2011年2月アーカイブ

 

筆者としては初めて東京大学のキャンパス内に入りました。

今までいくつもの大学の中に入りましたが、東京大学は全くの初めてでした。

よっぽど縁がなかったのでしょうね。

 

本郷キャンパスです。

学部での専門課程と大学院の学生が通うキャンパスですね。

そこの工学部の研究室での勉強会に参加したのです。

 

正直驚いたのは都心の真ん中にこんなキャンパスがあるのかということです。

キャンパスの内部にいると東京にいるというのを忘れてしまうほどです。

まずは入口ですが、有名な「赤門」から入りました。実は正門は別にあります。

toudai akamon.jpg

 

東大の別名にも

なっている

赤門ですね

かつては加賀前田家の

門だったそうです

 

 

 

キャンパス内に入るとすぐに大きな建物がいっぱい建っているのですが、そこを抜けていくと

これも有名な「三四郎池」があります。

この池の周辺が「これが東京のど真ん中なのか?」と思わせるところなのです。

池の周りにジャングルのような木が生い茂っているのです。

toudai sanshiroike.jpg

 

分かりますか?

木の間から

池(水面)が

見えますよね

 

 

 

そして三四郎池をぐるっと回る感じで赤門の反対側に行ったら「安田講堂」があります。

学生運動の際に有名になりましたよね。(ある程度以上の年の人しか分かりませんかね)

toudai yasudakoudou.jpg

 

正直あまりきれいで

なかったです

他大学の大◎講堂の

方が優雅できれいだな

と思いました

 

 

 

 

 

それでもキャンパス内を歩いているとみんな頭のよさそうな感じがしたのは筆者だけでしょうか?

他の人から見ると筆者も「そう」見えたでしょうかね。

 

ここ2週間、種々の事情でブログの更新ができませんでした。

これからは出来るだけ毎日更新したいと考えています。

 

そのためにも今回から「農業雑感」という題で不定期ですがブログを書いていきたいと思います。

これは㈱野菜工房が認定農業者として「農業」にかかわっているので、筆者自身が感じる

日本の農業について書いてみようというものです。

「雑感」なので、筆者自身の「独断と偏見」もずいぶん入ると思います。

読んで頂いた方でご意見があればどんどんコメントを投稿して頂きたいと思います。

 

第1回は「耕作面積」です。

日本全体の「一戸当の耕作面積」は1.2ha です。

外国の資料を見ると「ヨーロッパ全体23.8ha」 工業国のイメージの強い「ドイツ16.6ha」です。

「アメリカ110.7ha」「オーストラリア220.2ha」なので日本の耕作面積がいかに小さいかが

分かると思います。

北海道のような「大規模農業」でも「北海道平均で17.2ha」でドイツと同じくらいです。

北海道の中でも大きな十勝地方で「37.9ha」ですから、アメリカの3分の一でヨーロッパ平均を

ちょっと越えた位です。

(これらの数字は統計を取った年が場所によって違っているので細かい数字ではなくイメージ

 で理解してもらった方が良いと思います)

 

日本の農業は耕作面積が非常に小さいということです。

そして、米を作っている農家の数が圧倒的に多いことが特徴だと思います。

また、耕作面積が小さいにもかかわらず「機械化」は進んでいます。

そのため、機械への投資コストがかなり大きな負担になっていることが指摘されています。

 

政府も「農地の集積」ということを目標にあげています。

小さな耕作地に高価な専用機械(年に一度しか動かないものもある)を導入している兼業農家

が所得補償を受けているという現実なのでしょうね。(ごめんなさい。非常に独断と偏見です) 

 

 

 

このブログで3回続けて雪の話題になってしまいました。

それでも秩父で雪が降るのはそんなに多い話ではないのでお許しください。

 

昨日の昼間から降り続いていたので、夜中降っていたら今朝は従業員が出社できないのでは

と心配していましたが大丈夫でした。

夜にはあまり降らなかったようで道にはほとんど積もっていませんでした。

筆者が毎日通っている峠道にも雪は積もっていませんでした。

但、日陰は凍っているので慎重に運転しました。実際に「日陰で坂のカーブ」は滑りました。

 

従業員もみんな無事に出社したので工場の作業は通常通りです。

実は昨日は青果市場が休みだったので私たちの出荷は少し多めなのです。

これで従業員が出社できないので注文通り出荷できませんでは大変な話になるところでした。

ひと安心ですね。

 

道路には雪があまり積もっていなかったと言いましたが、木のうえや遠くの山には雪が積もって

います。その写真をご紹介します。

yuki asa1.jpg

 

通勤路である

峠道の下は

こんな感じです

滑って落ちたら

大変ですね

 

 

 

yuki asa2.jpg

 

秩父のランドマーク

である

武甲山です

上の部分は雲に

隠れていますね

 

 

 

yuki asa3.jpg

 

秩父市内から

見える

近郊の山です

雪が積もって

いますね

 

 

 

テレビで昨日から盛んに「関東地方の平野部でも大雪予想」と言っています。

ここ秩父は平野部ではないのでどうなるのかなと心配していました。

通常は昨日のブログでも書いたように「東京が雨でも秩父は雪」というパターンが多いのですが。

 

そんな心配をしながら今朝起きてみたら雪はほとんど積もっていませんでした。

明け方から降り始めたのか朝(午前6時半頃)の段階でチラチラと雪が降っている(舞っているに

近い)ようでした。

会社の従業員もみんな元気に出社してくれました。

 

このメールを書いている午前9時では「かなり降ってきた」感じです。

ちょっと心配ですね。

 

yuki furituzuke1.jpg

 

雪が降っている

そのものを

写真に写すのは

なかなか

難しいですね

降ってます!

 

 

yuki furituzuke2.jpg

 

遠くの景色が

霞んでいるのは

雪が降っている

からです

 

 

 

あんまり降ると従業員が帰れなくなるし、明日の出社も心配ですね。

 

今年初めての雪が秩父に降りました。

ニュースによると東京でも9日未明は雪だったようですが、朝になって雨に変わったと言って

いました。秩父では9日の昼ころまで雪でした。

 

9日の朝の状況を写真に撮りましたのでご覧ください。

hatsuyuki 1.jpg

 

竹やぶにも

かなり

雪が積もって

いますね

 

 

 

hatsuyuki2.jpg

 

屋根にも

雪が積もって

います

 

 

 

 

筆者は9日の朝から東京に出たので午前8時前に隣町の横瀬駅から電車に乗りました。

hatsuyuki3.jpg

 

駅のホームからの

景色です

 

 

 

 

 

東京が雨でも秩父は雪というのは良くある話ですが、関東地方に雪が降る時は冬型の気圧配置が

崩れた時なので気温はあまり低くなりません。

このため、秩父では雪がある程度積もっても気温が比較的高いためにすぐに溶けてしまいます。

今朝(10日)の朝の様子は次のような感じです。

hatsuyuki yokujitsu2.jpg

 

田んぼの中の

道でも

もう雪はありません

田んぼにも

ないですね

 

 

 

ところが、日陰になっているところは溶けた雪が凍ってしまいます。

これが自動車を運転していると危ないのですね。

だから秩父の人はほとんどの人が冬に入る前に冬用のタイヤにします。

雪道を走るためというわけではなく、溶けた雪が凍った場所があるので危ないからです。

凍っている日陰の道の写真は次の通りです。

hatsuyuki yokujitsu1.jpg

 

道の端に一部

雪がありますが

道路の真ん中が

光っていますね

凍っています

 

 

 

秩父は雪国ではありませんが、冬の運転はやはり注意が必要です。

 

私たちが加入している「広域秩父産業連携フォーラム FIND CHICHIBU」の勉強会が

ありました。題目は「効果的に業績を伸ばすホームページ戦略」です。

インターネットを使って会社のPRをしていこうというものです。

この手の講習会では専門用語が氾濫して、全体像が全く見えないということが多いのですが

今回の講師の方は非常に分かりやすい説明で大変勉強になりました。

講習会の様子を写真でご覧ください。

Find kouenkai1.jpg

 

講演の題目を

壁に表示して

あります

 

 

 

 

Find kouenkai2.jpg

 

講師の方の

了解を取って

いないので

あまりアップは

出来ません

 

 

 

Find kouenkai3.jpg

 

ちょっとアップ

し過ぎかも

しれませんが

説明と一緒だと

良く分かりました

 

 

 

広域秩父産業連携フォーラム(FIND CHICHIBU)は秩父郡市の会社が集まって作った

産官学連携や地域振興を目的に作られたものです。

現在の会員数は150社を越えていると思います。

いろいろな部会・分科会がいろいろな講習会・勉強会を一般会員のために開いてくれますし

分科会に所属するとそれぞれの目的に向かって各社が協力して事業を進めています。

広域秩父産業連携フォーラムのHP http://www.find-chichibu.jp/ もご覧ください。

 

私たちは山口大学の植物工場研修会のお手伝いをしています。

山口大学まで講師を派遣することと秩父まで来てもらって「実務研修」をして貰うのです。

 

山口大学は国の補助金を貰って植物工場の人材育成のための講習会を行っています。

植物工場の実務としての研修では私たちのように実際に工場を運営している人間の説明も

必要になるようです。

 

先週の土曜日に10名の方が秩父まで来られました。

講習を受けている方はほとんどが企業にお勤めで会社が植物工場の運営を検討されている

ところです。

既に植物工場を運営しているという会社はありませんので、とりあえず植物工場とはどんな

ことをやっているかを勉強して運営に乗り出すかを検討すると考えて良いと思います。

yamaguchi univ. seminar.jpg

 

この場面は

見学コースからの

視察です

他にもいろいろな

研修プラグラムが

ありました

 

 

植物工場普及のために私たちもできるだけのお手伝いをしたいと思っています。

 

私たちのレタスは「AAA(洗わず、甘い、あんしん野菜)」として販売していますが、今回筆者が

訪問した販売店は非常に進んだ手法で野菜を販売しています。

 

今回筆者が訪問したのは「ベジ・マルシェ」というお店で「アーク森ビル」にあります。

アークヒルズにあるというだけでも「すごい」ですね。

ベジ・マルシェでは、野菜の「免疫力」「抗酸化力」「解毒力」というものに注目して

コーナーを分けて販売しています。

meneki yasai.jpg

 

時期によって

品目は変わります

 

 

 

 

 

kousanka yasai.jpg

 

アンチエージング

(老化防止)

の力もある

そうです

 

 

 

gedoku yasai.jpg

 

これ健康に

なりそうですね

 

 

 

 

 

 野菜を食べて健康で長生きしようという考え方です。

その分類方法もたくさんの野菜の分析を通じて確立しているとのことです。

すごいのは「非破壊検査」(すりつぶして検査するのではなく、傷つけずに検査できる)が

可能だということです。

 

このお店のサイトは http://www.vegemarche-shop.jp/ を見てください。 

 

無農薬野菜の販売をしているといろいろな方とお知り合いになります。

今回はレタスのお客様ではないのですが、「そば殻」を利用していろいろなものを作っている

方と知り合ったのでご紹介します。

 

その会社は「シマ・プロダクツ㈱」と言います。本業は自動車の内装を作るメーカーのようです。

ここの社長は環境問題に非常に関心があり、関心あるだけでなく行動もしている方です。

千葉県にある「谷津干潟」というところで「厄介物扱」されている「アオサ」という海藻を利用して

ボールペンを作ってしまった方です。

 

その社長が秩父のそば殻からいろいろな製品を作ろうと努力されています。

現在は「箸(はし)」や食器を作っています。

また、そば殻から作った素材で昆虫の模型も作っています。

写真です。

sobagara hashi.jpg

 

そば殻から作った

箸です

そば殻100%では

ないので混入率に

よって色がちがいます

 

 

 

sobagara doubutu.jpg  

 

奥がクワガタと

カブトムシで

手前が亀です

 

 

 

 

そば殻は昔は「枕」に使われていましたが、最近はアレルギーがあるとか、他の素材があるとか

で使われなくなり焼却処分されているそうです。

処分されるのはもったいないと利用方法を考えたのがシマ・プロダクツの社長です。

 

私たちも「農薬を使わない」「水や肥料を大量に使わない」ことが eco につながっていると自負

していますが、シマ・プロダクツのように直接的な eco 活動は素晴らしいと思います。

 

このブログでも何度も紹介していますが、今年の冬は非常に寒い日が続きます。

冬型の気圧配置が強固に居座っているためでしょう。

このため、雪はまだ降っていません。

 

今朝の秩父地方の最低気温は「-7.8℃」でした。この気温は秩父市街地にある測候所の

ものなので筆者の家(測候所から約6km)がある荒川の反対側や会社のある場所などは

多分1~2度は更に低いと考えられます。

 

毎度おなじみの筆者の自動車の温度表示は朝の8時の段階で「-8℃」でした。

-8do.jpg

 

ハンドルも冷たくて

手袋をしないと

運転できません

 

 

 

 

今日は最低気温はこの冬で一番低かったのですが、昼間の温度は10度を超えているので

日の当たっている場所は暖かくなっています。ホッ!