未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 植物工場への進出 総論

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植物工場事業へ新たに進出しようと検討する会社はたくさんあります。

私たちの会社へもたくさんのコンタクトがあります。

私たちは「カネコ種苗㈱」と共同で、多段式噴霧水耕栽培設備(野菜工房開発)の販売も

行っています。 また、植物工場の一般情報から始まって、運営の状況などの情報を供給

するコンサルティングも行っています。

 

筆者がいろいろなところでお話する「農業への投資でも不確定要素を極力排除しなければ

ならない」ということは、製造業等で長年の経験のある方ならすぐにご理解いただけます。

天気に「あなた任せ」では経営は成り立ちません。

 

他の産業から新たに植物工場に進出しようとする会社の方が、比較的理解しやすいのが

「生産」の部分です。

生産部門では「不確定要素を極力排除」しているので、事業計画も作成しやすいのです。

製造業の人たちが作成している「事業計画」と基本の部分では同じと考えて良いと思います。

 

一方で、なかなか難しいのが「販売」です。

製造業の人たちの販売先とは全く違うマーケットに販売しなければならないからです。

この部分で悩まれる方が多いようです。

 

今回から数回にわたって「植物工場への進出」に関してコメントしてみたいと思います。

 

筆者にアドバイスしてくれる方の中には「植物工場が新しく出来ると競争相手が増えて

大変だよ」と言われる方がいらっしゃいます。

そういう方に、筆者は「植物工場が世間に認知されるにはもっと植物工場が増える必要が

あります」と説明しています。

安心・安全を追求している植物工場の生産品はまだまだ市場を開拓できると思っている

ので競争を心配するよりも、品質向上・コスト削減でお互いに競争した方が植物工場全体

では良い結果となると信じています。

 

 

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