2011年4月アーカイブ

 

前回の「農業への投資」では農業(特に露地栽培)の「不確定要素」として「天候」を挙げました。

今回は生産物の「販売価格」を挙げてみたいと思います。

 

従来の農業は生産された農産物を「農協」「青果市場」を通して販売しています。

この仕組だと出荷時点で販売価格が分かりません。

出荷時点で分からないということは、当然ですが生産を始める時やどんな品目を生産するかと

いう計画段階で「いくらで売れるか?」は分からないということです。

 

通常の工業生産品では生産段階から「いくらで売れるか(予算)」、「いくらで売るか(意志)」と

いう非常に重要なポイントについて計画が立っています。

ところが、従来の農業では「いくらで売れるか(予算)」「いくらで売るか(意志)」は全て「青果市場」

に任せているのです。売れてから「いくらでしたよ(過去形)」と連絡が来るのです。

つまり「あなた任せ」なのです。

 

自分たちで「販売価格」を決めらないシステムなのです。

それに加えて、市場の「需要と供給」という「美しい言葉」に操られて「価格が大幅に上下」します。

自分たちに「価格決定権」がなく、価格も相場で「乱高下」しかねないという非常に不確定要素の

多い販売形態なのです。

 

これでは生産計画で利益を予算化することは不可能です。

このような工業生産では信じられないことが農業の世界では「当たり前」だと信じられてきました。

それでも最近は「農業法人」を中心に「市場を通さない」で需要家に直接販売する方法が少しづつ

採られるようになってきました。 農協の直売所を通した販売も価格決定権は農家ですね。

 

他産業から農業へ投資する際に、この「価格決定権」を農業者が有していることが次の重要な

ポイントですね。

 

 

 

 

 

今回は農業分野への投資について筆者の意見を述べたいと思います。

私たちは株式会社なので、私たちに投資してくれた株主がいます。

このように農業に従事する株式会社に投資する場合と農地を買ったり借りたりして農作業を

自分で行うのも広義の農業への投資だと思います。

 

投資をする際には「なるべく不確実な要素」を排除したうえで投資を行うのが基本です。

この点において「農業」はちょっと他の業種とは違います。

つまり、自然環境の中で生産活動をする露地栽培では「天気」に左右される割合が非常に高い

のです。もちろん、他の業種にも「天気」に影響されるものはあります。

 

建設業なども「天気」に左右されるものです。

落語の話に「大工殺すにゃ刃物は要らぬ。雨の10日も降ればよい。」というのがあります。

これは昔の話ですから「宵越しの金は持たない」という江戸の職人は10日も収入がなければ

食えなくなってしまうという例ですが、今でも建設業の人は雨が降るとスケジュールが遅れる

ということは良くあります。そのために、スケジュールにはある程度の余裕を持たせているのです。

 

しかし、露地の農業はもっと天気に影響を受けるのです。

「雨が少ない」と乾燥しますし、「雨ばかり降る」と農作業が進まない、「気温が低い」と植物の

成長が遅くなり、「気温が高すぎる」と成長に異常(徒長しすぎるなど)が出ます。

そして、台風や「遅霜」「早霜」で収穫が大きく影響を受ける。

建設業と決定的に違うのは「成長が遅れる」と季節が変わってしまうために収穫量に大きく影響

することです。

建設業では「スケジュールが遅れた」ことにより施主(注文者)への納入が遅れるのですが、建物が

不完全になってしまうということはないと思います。

(建設業の方からはそんな甘くないと怒られるかもしれませんが。)

 

農業(特に露地栽培)は非常に微妙なバランスの中で成り立っているのです。

その地域の気候に合った品目を作っているので気候(天気)がいつもの年と違ってしまうと

本来その場所に適した品目が「その年に限っては不適な品目」になってしますのです。

収穫に大きな影響がでるということですね。

天気という「不確定な要素」が大きな影響を与えるのが農業(特に露地栽培)なのです。

 

その点で私たちのような「完全閉鎖型植物工場」は天気の変動には影響を受けません。

その点で従来型の農業とは一線を画していると言えます。

 

植物工場野菜の販売について少しコメントしてみたいと思います。

「年間を通して、同じ品質で、同じ価格で、計画的に」供給できるのが「完全閉鎖型植物工場」

の野菜の基本的特徴です。

これに加えて、「付加価値」のある野菜を目指しています。

 

私たちのレタスは「AAA(トリプルエー)」です。

「洗わず、あまい、あんしん野菜」という意味で、「無農薬」「低細菌」「低硝酸」を付加価値として

紹介しています。

 

最近お会いする人から「売れて売れて笑いが止まらないでしょう?」と良く言われます。

意図するところは「安心・安全」な野菜への要望がどんどん広がっているでしょうということなのですが

「中長期的にはその通り」ですが、「短期的には販売不振です」と答えています。

 

私たちの販売はほぼ8割が「業務用」です。

業務用のお客様は「ホテル」「レストラン」などなのですが、この震災の影響で「出張者」や「宴会」が

自粛や中止になっているようです。

このため、販売量はほぼ半減していると言って良いと思います。

震災直後はほとんど注文が来ませんでした。

その後、少しづつ復活はしていますが、まだまだ通常のレベルまではほど遠いという感じです。

 

国内の出張は回復しつつあるのですが、海外からの旅行者が激減して困っている東京のホテル

もあります。 また、秩父のような観光地にあるレストランは観光客が来ないので売り上げ激減だと

言われています。

3月に通常行われる卒業記念パーティや、4月にある歓送迎会も自粛ムードだそうです。

 

震災で落ち込んでいる経済活動の影響が私たちにも大きな波になって押し寄せています。

まだまだ、辛抱の時期が続きそうです。

 

いよいよゴールデンウィークも近づいて来ました。

観光地秩父は皆様をお待ちしています。

 

震災の影響で「観光を自粛」する傾向があるためか、秩父のホテル・旅館の予約はかなり低調

だと言われています。

日帰りの方も含めて皆さん秩父に来てください。

 

芝桜は今が見どころでしょうか?

インターネットの「芝桜情報」は下記のサイトを見てください。

このサイトの中に「芝桜 定点カメラ」というのがあります。これを見ると毎朝の状況が分かります。

http://www.chichibuji.gr.jp/shiba-img/shiba.htm

 

秩父商工会議所からも秩父の観光業が予約キャンセルなどで大変な状況だから、知り合いの人に

秩父に来てもらえるように連絡を取ってくれと連絡が回りました。

そのくらい観光客が減っているということです。

皆さん、秩父に遊びに来てください。お願いします。

 

まだまだ日によってかなり寒い日がありますね。

秩父は時には「冬」と同じような気温になります。もう4月も下旬だというのに。

筆者が仕事で秩父(寒い)から東京(寒い日でも秩父ほどではない)に出ていく時には

どんな服装をしたら良いのか困ります。

特に東京は「室内」や「電車内」は暑い位です。服装による調整が大変ですね。

 

そんな天候ですが、それでももうすぐ5月の節句です。

会社の近くの家では「こいのぼり」が上がっています。

koinobori okugai.jpg

 

風があまりなかった

ので

「力強く泳ぐ」とは

いきませんが

りっぱなこいのぼりです

 

 

 

 

 

東京では住宅街と言ってもなかなか大きな鯉のぼりを上げる場所がないのでしょうが、秩父では

こういう大きな鯉のぼりを良く見かけます。

筆者も息子が3人いて、大きな鯉のぼりを貰ったのですが、当時は集合住宅で暮らしていたために

ずっと父親の家に置きっぱなしでした。ベランダから小さな鯉のぼり(おもちゃみたいのもの)を

出して喜んでいたのを覚えています。

それが、秩父だと写真のような鯉のぼりは普通にあります。

風が吹くと元気よく泳ぐのでうれしくなります。人間も元気を貰えるような気がします。

 

もう息子たちも大きくなった秩父の筆者の家では大きな鯉のぼりはないので、下の写真のような

もので5月の節句の雰囲気を味わっています。

koinobori shitunai.jpg

 

雰囲気は良く

出ているでしょう

ウキウキします

 

 

 

 

 

 

 

koinobori shitunai close-up.jpg

 

上の写真の下の方に

写っている鯉のぼりの

アップです。

この鯉のぼりは

手作りです

かわいいでしょう

 

 

子供たち(女の子も)が元気の育ってくれることを祈る伝統行事は良いですね。

 

前にも一度行ったことがありますが、巣鴨にある「とげぬき地蔵」に行って来ました。

いわゆる「おばあちゃんの原宿」ですね。

http://sugamo.or.jp/prayer_detail01.html に詳しく説明があります。

 

前回は参拝者が多くて「洗い観音」は行列ができていてお参り(洗い)ができませんでした。

今回はほとんど並んでいる人がいなかったので、「洗って」来ました。

筆者は観音様の「頭」と「顔」を中心に洗いました。悪いところを直してくれるそうです。

 

説明は上にあるHPの方が詳しいと思いますので、筆者が撮った写真を紹介します。

togenuki jizou nama of tera.jpg

 

山門にある

とげぬき地蔵尊の

正式名称です

「こうがんじ」ですかね?

読み方がわかりません

 

 

 

togenuki jizou honzon.jpg

 

これが有名な

「洗い観音」ですね

かつてはタワシで

洗っていたのですが

損傷するという

ことで現在はタオル

です

 

 

 

togenuki jizou kemuri.jpg

ここでも

悪い所に

煙をつけると

良いということ

なので

「悪いこころ」を

清めるために

胸に付けました

 

最後にちょっとおまけですが、参道のお土産物屋さんにあった「にこにこ地蔵」

です。かわいいでしょう?

togenuki jizou nikoniko.jpg

 

なぜるとニコニコに

なるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秩父には「秩父ミューズパーク」という自然と文化・スポーツを融合させた公園があります。

広大な敷地の中に、森の中の遊歩道、花が咲き乱れる花園、音楽を楽しめる野外音楽堂、

室内音楽堂、約40面のテニスコート、夏にはプールといろいろあります。

詳細は http://www.muse-park.com/ をご覧ください。

 

このミューズパークの中には宿泊施設としての「コテージ」及び食事をするための「レストラン」も

あります。そのレストランでは私たちのレタスも使ってもらっています。

そのコテージに現在福島からの避難民の方もお泊りです。

一時期よりは避難民のかたは少なくなったようですが、現在でも20人以上の方がいらっしゃいます。

駐車場には「福島」「いわき」のナンバープレートを付けた車が停められています。

myuzupark zenkei.jpg

 

これがコテージと

レストランの

入口ですね。

コテージはこの建物の

裏側の森に点在して

います

 

 

myuzupark kanban.jpg

 

駐車場にある

案内板です

温泉もありますね

 

 

 

 

これから春・夏のシーズンはたくさんの観光客の方がいらっしゃいます。

秩父経済は観光に負うところが多いので、自粛などと言わずにどんどん来てほしいと思います。

 

皆さん、ご記憶でしょうか?

小惑星探査機「はやぶさ」が幾多の苦難を克服して地球に帰還したことを。

この「はやぶさ」は小惑星「イトカワ」から「土(?)」を持ち帰って来ました。

「土」ではなくて、「チリ」というのが適切だという話もあります。

テレビなどの報道によるとこれを研究すると「地球の成り立ち」が分かると言っていました。

 

この「はやぶさ」自体は地球の大気圏に突入する際に燃えてしまいましたが、「チリ」を収納した

「カプセル」が地球に帰還したのです。

http://www.jaxa.jp/projects/sat/muses_c/index_j.html

 

その「カプセル」の実物を見られる「展示会」が秩父市のとなり「小鹿野町」で5月14~17日に

行われます。カプセルの他に「はやぶさ」の模型やパラシュート(実物)も展示されるそうです。

入場料無料だそうですから是非見に来て下さい。

秩父の観光地も一緒に回れると更に楽しいと思います。

hayabusa poster.jpg

 

ポスターです

小さくて分かり難い

と思いますが

場所は小鹿野文化センター

です。

 

 

 

 

 

詳細はhttp://www.town.ogano.lg.jp/kakuka/matidukuri/hayabusa/hayabusa.htm を

ご覧ください。

 

今回の震災に際して、いろいろな報道やコメントを聞く機会があります。

このブログでは、あまり政治的なコメントはしないようにしていますが、昨夜の「TVタックル」で

放送されていた内容を基に一言コメントします。

(TVタックルは娯楽番組に分類されるのかも知れませんが、政治家が本音を出すことがよく

  あるので見ています。)

 

気仙沼出身の衆議院議員「小野寺五典」氏が出演していました。

自民党の衆議院議員で、今までにもテレビで見る機会があり、顔も知っていました。

でも、その議員の地元が気仙沼だったとは知りませんでした。

 

地元の事務所兼自宅は津波でほぼ全壊したそうです。

母親と兄弟はどうにか生き延びて避難所までたどり着いたとのことでした。

本人も地元に戻り、頑張っているとのことでした。

これだけを聞くと、選挙活動の一環でパフォーマンスをしているとも取れますが、話の内容は

もっと純粋だったように感じました。

父親は元気仙沼市長だということで、生粋の気仙沼の人間(高校も地元の気仙沼高校)なので

地元復興のためにと頑張っているようです。

 

その小野寺氏から「中古車を買おうとしても住民票と車庫証明が必要」と言われた被災者が

困っているというので役所に掛け合ったとか、中国人研修生がパスポートを失って帰国できない

と言っているので日本の外務省に「どうにか特例を認めろ」と要求すると「中国政府に言え」と

言われたと話していました。

 

この国の政治・行政機構は危機に対して対応する能力が欠如しているとしか思えません。

いま何が重要なのか、優先順位からすると何をしたら良いのかということを決断(考えるとは

あえて言いません)出来ないのです。

役人は自分で判断すると「責任を問われる」と困るので決断しない、政治家もかなりその傾向が

あります。

 

番組の中で「政府の対策本部をなぜ現場に置かないのか?」と発言している人がいました。

その通りだと思います。

対策本部が永田町や霞が関にあって、計画停電の対象外になり、地元からの要望を待っている

というのは大きな間違いです。

日本の行政の大原則が「要請主義」だと言って本来必要とされている仕事を放棄している役人に

腹が立ちますし、政治主導と称していながら危機管理のもとで役人の尻を叩けない政治家は

無能と言われてもしょうがないですね。

(今回はちょっと政治的な発言でしたが、お許しください。)

 

今日は4月11日です。震災から1ヶ月が経ちました。

筆者個人としては「長かった」という感じです。

まだまだ、今後がどうなっていくのかが見えないので精神的に不安です。

 

筆者及び㈱野菜工房は人的・物的被害はなかったのに、精神的に不安なのはなぜなのでしょうか?

福島原発のいく末が見えないこと、毎日テレビで被災地の様子を見ていること、今後の日本経済が

どうなっていくのか、私たちのレタスの販売がどのようになっていくのか、いろいろと不安材料は

あります。

 

直接被災された方に比べれば非常に幸せなはずなのに、多分日本全体が何らかの不安を

感じているのでしょう。

「自粛」というのも、みんなが何かしら不安(自信を持てない)なので「自分だけ目立って非難

されたくない」という気持ちがあるのでしょう。

「自粛」を受け入れていればリスクが少ないということなのでしょうね。

 

被災された方の中には「まだご家族が見つからない」という方もたくさんいらっしゃるとのことです。

不安という意味では私たちのように被災していない人間よりはるかに不安だと思います。

「景気は気から」と言います。

漠然とした不安を捨てて、前向きな姿勢・話で景気を良くするようにしましょう。

景気が良くなれば被災地への支援もやりやすくなります。

 

今日(8日)の毎日新聞インターネット版の報道によると「計画停電終了宣言」が本日正式に

出されるとのことです。

http://mainichi.jp/select/biz/news/20110408ddm008040080000c.html

 

実質的にはもう2週間近く計画停電は「回避」されていますが、「回避」ではなく「終了」となると

生産活動には非常に良いと思います。

それぞれの工場が安心して生産計画が立てられますね。

 

これからは「夏の電力需要」への対応が課題になりますね。

経済団体や個別の企業などが「提言」や「計画」を立てているというのが新聞等で報道されて

います。

「輪番操業(休業)」や「休暇の拡大」「定期点検・修理の夏への集中」などがメーカーで考え

られているようですね。

「輪番操業」は効果的でしょうね。

産業ごとに休業日(2日連続の休日)を順番にずらしながら行うというものです。

平日でもどこかの産業が常に休業しているために電力需要のピークが減らせるというものです。

 

生産工場の計画は比較的報道されているのですが、事務作業・営業などの計画はあまり報道

されていませんね。

中には帝人のように「原則在宅勤務」などという思い切ったアイデアもありますが。

本社の事務作業や営業の人たちは「営業時間を朝に前倒」をしたりすることでもかなり節電

できると思いますね。昼休みを会社ごとに前後にずらすなどというのも効果的なようです。

 

エアコンの温度を少しづつでも上げて、軽装での執務にするなども効果的でしょうね。

沖縄のカリウシウェアーを日本中に広めるチャンスかもしれませんね。

フレックスタイムのより徹底した適用や、思い切って「夏時間」を採用するのも手だと思って

います。

 

早めに仕事を始めて、夕方明るいうちに仕事を終わりにして、ビアガーデンで明るい昼間から

飲むというのも節電効果は大きいのではないかと考えます。

仮に、電灯をつける時間でもビアガーデンに人が集まっていればみんなの自宅は電灯が消えてる

のだから全体では節電ですよね。

 

秩父には札所34ヶ所があります。

札所(ふだしょ)というのはお寺に番号がついていて、そのお寺を巡礼(お参り)すると

ご利益(りやく)があるというものです。

 

秩父の札所は34ヶ所なので、秩父ではそれらのお寺を正式名称(○○山○○寺)ではなく「○番」と

通常読んでいます。例えば、街中にある幼稚園も経営しているお寺は「13番」です。

秩父札所のインターネットサイトは http://www.fudasyo.com/ です。

このサイトによると「約800年前」にこの札所は始まったとなっていますね。

 

西武秩父駅のなかには札所を描いた絵が並んでいるコーナーがあります。

札所1番から34番までひとつひとつ並んでいます。

 

seibuchichibu eki 1.jpg  

左側に札所の

絵が並んでいます

写真には入って

いませんが

右側にも同じように

並んでいます

 

fudasho 1.jpg

 

拡大すると

こんな感じですね

左が札所1番

右が札所2番です

 

 

fudasho 34ban.jpg

 

最後が札所34番

「水潜寺」です

 

 

 

札所34番の「水潜寺」という名前は変わっているでしょう。

潜水(ダイビング)の守り神として売り出せないでしょうかね?

 

4月に入り秩父も観光シーズンに入りました。

まだまだ寒い日が続いていますが、これからは暖かくなるでしょうから是非とも皆さん秩父に

来てください。表題にある「一度はおいで」ではなく、何度でも来てください。

シーズン、シーズンで楽しい観光スポットがあります。

 

震災のために「自粛」「自粛」と言っている人もいますが、経済を活性化するためには「近場の

観光地」にでもどんどん繰り出して欲しいものです。

4月から5月上旬にかけて秩父では「芝桜」が有名です。

4月3日現在ではまだちょっと早いようですが、すこしづつ咲き始めています。

最新の情報は「芝桜の丘」というインターネットサイトを見て貰うと分かります。

http://www.chichibuji.gr.jp/shiba-img/2011/11-1.htm

 

秩父は近い観光地(ちかいなか)なので日帰りも可能ですが、温泉に入って一泊するというのも

楽しいものです。おいしい料理を楽しめます。

私たちの無農薬レタスをたくさん使ってくれている「ナチュラルファームシティ 農園ホテル」(自然食

が中心)にお泊り頂くのも非常に良いのはないかと思います。

「農園ホテル」のインターネットサイトは http://www.farm-city.co.jp/ をご覧ください。

楽しいイベントがいっぱいです。

 

経済活性化のためにも秩父に観光で来て下さい。

西武鉄道も、土曜、日曜は特急電車も動いていますし、平日でも特急を除く平日ダイヤになって

います。お待ちしています。

 

計画停電とは言いながら「計画」はあるのですが、今日も含めて11日間停電は「回避」されて

います。

いろいろな方面で節電したことと、現在は各方面からバッシングを受けている東京電力の努力

の結果だと思っています。

 

しかし、この「回避」という言葉はどうにかならないでしょうか?

「計画外の広域停電」の可能性もあるという意識を持たせるという意味では非常に効果がある

のでしょうが、消費者や企業家の意識を「自粛」ではなく、「委縮」させてしまう大きな副作用が

あるような気がします。

 

筆者は週末の西武鉄道は通常ダイヤになっていることもあり、また個人的に主張している

知り合いが集まって会食(宴会でも良い)をやって経済の活性化につなげようということで

東京に出てきました。

長男は「東京都知事の自粛勧告」にも拘わらず、代々木公園での花見を学生時代の仲間と

やったそうです。お酒は「宮城県」の日本酒を飲んだそうです。

これも立派な被災地への支援だと思います。

やっとテレビでも「節電をしながらも通常の生活をしよう」「自粛は必ずしも復興に役立たない」と

いうコメントをするようになりました。

その番組のなかで「東北のお酒を買って欲しい」と訴えていた災害から免れた酒蔵の社長が

言っていました。その会社は被災して生産が続けられない酒蔵の社員を臨時に雇用している

とも言っていました。

このような人達を助けることは義援金だけではなくて、製品を購入することです。

 

最近は筆者の独断と偏見の意見が多くなっているので、のどかな写真をご紹介します。

yagi 1.jpg

 

 西武秩父線の

武蔵横手駅裏に

いる山羊です

 

 

 

 

yagi 2.jpg 

山羊の名前は

「そら」と「みどり」

です

 

 

 

 

山羊2頭は西武鉄道が飼っているのです。

詳細な説明は http://www.seibu-group.co.jp/railways/smile/yagi/index.html をご覧ください。

 

私たちのレタスを使ってくれている「第一ホテル東京エトワール」を訪問して来ました。

第一ホテル東京には和洋中のたくさんのレストランがあるのですが、バイキング方式のレストラン

が「エトワール」です。

このエトワールが「開店18周年」で特別サービスを行っています。

(インターネットサイトは http://www.hankyu-hotel.com/hotel/dhtokyo/restaurant/40/index.html

 

特別サービスということで大人の料金が1800円と非常にお得です。

内容も「肉・魚・野菜」に加えて「串揚」「チーズパスタ」「カレー」もありました。

もちろん、デザートとソフトドリンクもありました。

この値段では非常にお得だと感じました。問題は「食べ過ぎた」ことです。

etwol 1.jpg

 

コックさんが

目の前で

串揚やパスタを

作ってくれます

 

 

 

etwol 2.jpg

 

私たちのレタス

です

好評なようで

すぐになくなって

しまいます

 

 

 

筆者は秩父から妻と一緒に出て行ったのですが、東京にいる長男夫婦と三男の5人で食べました。

いろいろなものをたくさん食べてお腹いっぱいで大満足でした。

 

本日4月1日から西武池袋線は「平日は通常通り」となりました。但、特急は運休のままです。

「休日は昼間多少の間引き運転」をするようですが、「休日の特急は運行」されるそうです。

ずいぶん進歩です。

 

秩父は観光地です。これから春の行楽シーズンです。

長瀞の桜並木、芝桜、荒川ライン下りなどいろいろな観光の目玉があります。

震災以来、観光客の予約はキャンセルされ、私たちのお客様であるホテルや旅館は大変な

思いをしてきました。一部は完全に閉鎖していたと聞いています。

 

東北地方や北関東で被災された方たちはまだまだ大変な思いをされていることは分かって

います。それでも、他の地域の経済活動まで落ち込んでは日本中で大変なことになります。

 

節電・節約をしながらも「通常の生活」に戻ることが経済を支えることになります。

経済が活発にならないと、被災地の復興を支えることもできなくなります。

筆者は個人としては小さな経済活動ではありますが、外食をしてレストランや飲み屋さんを

活性化していかなければならないと思っています。

 

筆者個人は今週の初めに東京に仕事で行った帰りに、東京で大学生活を送る末っ子を

呼び出して池袋でいっぱいやりました。

経済を活性化させるために役立っているというは言いませんが、「景気は気から」とも言います。

落ち込んでばかりはいられません。

皆様も、外食や仕事帰りのいっぱいを復活させましょう。(生意気なことを言いました)