未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 植物工場の現状 供給力

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このブログの最近の話題は「植物工場」や「農業」から若干離れた「秩父良いとこーーー」が

多くなっていると感じていました。

正直に言うと、3年近くのブログで植物工場の基本的な話題はかなり言いつくしたという

気持ちがありました。

そこで、あえて「自分の意見」、見方によっては「偏見」が入っても「もう一度植物工場を語ろう」

と考えました。農業雑感のひとつと考えてください。

 

これから何回かに分けて、植物の「供給力」「価格」「流通」「品質」「品目」「JAとの関係」

「建設」「採算性」についてコメントしたいと思います。

 

第1回は「供給力」についてです。

植物工場は「レタスを中心」とした「葉物野菜(葉菜類)」を生産しています。

レタスで言えば「日本中の消費量は凡そ55万トン」と言われています。

もちろんのことですが、その大半は「露地栽培」です。

 

いわゆる植物工場はそのうちでどのくらいあるのでしょうか?

正確な統計は出ていませんが、せいぜい「2000トン」くらいだと考えられています。

そのシェアは「0.3~0.4%」程度なのです。

筆者は個人的に、このシェアが将来的には「10%」程度までいくのではないかと予想しています。

現状の30倍くらいの市場が植物工場の将来にあると言えます。

 

この「10%」というのに確たる確証はありません。

品質的には露地物と大きく違うが、価格的にもかなり高い植物工場の野菜は「安心安全に強い

興味を持つ人」「価格よりも品質を重視する人」などが「高い価格」を負担しても買ってくれるのだ

と考えています。この人達が全体の10%程度かなと。

 

上記の10%は市販用を中心に考えての数字です。

業務用では、また違う考え方ができると思います。

その点は次回の「価格」でコメントします。

 

 

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このページは、野菜工房が2011年10月 7日 08:55に書いたブログ記事です。

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