日曜日(7日目)の計画停電は全面的に回避されました。
そして、今日(21日祝日、8日目)も午前中は回避で決定しています。
午後については需要動向を見て、昼ごろ判断するとのことでした。
秩父市は第一グループなので当初午前中に予定されていた計画停電は回避が決定です。
筆者は土曜日に地震以来休業していたレストラン(吉祥寺第一ホテル)が再開したということと
西武鉄道が動いているとのことでお客様のところを訪問して来ました。
今週からは通常通りの営業をするということなのでオーダーも復活するというありがたいコメントを
頂きました。
西武鉄道はかなりの間引き運転でしたが、動いていたので助かりました。
節電ということで車両内の蛍光灯は消されていました。
昼間は全く気にならなかったですね。もちろん夜は蛍光灯を点けていました。
ところが、JRに乗り替えたら「こうこうと」蛍光灯が点いていました。この違いは何?と考えました。
西武鉄道は間引き運転なので秩父への帰りに飯能駅で乗り換えるのですが、40分も待たされ
ました。それでも秩父まで帰れたので良かったとせざるを得ませんが。
筆者は個人的にこの計画停電に疑問を持ち始めています。
電力供給が急激に減っている非常事態なので「協力」することは全く問題ないのですが、
計画停電の地域がドンドン入れ替えられているのです。
その結果、東京23区のうち荒川以外は対象から外れています。
当初から千代田、港、中央は外されているというのに「疑問」を持っていたのですが、
その対象外がドンドン広がっているのです。
経済活動や公的活動(役所等)は止めておくわけにはいかないという論理なのでしょうが
本当に経済活動の支援になっているのでしょうか?
筆者の経験では東京にある本社機能はかなりの部分が在宅勤務だって行える業務だと
思っています。一日3時間くらいの停電なら全く問題ないと考えています。
それよりも生産工場(多分23区以外に多く存在)は電気がないために停電中は完全に止まり
ますし、復帰していも機械が正常に動くかどうかの確認に時間が掛かると思っています。
毎日停電時間が変わる「計画停電」では対応が非常に難しいのです。
「一週間単位」で停電時間を決めるとか、需要が増えると言われる夕方に停電を集中して
電車だけを動かすなどを考えないと「経済活動の足」をひっぱり続けると思います。
多分、東京電力には政府や経済界からいろいろな要求が来て「力の強い」「声の大きい」ところ
に影響されているのでしょうが、もっと全体のことを考えないと後で日本中が後悔することに
ならないかと心配です。