未来の野菜を作る 無農薬野菜 AAAレタス 市場の拡大その2

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前回の「市場の拡大」で、加工用のコスト優先市場を紹介しました。

今回はその全く逆の市場です。

 

野菜の機能性を追求した市場です。

機能性とは「ビタミン」や「栄養分」などが通常より高かったりして、人間の健康に良い影響を与える

ものを言います。

「血液をサラサラに」するとか、「血圧を下げる」とかいう効果を「薬」ではなく、食品(私たちの場合

には野菜)で効果を得ようというものです。

 

医学界が野菜や果物の機能性に注目して、「機能性の高い野菜・果物」を意図的に食して

病気の予防に役立てようという動きがあります。

この計画の中では「機能性の高い野菜」をなるべく品質のブレのない生産をしなければ

なりません。言葉としては「精密農業」が必要だと言っています。

この「精密農業」とは「完全閉鎖型植物工場」なのです。

 

医学界でも医療費の増大は大きな問題だと考えられています。

益々、高齢化が進む日本では今のままだと医療費が際限なく増えていく可能性があります。

そこで重要となってくるのは「病気になってから薬で治す」というよりも、病気になる前に

病気にならないように医者が指導する。「予防医学」という考え方です。

この予防医学に「高機能性野菜」が必要なのです。

 

これが実現すると「完全閉鎖型植物工場」が生産する野菜の必要性(市場)が生まれるのです。

この市場は現在ある野菜の市場とは別の市場として生まれてくるものです。

期待に胸がワクワクしますね。

 

 

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