未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 食品安全委員会

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以前、ご紹介した「食品安全委員会」が被ばく線量の考え方を示しました。

その記事をご覧ください。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110726-00000032-mai-soci

 

この記事では「生涯100ミリシーベルトは、人生を80年とすると年間1.25ミリシーベルト」と

説明しています。

更に、「日本人は宇宙や大地、食べ物から年約1.5ミリシーベルトの自然放射線量を浴びており

同程度の被ばくなら、健康への影響は生じないだろう」とも説明しています。

 

この見解は「現在自然界で浴びている被ばく量」と同じくらいの「被ばく量が増える分」を80年間

外部被ばくと内部被ばくの合計で「新たに」浴び続けても問題ないということでしょうね。

 

年間1.25ミリシーベルトは素人計算ですが、「0.143マイクロシーベルト/分」ではないでしょうか?

この数字は決して低くないですよね。

埼玉県の測定値は「0.06」くらいが上限だったと記憶しています。

筆者の計算が正しいとすると地域によっては現在の数字だけで超えてしまうのではないでしょうか?

 

食品安全委員会は技術集団ですから、かなり詳細な検討をしたうえで発表していると思います。

今の日本政府ないしはその機関(安全・保安院や原子力安全委員会、そして経産省・厚労省)

の「隠ぺい体質」よりも、ずっと真面目ですね。

但、今回は「食品の基準」は示せなくて、全体の被ばく量(外部・内部合計)を示しただけです。

内部被ばくの中に食品の線量が入るのでしょうか。

 

ある情報では、中年以降の人は子供時代にかなりの量の被ばくをしているそうです。

世界各国の核実験でまき散らされた放射能物質により日本でもかなり高い放射線があったと

いうことです。

筆者の記憶でも「中国の核実験」で日本にも「死の灰」が降ってくるから「外で遊ぶな」と

言われたこともあったし、雨に濡れると大量に被ばくするからと小学校から早く帰ったりしました。

たぶん、筆者は子供のころに今の自然被ばく量よりも大量に被ばくしているのでしょうね。

 

こんな状況で、まだ原子力発電を「推進」しようという人の考え方がわかりません。

かなりの「利権」を得ていて、それを守ろうとしているとしか考えられません。

電力の安定というのを理由に挙げている方も「何年(何十年)か掛けて代替エネルギーを開発

しよう」て言って欲しいものです。

 

かなり、独断と偏見で不快に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、もうそろそろ日本国民も

それぞれが意見を言うべき時期になっているのでないでしょうか。

今のままなら「産業の空洞化」だけではなく、日本の国が国民に見放されて「国民の空洞化」も

起こってしまうのではないでしょうか。

 

 

 

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