2011年6月アーカイブ

 

植物工場への進出を検討する場合に最も注目されるのは「初期投資の金額」です。

大雑把に言っても「数千万円~1億円超」の金額が掛かります。

 

私たちのコンセプトは「遊休工場」を利用することで「建物」に投資しない(実際は借り受ければ

家賃が運営費として掛かりますが)ということで初期投資を減らしています。

それでも「数千万円から1億円」掛かるのですからかなりの投資です。

 

未知の世界に進出するのに「初期投資が大きすぎる」というのは筆者でも理解できます。

このため「始めは小さい工場」を作って、練習してから大きくしようという考えがあります。

 

この考え方はある意味では正しいのですが、実際にはなかなか難しい問題を含んでいます。

「小さい工場」では全く採算がとれません。

また、ある程度の規模の工場と小さな規模では運営ノウハウが全く違います。

「練習」してからとは言いますが、実際にはなかなか練習になりません。

 

また、よくある話で「店舗に設置できる小さな植物工場」と言われます。

これは全くの論外です。

店舗に設置できる「植物工場野菜の展示ショーケース」なら成り立ちます。

つまり、お客様に見て貰うのに見栄えのするのは「30~40日」の栽培期間のうち

「最後の1週間くらい」だけです。

お客様に見て貰える株の数の5~7倍の株数が裏に控えていなければならないのです。

こうなると、他の栽培設備で大きくしたものを最後の1週間くらい「店舗のショーケース」に

移すということになります。だから、「植物工場野菜の展示ショーケース」なのです。

 

「未知の世界」に大きな初期投資をして進出するという非常にリスキーなビジネスなのです。

だからこそ、経験豊富な「水先案内人」が必要なのです。

私たちはその「水先案内人」としての役割を「コンサルティング」で担えると考えています。

 

 

 

私たちのレタスを使ってくれている「シャーリーバー」が新しいお店を出されます。

神戸駅前にある「そごう神戸店」の食品売り場です。

シャーリーバーのHPは次のところです。ご覧ください。

http://www.syaariibar.com/category/shop/index.html

 

シャーリーバーは第一号店が明石店(駅ビルの中)、二号店が神戸本店(ハーバーランドの

モザイク内)、阪神梅田店が三号店です。

その間に百貨店の催事としての店舗も何度も運営されています。

 

お近くの方は是非お立ち寄りください。

 

 

 

 

植物工場事業へ新たに進出しようと検討する会社はたくさんあります。

私たちの会社へもたくさんのコンタクトがあります。

私たちは「カネコ種苗㈱」と共同で、多段式噴霧水耕栽培設備(野菜工房開発)の販売も

行っています。 また、植物工場の一般情報から始まって、運営の状況などの情報を供給

するコンサルティングも行っています。

 

筆者がいろいろなところでお話する「農業への投資でも不確定要素を極力排除しなければ

ならない」ということは、製造業等で長年の経験のある方ならすぐにご理解いただけます。

天気に「あなた任せ」では経営は成り立ちません。

 

他の産業から新たに植物工場に進出しようとする会社の方が、比較的理解しやすいのが

「生産」の部分です。

生産部門では「不確定要素を極力排除」しているので、事業計画も作成しやすいのです。

製造業の人たちが作成している「事業計画」と基本の部分では同じと考えて良いと思います。

 

一方で、なかなか難しいのが「販売」です。

製造業の人たちの販売先とは全く違うマーケットに販売しなければならないからです。

この部分で悩まれる方が多いようです。

 

今回から数回にわたって「植物工場への進出」に関してコメントしてみたいと思います。

 

筆者にアドバイスしてくれる方の中には「植物工場が新しく出来ると競争相手が増えて

大変だよ」と言われる方がいらっしゃいます。

そういう方に、筆者は「植物工場が世間に認知されるにはもっと植物工場が増える必要が

あります」と説明しています。

安心・安全を追求している植物工場の生産品はまだまだ市場を開拓できると思っている

ので競争を心配するよりも、品質向上・コスト削減でお互いに競争した方が植物工場全体

では良い結果となると信じています。

 

 

 

私たちのところへも外国から「植物工場システム」を輸出しないかというお話があります。

外国からメールや電話で直接コンタクトが来たり、日本の会社からのお話だったりと

ルートはいろいろですが、かなり頻繁にお話を頂きます。

 

完全閉鎖型の植物工場は日本独自のもので、外国でも興味を持っている人が多いようです。

地域的には中国・韓国が多くて、その他のアジアの諸国(香港、シンガポール、マレーシア、

タイなど)が時々あります。 また、中近東のお話もあります。

 

筆者個人的には「気候の厳しい国」で「露地では葉物野菜が出来ないところ」に適しているのでは

ないかと考えています。

その点では「中近東」などには向いていると思っています。

中近東では葉物野菜は基本的に輸入が大半を占めています。

それでも食の西洋化も含めて「生サラダ」が健康に良いということで「お金持ち」の間では

「高くても新鮮な野菜」が食べたいと考える傾向があるようです。

 

そんなに引きあいがあるなら「輸出に注力したら良い」という考え方もあります。

経済産業省などは「植物工場の輸出」を支援したいと言われています。

しかし、筆者はそんなに簡単なものではないと考えています。

 

ほとんどの植物工場が中小企業や零細企業で輸出におけるリスクを負担できないのが実態です。

それなら、大手商社やエンジリアリング会社などを経由して輸出すれば良いだろうと言われますが

そういう大きな会社にとっては「数億円からせいぜい数十億円」のプラント輸出では採算に

合わないようです。

 

小さいとはいえ、プラント輸出になりますから「一年に数件の成約」とはいきません。

中小ないしは零細な植物工場が「一年に一件成約するかどうか」の案件に人を張り付ける

のも不可能です。

 

大学の先生や経産省の方は「日本の完全閉鎖型植物工場の技術は世界一」であり「世界の

各国で需要はある」と言われます。

筆者もある意味では真実だと思っていますが、経営的にはそう簡単にはいかないというのも

真実です。

 

韓国などは「国を挙げて支援」していると聞いています。

日本の植物工場を国の補助金を使って研究し、輸出するための研究・調査も国の支援を

受けている韓国などに負けてしまう可能性が高いと思います。

筆者は「韓国との競争に負ける」のではなく、「韓国との競争の土俵にも乗れない」日本では

ないかと考えています。(愚痴になりました)

 

 

 

私たちのような完全閉鎖型植物工場では栽培室内の節電は非常に限られます。

そのため、栽培室以外の場所では節電を心がけるようにしています。

 

まず、事務所のエアコンは「3月11日以来」全く動かしていません。

工場建屋の廊下やトイレなども基本的には消灯しています。

加えて、事務所・梱包室の蛍光灯もほぼ半分を外しました。

jimusho setuden.jpg

 

手前は点いていますが

奥の蛍光灯は

外しました

 

 

 

 

jimusho setuden2.jpg

 

蛍光灯を外した

ところの

様子です

 

 

 

 

昨日は熊谷で摂氏39度台の最高気温で秩父でも38度台でした。

それでも事務所ではエアコンなしで頑張っています。

去年はかなり暑くてエアコンをつけましたが、今年は頑張ります。

 

最後に、東京の電車の中で見た「つり広告」を紹介します。

「いろいろな節電があるな」というのと、商魂たくましいなというのが筆者の感想です。

setuden haircut.jpg

 

ヘアカットで節電

暑いオフィスでは

髪を切って涼しく

なろうですかね

 

 

 

 

 

 

 

私たちのような植物工場は「年間を通じて、同じ品質で、同じ価格で、計画的に供給」できると

皆様に説明しています。

これは「完全閉鎖型植物工場」に共通した状況です。

 

私たちの生産品は、加えて「無農薬」「低細菌」「低硝酸」をアピールしています。

また、保存性も非常に高いと説明しています。

 

震災以後に会う人からは「安心・安全の野菜」は引っ張りだこでしょうね。

「売れて、売れて」野菜が足りなくて困っているでしょうね、と言われます。

 

実際はそんなことはありません。

以前にも説明しましたが、震災による影響で「出張者が減った」「宴会の自粛」「観光の自粛」

「外国人の来日激減」という状況から「業務用の販売」が減っています。

私たちは業務用の販売の方が多いので、その影響はかなり大きい状況です。

 

また、被災地域の農産物を購入して支援しようという考え方もあります。

私たちはこれを否定しませんし、積極的に応援したいと思っています。

ですから、お客様には「露地の作物は季節性があるので、支援出来る時は被災地を優先して

ください。季節が過ぎたらまた私たちのものを買ってください。」とお願いしています。

 

完全閉鎖型植物工場の強いところは「年間を通じて」ですから。

 

 

 

またまた、観光地のお話で恐縮です。

実は、筆者は出張及び個人的旅行で6月初めに「京都」「長野市」「諏訪市」に行って来ました。

それぞれ、楽しい観光地なのでいろいろな写真を撮りました。

それらを何回にも分けて紹介していると「観光ブログ」になってしまうので、今回一挙に紹介

します。それぞれ、筆者が興味を持ったものです。

kyoto station miyage yatsuhashi.jpg

 

京のおみやげ

と銘打った看板

いかにも京都らしい

雰囲気でしょう

 

 

 

 

 

 

JAL Hawaii.jpg

 

わくわくの島

Hawaii !

筆者は大阪に

移動したのですが

Hawaii と聞くだけで

ウキウキしますね

 

suwa glass kan gaikan.jpg

 

諏訪湖のほとり

にある

諏訪ガラス館

です

 

 

 

niouzou.jpg

 

善光寺の山門に

ある

仁王像です

 

 

 

 

それぞれの観光地の雰囲気が出ている写真ですよね。

日常から離れた「非日常」を体験するのが旅行です。

筆者は最近バタバタしていて、なかなか旅行に行けなかったのですが、やはり旅行は楽しいです。

秩父以外の皆さんにとっては「秩父への旅行が非日常」です。

是非、「秩父良いとこ一度はおいで」。

 

 

 

 

前回、放射能のこと(静岡茶)についてコメントしました。

今回のセシウムが何時福島から出たのか知りたいとコメントしましたが、その後インターネットで

いろいろ調べてみました。

そのものズバリの情報(静岡茶のセシウム)はありませんでしたが、インターネット上には

民間の情報がたくさんあることを改めて知りました。

 

その中で非常に感動的だったサイトは http://atmc.jp/food/ です。

このサイトは政府が発表した情報を農産物の品目別、地域別に分類しているのです。

そのうえで、日付ごとの推移も出しています。

 

このサイトでいろいろ調べるとかなりのことが分かりそうな感じです。

筆者が分かったのは「やはりまだまだ福島第一からは放射性物質が発散し続けている」という

ことです。

半減期の違いもあるのでヨウ素が少しづつ減ってくるのは、たぶん3月に大量に発散して現在も

出てはいるけど少量なのだろうと。

一方で、セシウムは基本的に少しづつでも発散し続けると半減期が長いので蓄積し続ける

はずです。でも、ある地点ではセシウムが上下しながら5月末にピークを迎えて、その後下がって

いるのです。

これは多分計測地点(基本的には地方公共団体単位)のブレや計測誤差もあるのでしょうが

やはり発散が続いていると考えるべきなのでしょう。

皆さんも、このサイトを見てください。

 

インターネットでいろいろ調べているなかで、非常に問題があるというコメントを見つけました。

政府が各自治体に農産物への影響を調べるように「指示」したにも関わらず、4割の自治体が

調査していないという事実です。

たぶん、「調べて放射性物質があるということになると問題になるから」調べないのでしょう。

これを放っておく政府もおかしいし、調べようとしない自治体は「けしからん」と思います。

 

静岡県も民間企業(らでぃしゅぼーやという有機農産品販売会社)が自主検査をして分かった

とマスコミに発表したので「やっと調査」したというのが実態のようです。

その後の静岡県知事の発言といい、国民に不信感を与えるばかりですね。

 

 

 

福島第一原発からの放射能汚染がドンドン広がっているように素人目には見えます。

昨日は静岡の製茶が「500ベクレル/㎏」の基準を超えていると報道されました。

 

静岡県知事がさかんに「500をちょっと超えた程度でしょう。お茶にすれば薄まるから全く

問題ない。」とテレビで発言したいました。

全く業者寄りの発言でレベルを疑いますね。

こんな発言を続けていると「静岡茶は買うべきでない」と消費者にすり込むようなものです。

普通の消費者なら「知事が安全というなら、静岡を支援するために静岡茶を買おう」ということには

ならないでしょう。

 

私たちが知りたいのは「この放射性物質の拡散は何時のものなのか?」「現在も拡散が続いて

いるのか?」ということです。

 

テレビの解説でも「放射性物質が風に乗って飛び、雨が降った時に地上に大量に落ちた」と

説明していますが、その風に乗った放射性物質はいつ福島から発射されたのかが問題です。

3月の水蒸気爆発の時に大量に出て、それ以降は多少は出ても非常に少なくなっていると

いうなら「まだましです」が、今も大量に発散されて風に乗っているというなら大変です。

 

風の方向は季節によって変わります。

今は飯館村が問題になっていますが、これは3月の風で拡散した結果なのですかね。

SPEEDI という汚染拡散のプログラムでは、3月の時点で飯館村は危ないと分かっていた

とずっと後になってから発表されています。

 

筆者のような素人でもある程度のポイントは分かりそうなのに、それに対する回答がなかなか

私たちには示されない。というより、「隠されている」ように感じます。

これが不信感をよんでいるのです。

 

 

京都といえば「知らないよ」という人はいないと思います。

たぶん、「行ったことがない」という人も少ないと思います。

 

日本の古都であり、一番の観光地だと思います。

そこに筆者は「仕事」で行きました。だから、観光は全くしていません。

 

それでも、観光地図(大きな看板のようなもの)を見つけてじっくり見てみました。

分かったことは「お寺」が多いこと。これは皆さん誰でも知っていることでしょうが。

筆者が改めて分かったのは「お寺の数」だけでなく、その敷地の広さです。

kyoto map.jpg

 

緑色に塗られて

いるのが

お寺だと

思ってください

 

 

 

真中に京都駅があるのですが、その大きさから想像しても緑の部分の大きさが分かると思います。

kyoto honganji.jpg

 

一部をアップしたのですが

2つあるのは東西の本願寺

です。

歴史がいろいろあって分かれて

いるのでしょうが本願寺の

広大な敷地が2つあります

 

 

歴史的な建物などを残すということは非常に重要なことだとは思いますが、なぜこんな広大な

敷地が残せたのでしょうか?

信者の絶大な支援、税金の優遇などいろいろあるのでしょうが、「お寺だから当然」と素直に

考えられない筆者です。

 

 

 

長野県に友人と遊びに行った一連のお話ですが、長野市にある善光寺に行って来ました。

筆者は高校生の時に一度だけ行ったことがあるのですが、37年も前の話ですからほとんど

覚えていませんでした。

 

印象としては「非常に大きなお寺」ということです。

今は何でも東京中心の考えをするので「こんな田舎に」と考えるのでしょうが、何百年も前は

長野も文化の中心だったのだなということを感じさせるだけの雄大さがありました。

zenkoji sanmon.jpg

 

山門です

 

 

 

 

 

 

zenkoji hondo.jpg

 

本堂です

 

 

 

 

 

 

皆さんは「牛に引かれて善光寺参り」というのをご存じですか?

不信心なおばあさんが、牛に手ぬぐいを盗られそうになったので追いかけていたら善光寺に

着いたという「変なお話」です。その牛が神様で善光寺を信心しなさいということを教えたそうです。

その話を表したのが次の写真です。

ushi ni hikarete.jpg

 

単なるユーモラスな

話だと思えば良いの

しょうね

それでも有名な話

ですからマーケティング

の勝利ですかね

 

 

善光寺も全国に「支店」と言ってはおかしいのでしょうが、協定しているお寺がいっぱいある

そうです。次のサイトに詳しく説明があります。

http://www.zenkoji.jp/about/index.html

 

 

 

 

筆者はあまり長野県には縁がありませんでした。

昔、スキーで野沢温泉に行ったこともありましたが、長野県は大きすぎて野沢温泉がどの辺に

あるのか、松本がどの辺なのかを良く分からないくらいの知識でした。

 

今回、知り合いと一緒に長野県に遊びに行こうということになり、「諏訪がどの辺にあるのか?」も

やはり分かりませんでした。

諏訪大社も立派でしたが、夜は「諏訪湖」の湖畔にある旅館に泊まり、諏訪湖の美しさに感動

しました。

 

諏訪湖という名前は知っていましたが、正直どんな湖なのか全く事前知識はありませんでした。

そんなに大きな湖というわけではありませんが、観光ボートがあり、ヨットハーバーがあり、と

非常に美しく、楽しそうな場所でした。

suwako kohan.jpg

 

観光ボートの

波止場が

見えますか?

 

 

 

 

suwako yotto.jpg

 

ヨットがいっぱい

湖面に出ています

ちょっと日本の風景

ではないようですね

 

 

 

suwako yuuhi.jpg

 

最後に極めつけは

夕日です

素晴らしい景色

でした

 

 

 

写真には撮れなかったのですが、筆者は「大鷲」が湖の上を優雅に飛んでいるのを見ました。

見た時は「何の鳥かな?」と思ったのですが、後で諏訪湖周辺には大鷲がいると聞いたので

間違いありません。素晴らしい体験でした。

 

 

 

 

皆さんは「諏訪大社」はご存じですか?

そして、「御柱祭(おんばしらまつり)」はご存じですか?

 

筆者は「御柱祭」についてはテレビで何度も見て知っていました。

そのお祭りは「諏訪大社」のお祭りで「7年に一度」行われるもので、毎回何人も怪我したり

なくなる方も少なくないそうです。

 

その「諏訪大社」に行って来ました。

秩父からだと車で3時間位の場所(長野県諏訪市)にあります。

全国に1万ヶ所以上あると言われる「諏訪神社」の総本山(神社は本宮かな)だそうです。

このくらいになると説明も非常に大変なので次のサイトをご覧ください。

http://suwataisha.or.jp/ohanasi/index.htm

 

この諏訪大社(実際には上下及び春秋・前など合計4ヶ所で構成されているようですが)の周りに

合計8本の「御柱(おんばしら)」が立てられています。

それを7年に一度建て替えるのですが、これが大変な騒ぎなのです。

これもサイトをご覧ください。 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E6%9F%B1%E7%A5%AD

 

その建てられた御柱の写真を撮りました。

suwataisha onbashira1.jpg

 

本宮に行く途中に

突然建っている

という感じですね

 

 

 

 

 

 

 

suwataisha onbashira2.jpg

 

本宮一之御柱と

書いてあるので

8本のうちの

一番目なので

しょうね

 

 

 

 

 

日曜日だったということもあり、たくさんの参拝客も来られていました。

赤ちゃんの「お宮参り」の人が順番待ちをしながら祈祷して貰っていました。

6月5日は「友引」だったのですね。

 

 

 

 

先日、大阪駅が「暑い」と報告しました。

駅を覆う大きな屋根ができて、伊勢丹が進出して百貨店戦争が起こっていると。

 

東京駅も負けてはいませんね。

大阪のように一斉にオープンというわけではありませんが、何年か前の「丸ビル」「新丸ビル」の

建て替えを始め、丸の内にも八重洲にも新しいビルがどんどん建っています。

 

筆者も週に2~3回は東京に出るので、東京駅周辺に新しいビルがどんどん建っているのは

知っていました。

それでも、あえて注目するわけではなかったのですが「大阪駅」のことを知るにつけ、東京駅を

再度見まわしてみました。

 

今回は八重洲口の両脇に大きなビルが2棟建っているのに注目しました。

「グラントウキョウ」ビルです。ノースタワーとサウスタワーの2棟です。

JR東日本を中心とした企業グループが建設した43階建と42階建のビルです。

 

ノースタワーの低層部分には「大丸百貨店」が入っていて、それから上はオフィスとなっています。

オフィス部分の共通受付はどこかのホテルの雰囲気です。

一枚だけ写真を撮ってきました。

granTokyo17F.jpg

 

高級ホテルの

ロビーという

感じでしょう

 

 

 

 

このグラントトウキョウタワーを含めて「東京ステーションシティ」と呼ぶらしくHPがありました。

http://www.tokyostationcity.com/shop/north/index.html

 

 

 

 

皆さん、ポピーという花をご存じですか?

日本名でいうと「ひなげし」の花だそうです。

「丘のうえひなげしの花がーーー」という歌はアグネスチャンの大ヒット曲ですが覚えていますか?

筆者はアグネスチャンと同世代なので青春の1ページという感じなのですが、年代によりますね。 

 

実は秩父にはポピーがいっぱい咲いている場所があります。

秩父高原牧場という場所ですが、県営公園です。

http://www.pref.saitama.lg.jp/site/fureaibokujyou/fureaih23popi-saibai.html

 

このサイトによると本来なら今週末には満開になる予定だったのですが、この間の台風2号の

影響でほとんどの花が倒れてしまったようです。

まだ、起き上がる可能性もあるようですが、残念なことです。 

 

秩父高原牧場まで行かなくても、秩父には休耕している田んぼや畑にポピーを蒔いて育てて

いるところが時々あります。

私たちの会社の近くにあったポピーの写真を撮りました。

poppy.jpg

 

ちょっと小さな写真

なので

迫力がありませんが

かなりの数の花で

しょう?

 

 

 

最後にポピーの一口知識をご紹介します。

欧米の人に「ポピー」というと「戦争で亡くなった兵士」の冥福を祈るというイメージがあります。

特に「赤いポピー」です。

先週末はアメリカは「メモリアルデー(戦没者の日)」で連休でしたが、その際も赤いポピーが

シンボルとなっています。

国によって呼び方が違い、欧州やカナダでは「リメンブランスディ」というようです。

いずれにしても、赤いポピーはそのシンボルです。

テレビのアナウンサーやキャスターがこの時期につけるのも赤いポピーを形どっています。