つながっている蛇口が
微酸性電解水です
下の黒いパイプが
通常の水道水です
 
 
 
栽培室の裏側にある配管もご紹介しましょう。
waterpipececgawa.jpg 
水道の配管
です
栽培室の
外の部分は
保温されて
ます
 
 
waterpipe.jpg
 
栽培室の床の
下に埋まっている
部分は
こんな感じですね
やはり2本あります
 
 
 
通常見えている部分以外に壁の裏や床の下に埋まっているものもたくさんあります。
工事中でないと見えないものですね。